インフラ整備は夢が待っている | 元文京区議会議員 橋本直和 オフィシャルブログ

インフラ整備は夢が待っている

近年になって、やっと小石川植物園の御殿坂が整備され道が広くなりました。
子供さんを乗せた自転車や高齢者の方が安全に通行できるようになったことは、35歳のとき文京区議会議員に初当選して以来、万年塀の整備を言い続けきた成果だと我ながら思います。

そして、今度は正門から網干し坂にかけて1.5メートル植物園側が下がって歩道が広くなる工事が今年度中に始まります。史跡名勝の許可も得たこの万年塀の整備は完成まで3年間ほど掛かります。
その間に網干し坂に面した住友マンションが建つ際にマンション側が道路から下がりますので、下から上がってくる車が来ても歩行者も安全に通行できるようにます。
まだ第一段階が終わったに過ぎませんが、本当に長い時間が掛けてやっと完成に近づいてまいりました。

まちづくりとは本当に時間と根気が必要なものだと、私はこの小石川植物園の件で痛感させられましたが、6年後に開催される東京オリンピックに大きな力が必要だと理解している方がどれほどいるのか、私は気になるところです。
前回の1964年東京オリンピックの6年前、私は港区六本木に住んでおりまして、学校には首都高速道路の模型が飾られていました。
雨が降れば長靴を履かなければ歩けないほど道路整備がままならない当時、首都高速道路など出来るはず無い夢物語だと子供心に思っていました。
それが結果としては首都高速どころか東京タワーから発信されたテレビ中継によってリアルタイムでスポーツを沢山見ることが出来ました。
オリンピックによって作られたものは武道館など多くの施設が現在でも活躍しています。
オリンピックは税金の無駄だ、と言っている人たちには申し訳ございませんが、未来に残る財産を今の子供たちに託すためにも大きな力を東京オリンピックに注ぐべきだと私は思います。

小石川植物園の万年塀の整備や、東京オリンピックに向けたインフラの整備、再開発には大きな夢が後ろにたくさんあることを私はこれからも訴え続けます。