おはようございます
昨日の「初夏のためのからだの準備、まだ早い?」の続きみたいなもんです。背すじを伸ばしたら、気になってくるのがバストかな…と思って。大きさはともかく、姿勢のいい胸がシュッてしてるのってカッコいいじゃないですか?
縮こまった猫背のままでは、「足が教えてくれること No.19 呼吸が浅い」に書いたように、胸郭がヨロイのように固まって、呼吸も浅くなってしまいます。そうなると、疲れが取れにくいだけでなく、胸部の血液循環も悪くなって、バストが垂れ下がるぅぅ。きゃ~~。
そこで、少しずつ暖かくなっていく今の時季、薄着になる前に、ツボ刺激で、胸郭をほぐし、胸部のリンパと血液の流れをよくして、バストアップしちゃいましょ。手当てには、ズバリ、胸部のツボを使います。
←図はクリックすると大きくなります。
まずは赤□でツボ名を囲っただん中(だんちゅう)、屋翳(おくえい)、天渓(てんけい)と乳根(にゅうこん)から。
だん中(だんちゅう)
だん中は、正中線と左右の乳頭を結ぶ線の交点。ここに、「呼吸が浅い人の養生法」のように棒灸するのもいいですが、今回はもう少しお手軽に…ってことで、ツボさすりをおススメします。
① 右手の中指と人差し指をくっつけて、その指腹をだん中に当てます。
② 左手の中指と人差し指もくっつけて、その指腹を右手の中指・人差し指に重ねます。
③ 指先を重ねたまま、だん中を中心に、小さく上下に20~30回さすりましょう。
なぜ両手を重ねるのか?そのほうが、うまく気が流れるからとか、押圧ぐあいがちょうどよくなるからとか、諸説ありますが、左右のバランスがいいからっていうのが真相ではないかと思います。片手だと上体も傾きやすいですからね。
屋翳(おくえい)
屋翳は、「母乳の出をよくするツボ」にも出てきましたね。乳頭を通る線上で、第2肋間の高さ。バストを山に例えるなら、3~5合目付近というところ。ここを、中指や人差し指の指腹で、軽くゆっくりと10回ほど押圧しましょう。
天渓(てんけい)と乳根(にゅうこん)
天渓は、バージスライン(乳房の輪郭線)の外際で、第4肋間(乳頭の高さ)にあり、乳根は、乳頭の真下で、第5肋間にあります。天渓に親指、乳根に人差し指をあてて、手のひらで乳房を持ち上げるような感じで、左右同時に指圧します。
その他
上記4つのツボにさらに加えるとしたら、青□の鷹窓(ようそう)と淵腋(えんえき)がいいかな。鷹窓は、屋翳のすぐ下で、第3肋間にあり、これも母乳の出をよくしてくれます。淵腋は、腋の下にあって、第4肋間の高さです。押すとちょっと痛いですが、ハリのあるバストに。
ついでに、ピンク□の欠盆(けつぼん)と気戸(きこ)を中心に、鎖骨をはさんで左右にさすり、リンパの流れをよくしておきましょう。また、緑□の雲門(うんもん)や中府(ちゅうふ)のあたりを、指腹を使って少し強めにさすったり、軽く押圧したりして、大胸筋のコリもほぐしましょうね。
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一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。
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