「不幸な私」でいたかった。

こんにちは～(^^♪

22年の過食嘔吐から回復。

回復のためには安心するのが

いちばんのお薬

あなたのこころに　あんしんをつくる

あんしんづくりカウンセラーの

なかひらちさと　です。

今日もお読みくださり、ありがとう

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■不幸な私

私は

過食嘔吐渦中の頃

不幸な私

に、酔っていました。

いま、思い出すと

とんでもなく恥ずかしいけど

でもそんな自分を

大切に、愛することができたので

ちゃんとお伝えしようと思います。

■あの人が悪い！

私の周りには

いつも「悪い人」が居ました。

会社では

上司がわかってくれないから、あいつが悪い。

部下も理解してくれないし、

話を聞いてくれないし、あいつが悪い。

おうちでも

旦那さんが悪い！

長男が悪い！

次男が悪い！

（旦那さん、長男、次男、今までごめんね）

私はまじめにちゃんとやってるもん！

相手がいけないんだ！

相手が悪いんだ！

と、思っていました。

周りに「悪い人」を

作っていたのです。

さて、こんなに「悪い人」に囲まれると

どういう事が起きるでしょうか？

・・・・・。

答えは

私、間違っていないもん！

私、ちゃんと頑張ってるもん！

認めないあいつが悪い！

私が、良い人だもん！

私が正しいもん！と、

「良い私」「正しい私」

が、出来上がります。

（自分のことながらイタイ・・・）

■悪者がいるから、「良い人」になれた。

こうして私は

周りに悪者を作り

自分は正しい、

自分は悪くない

自分は間違っていない

と、「良い人」でいようとしていました。

良い人でいるためには

周りに「悪い人」がいないと

自分が「良い」ということを

感じられないのですよね。

（難しいかな？）

そう、良い人でいたかったのは

周りが悪いと

思いたかったから。

周りが悪いと思いたかったのは

不幸な私でいたかったから。

悪いことを

全部周りのせいにして

自分は良い人を取り繕って

まさに不幸の舞台を作り上げ

不幸の主人公でいたのでした。

だって

不幸でいたら

楽（らく）だった。

（楽しくないけど）

私は悪くないと思えるし

私が正しいと思えたし

周りに対して、愚痴ばかり言えてたし。

なんで私の父はアルコール依存なの？と

父に文句が言えたし。

なんで私の母は買い物依存なの？と

文句が言えた。

会社の上司も、部下にたいしても

なんて失礼な人なんだろう？と

こころで思って

周りに愚痴ばかり言っては

自分の不幸自慢みたいになっていた。

楽しくなかったけど

ラクだった。

■人に伝えなくていい。という世界

楽だったというのは

どういうことかというと

「人に伝えなくてすむ」

ということ。

人に伝えるのは

ほんとうにパワーを使う。

伝える前にいろんなこと、想像しちゃうし

不安がムクムク湧いてくるし

心を込めてお願いしても

わかってもらえなかったらムカつくし

こんな弱い自分をさらけ出すのも怖かったし

だから頼むときも

わざとわかってもらえなそうに

キレ気味で伝えたりして

そして

「ほら、伝えたけど、どうせわかってくれないんでしょ？」

っていうのを

ずっとずっとやってきました。

あと、

人に伝えてしまったら

伝わってしまったら

不幸な私が

終わってしまう可能性がある。

不幸な私でいるには

自分の中に

不満をため続ける必要があって

それを他人に言ってしまったら

言い返されるかもしれないし

私の間違いを

逆に指摘されるかもしれないし

それを想像すると、

「私が積み上げてきた、私の正しさ」が消えてしまうようで

ちっとも言えなかった。

自分の中で不満をため込み

周りに対して批判ばっかりして

不幸の主人公でいることの方が

楽しくないけど

楽（らく）だったの。

結婚しても

元夫は、夜な夜な飲み歩いて

借金も大量につくって

休みの日はパチンコ屋に行ってて。

面と向かっては

何も言えず

こころの中で文句ばっかり言ってた。

離婚しても

なんで素敵な人に巡り合えないのだろう…。

周りはあんなに幸せそうなのに

どうして私は、シングルマザーしてるの？

うつ病になっちゃうし

パニック障害もなっちゃうし

過食嘔吐は治らないし

お金もかかるし

誰も助けてくれないし

頼る人もいないし

どうしたらいいの？

どうやって生きて行ったらいいの？

とね、

不幸な自分に酔いしれて

不幸舞台を作り上げて

不幸な主人公して、

まさに

悲劇のヒロインを演じちゃってました。

（当時は無意識でしたが）

いま、思い出すと

とっても恥ずかしいけど

書こう思ったのは

不幸舞台の主人公をしていても

しあわせじゃなかったから。

「やめたい」

「もういやだ」

と思ったから。

そう、過食嘔吐と同じ。

「もうやめたい」

「もういやだ」

そう思ったから、です。

だから今は

ちゃんと相手に

自分の気持ちを伝えていこうと

思ったのです。

そしたら世界は

ガラリと変わりました。

旦那さんはもっと優しくなったし

子供たちも話聞いてくれるし

家事を手伝ってくれることもあるし

楽しそうに話しかけてくれるし

世界がガラリと

変わりました。

不幸な私の

不幸舞台は

こうして終わっていきました。

おかげさまで

今は

別の世界にいるようなしあわせが

毎日、たくさん

やってきてます♡

ブルーとグリーンに

ひかりました〜

過食嘔吐克服のおはなし

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