原因究明と責任追及その2
中国の世界遺産の都江堰(とこうえん)です。洪水のような水流を堰により自然流下で10数支川に配分している土木構造物です。構造物の壮大さはもちろんですが流れの音に圧倒されます。責任追及の続きですが、わが国の失敗を許さない風土はどうしても閉鎖的になり悪さ加減を隠すシステムになってしまいます。では「人は失敗をするもの」と考えれば個人の責任を追及する考えは出てきません。極端に言えば同じことを失敗しても責任追及ではなく何故同じことが起こるのかの原因追及が先になると思います。
例えば若い社員が失敗すれば個人を責めるのではなく何故そのようになったか原因を突き止めて改善策へ結びつけ最終的には利益を出すことが重要になります。要は個人を責めないことです。クレームを利益の源泉とすれば開放的な組織作りが重要になります。是正処置や予防処置が多く出てくるシステムを作って利益にもつながり且つISOの観点でも運用がされているということで審査の点でもスムーズに流れることになると思います。
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原因究明と責任追及
中国の高速道路の橋台です。元祖!石積みの重力式擁壁です。ISOでは是正処置や予防処置は重きをおいた項目になっています。しかしなかなかこれらの素材が出て来ない現状があります。
難解な規格の理解不足も一因していますが、利益の源泉になる是正処置や予防処置が皆無ということは認証だけが目的で経営の改善は蚊帳の外であり、わが社は形骸化をこれからも邁進しますという宣言をしているようなものです。
クレームは宝の山といいます。クレームを販売している組織もあると聞いています。ではどうして利益の源泉である悪さ加減がでてこないのでしょうか。
これを考えるときに、わが国の特有の風土が多分に作用しています。ある意味では江戸時代から綿々と受け継がれた風土といえます。即ち失敗は許さない風土です。
例えば若い社員が失敗すれば即座にその社員を叱るのがわが国の風土です。即ちいきなり責任追及が始まる訳です。そのような若い社員を作った上司の責任は棚上げにして若い社員を攻め立てるいわば拷問が始まります。体育会系ののりがあります。
このような状況で悪さ加減が出て来るはずがありません。皆はひたすらに沈黙を通すことになります。この状況でどうして是正処置の素材が出るのでしょうか?そう思いませんか?つづく・・・・
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規定
ISOのなかで特筆すべきことは規定類の多さです。規格のどこにも規定を作れとは言ってないのに重厚の証明みたいなものです。確かに大企業では規定類を設けて規定に振ることが必要になる場合もあると思われますが、中小企業の場合は声をかければ全社員に届くような社内で本当に必要でしょうか。
規定でまずお目にかかるのは方針管理規定です。これは品質方針を具体化するものですが、社長の想いを絵や図や文章などで書いてだれでもわかるようにすれば、それで済むものです。
スリム化をしたいならば規定はすべて処分したほうがよいと思います。読まないものは百害あって一利ないです。
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ISOと技術士
私は、Blog Rankingの自然科学に登録しているのですが、何故ISOで自然科学かといいますと建設業そのものが自然の形を変更する業務であることと、私が保有する技術士(建設部門)という資格が文部科学省の資格であるということでココに登録しました。
技術士は技術士法第一条の目的で「科学技術の向上と国民経済の発展に資すること」また技術士法第二条の定義で「技術士とは科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」をいいます。
すなわち 「国民経済の発展」のためのコスト意識や、「応用能力」という社会での経験が大きな位置を占める資格になります。これらは総合力を問われるもので技術士においても総合技術監理部門というトータルな部門も新設されています。単一の技術力や技術オンリーでは対応できなくなり経済、会計の知識やマーケティング、情報、法規等の総合力が求められます。これは建設業のような業態では特に顕著に求められているところです。
では総合力とは何でしょうか。これを考えると全てはISOに帰結してくるのです。ISOが経営ツールであることは前にも言いました。企業の指標は利益が全てであることも言いました。技術は国民経済の発展がアウトプットして具現化されて初めて効果が確認できるものであるとも言いました。黒字の出ない技術は技術ではないとも言いました。全ては企業存続のための資格でありISOツールなのです。
