いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
僕は、FACEBOOKもしていますので、よく「お孫さんが生まれた」などの写真を拝見する事があります。
生まれたばかりのお子さんを見ていると、「可愛いなぁ」と「ウチの子にもこんな頃があったなぁ」と、懐かしく思います。
我が家では、長男・次男ともに、粉ミルクは使わずに母乳だけでした。
栄養面や、母親との肌の触れ合いなどの観点からも、母乳は見直されているそうですが、また一つ母乳育児でのメリットが発表されましたので、ご紹介致します。
オーストラリア、アデレード大学のKaren Peres氏らの研究「乳児を母乳で育てると、後に噛み合わせ異常が起きる可能性が低減する」という研究論文が、「Pediatrics」オンライン版に6月15日掲載されました。
Peres氏らは小児1,300人超を5年間追跡し、生後3カ月時、1歳時、2歳時の母乳育児の状況を調べ、また、生後3カ月、1歳時、2歳時、4歳時でのおしゃぶりの使用頻度も尋ねました。
小児の約40%は4年間、日常的におしゃぶりを使用し、5歳時点で、小児らに開咬、交叉咬合、過蓋咬合、中等度~重度の噛み合わせ異常など、歯や顎の位置異常がみられるかを調べました。
過蓋咬合のリスクは、生後3~6カ月に母乳のみで育てられた小児では、そうでない小児に比べて3分の1低く、6カ月以上の母乳歴がある場合は44%低くなっていました。
同様に、中等度~重度の噛み合わせ異常のリスクも、それぞれ41%、72%低く、開咬、過蓋咬合、中等度~重度の噛み合わせ異常は一般に、ほとんどまたは完全に母乳で育った小児で少なかったそうです。
ただし、ほとんど母乳育児の児でも、おしゃぶりを使うと噛み合わせ異常の可能性がやや高かったそうです。
Peres氏は、今回の研究は母乳育児と歯の健康の因果関係を証明したものではないが、「母乳育児は、口腔の筋発達や鼻呼吸を助ける。また、不正咬合の危険因子と考えられているおしゃぶりの使用率も低くなる」とは話しているそうです。
(ヘルスデーニュース様より引用させていただきました。)
まだ、母乳育児と歯の健康の因果関係は、はっきり証明されていないとの事ですが、僕も小さい事は母乳だったそうで、虫歯はあっても、歯列矯正とは無縁の生活を送っています。
母乳育児ノメリットは、色々あるみたいで、これからますます母乳育児が見直されそうですね。
【ハービックス】店長の岩屋でした。