建設業ISOお助けブログ
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違法な足場の歩行

瑞穂の国記念小学校の跡地です。建物は板張り仕様で立派なものです。前は、豊中市の公園になっています。もったいない。近くに仕事があり寄りました。

先日、ある公共施設のリニューアル改修工事で現場に行きました。今回は、RC造屋上防水工事です。

塗装時と同様に品質確保は難しい工事です。現場まで建物をジャングルジムのように上っていきます。ザット6階位は上ります。

すべて、足場により昇降になります。総勢15名位で上り下りです。問題は、ほぼ違法状態の足場だったことです。さすがに2階くらいまで上りましたが、危険極まりないので現場巡回は中止し引き揚げました。

私は労働安全コンサルタントという立場もあり看過できません。70歳前後が3名もおられ引き揚げてよかったと思います。

具体的には①昇降設備に手摺が無い。②2階屋上の外周に手摺が無い。③強風でメッシュシートが折りたたまれ、幅木も無い。等です。

信じられない景色でした。私はまだあの世に行きたくありません。

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塗装工事の確認

東横堀川水門です。大阪市内の河川の水位をコントロールしています。大阪湾の干満差に対応して寝屋川からの水の進入を防ぐなどの役目があるそうです。近くにあるのですが最近知りました。

先日、塗装工事の仕事がありました。リニューアルは公共工事でも多いです。コスト面で厳しいですから多いようです。

そこでのQ&Aのやり取りです。

私「きちんと塗装した証拠を示して下さい。」

先方「空缶検収でやっています。」

私「空缶検収?」

先方「はい、塗装厚を面積で掛けて必要な塗料のボリュームを計算し空き缶の数で確認しています。」

私「現場があるのに現場でのチェックはしないのですか?」

先方「建築は空缶です。」

塗装工事はISOでは特殊工程の代表的なものです。特殊工程は竣工後に監視や測定するのが不可能な工種になります。通常は作業手順がきちんと行われているかをチェックシートなどで行います。

私も勉強不足でISOだけの知識では説明できませんでした。

後日、調べますと国土交通省大臣官房営繕部の公共建築工事標準仕様書に詳しく書いていました。

仕様書

1.2.4 工事の記録

次の(1)から(4)までのいずれかに該当する場合は,施工の記録,工事写真,見本等を整備する。

(4)施工によって隠ぺいされるなど,後日の目視による検査が不可能又は容易でない部分の施工を行う場合

 

即ちISO9001の特殊工程の部分を書いてました。空缶検収や膜厚測定は大変重要ですが工事のプロセスをきちんと行った記録があっての空間検収や膜厚測定になります。

やはり空缶だけではだめなようです。

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安全衛生教育と山本五十六と渋沢栄一と論語と

男山からの姫路城です。このスポットは有名らしいです。水尾神社右側の階段がきついですが達成感はあります。見事ですがクレーンが邪魔ですね。ちなみに水尾神社の左側から千姫天満宮経由で頂上まで行けます。こっちのほうが気分的には楽です。

職長・安全衛生責任者の資格講座の講師をしています。この講座の講師の資格はRSTトレーナーやCFTトレーナーが必須です。教育の中で「知識教育・技能教育・態度教育」があります。

山本五十六さんの言葉に「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」という有名な言葉も同様な意味を含んでいます。

令和3年2月の大河ドラマは渋沢栄一さんらしいです。彼の著書「論語と算盤」の言葉に「徳を修め、智を啓(ひら)き、世に有益なる貢献をする」があります。

この渋沢栄一さんの言葉は、論語の「徳の修めざる、学の講ぜざる、義を聞きて徒(うつ)る能わざず。」になります。義を聞きて・・・は、行うべきことをしていない。です。たぶん。

要は、「修練し内面を高める。そのためには勉強する。そして社会に貢献する。」と私は理解しています。

来年も内面を高めて行きたいと思います。難しいですけどね。(笑)

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伝統と合理性

兵庫県姫路市の姫路城です。姫路駅正面の道路上から撮りました。見事です。

最近、役所の工事監査報告書で役所から最終成果品を役所の所定の文書方法で修正する場面がありました。例えば、見出し番号の表記方法などです。また、文章の中身も細かい書き方を言われました。大半の作業は役所が最終において修正してくれます。

ここで感じましたのは、身を切られる思いがしたことです。思いを込めた報告書を見出しまで変更するのは耐えられません。

何故?こういうことをするのでしょうか。統一した考えで文章を作成し将来いつでも効率よく閲覧したいからでしょうか?いわれる根拠も不明確です。

私は、技術士として「理科系の作文技術」などを参考に書いています。技術試験は論文試験です。書かれた論文はもちろん効率性も考慮していますが、論文としての記述方法は伝統もあります。

「国家の品格」の藤原正彦さんは勤めていたお茶の水女子大で共学の有無を議論していた時に、悩める面々を前に「伝統は合理性を超越する」と言われ一件落着となった話を読みました。この考えがあるから郷土の祭りも続くのですね。


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品質を確認する

愛知県豊川市の豊川稲荷近くの民家の垣根です。風情がありいいですね。

土木工事の品質確認の話です。例えば、コンクリートは打設時に3本のテストピースを採取して後日破壊し強度の確認をします。

これで、強度が満たされれば本体工事もOKとなります。しかし、これっておかしいと思いませんか?。

テストピース採取時の状態で現場も打設することが大前提になります。OKなら、何故供用後の短い時期にコンクリートの様々な予期せぬ劣化が顕在化してくるのでしょうか。

幸い土木工事は、土木工事共通仕様書というのがあり細かく施工の細目を謳っています。例えば「鉄筋は正しく組むこと。」「コンクリートは十分に締め固めること。」などです。

私は、このあたりを質問します。「鉄筋は正しく組んだ証拠を示して下さい。」「コンクリートを十分に締め固めた証拠を示して下さい。」などです。

結構煙たがられます。いかがでしょうか。


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