このような状況を考えると、審査に通りやすくするためにはどうしたら良いかとか、もっとスリム化するにはどうしたら良いかなどは極めて枝葉にすぎないことがご理解していただけるかと思います。審査に通りにくくても重厚であっても利益が出れば何も問題はないのです。もう一度原点にもどり「利益」をインプットに入れて「黒字」というアウトプットを出す活動を行うことが最重要と思います。また技術士はそれを具現化する資格です。
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技術士は技術士法第一条の目的で「科学技術の向上と国民経済の発展に資すること」また技術士法第二条の定義で「技術士とは科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」をいいます。
すなわち 「国民経済の発展」のためのコスト意識や、「応用能力」という社会での経験が大きな位置を占める資格になります。これらは総合力を問われるもので技術士においても総合技術監理部門というトータルな部門も新設されています。単一の技術力や技術オンリーでは対応できなくなり経済、会計の知識やマーケティング、情報、法規等の総合力が求められます。これは建設業のような業態では特に顕著に求められているところです。
では総合力とは何でしょうか。これを考えると全てはISOに帰結してくるのです。ISOが経営ツールであることは前にも言いました。企業の指標は利益が全てであることも言いました。技術は国民経済の発展がアウトプットして具現化されて初めて効果が確認できるものであるとも言いました。黒字の出ない技術は技術ではないとも言いました。全ては企業存続のための資格でありISOツールなのです。
このような状況を考えると、審査に通りやすくするためにはどうしたら良いかとか、もっとスリム化するにはどうしたら良いかなどは極めて枝葉にすぎないことがご理解していただけるかと思います。審査に通りにくくても重厚であっても利益が出れば何も問題はないのです。もう一度原点にもどり「利益」をインプットに入れて「黒字」というアウトプットを出す活動を行うことが最重要と思います。また技術士はそれを具現化する資格です。
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ゼネコン汚職とISO
建設業においても平成10年前後から大手を中心にISO9001の導入が加速度的に進みました。また入札制度もゼネコン汚職の流れの中でQ(品質)を担保するために一般競争入札が導入されるようになりました。これは簡単にいえばだれでも参加できるものですが、行政もQ(品質)を担保するために同種工事の実績等を確認して一般競争入札を行うようになりました。
行政にとってもQ(品質)の確認は至難の技です。単品生産である建設業の製品に失敗は許されません。初めて参加する企業は試作品を作ることもできませんので永遠に入札から閉ざされるという不合理が生じます。
そこでISOなのです。行政にとっても苦慮していたところに、製造業のグローバル化の波の中ISOがもてはやされ飛びついたのではないかと私は感じています。汚職や談合によりQ(品質)を担保する時にたまたま出てきた担保材料に飛びついて国民の合意を得ようとされたのではないでしょうか。
ISO9001ではQCDすべてを包含してQ:品質であると思います。入札制度のミクロ的なQ(品質)の視点ではありません。もっとおおきなマクロ的なものにISOはなってますが、当時QCDの一つのQ(品質)にすぎない情報が蔓延していました。まさに形骸化のスタートで現在まで尾を引いていると感じています。
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行政にとってもQ(品質)の確認は至難の技です。単品生産である建設業の製品に失敗は許されません。初めて参加する企業は試作品を作ることもできませんので永遠に入札から閉ざされるという不合理が生じます。
そこでISOなのです。行政にとっても苦慮していたところに、製造業のグローバル化の波の中ISOがもてはやされ飛びついたのではないかと私は感じています。汚職や談合によりQ(品質)を担保する時にたまたま出てきた担保材料に飛びついて国民の合意を得ようとされたのではないでしょうか。
ISO9001ではQCDすべてを包含してQ:品質であると思います。入札制度のミクロ的なQ(品質)の視点ではありません。もっとおおきなマクロ的なものにISOはなってますが、当時QCDの一つのQ(品質)にすぎない情報が蔓延していました。まさに形骸化のスタートで現在まで尾を引いていると感じています。
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