二十四節気 | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます 

今日は節分ですね。我が家は、恵方巻きの丸かぶりはしませんが、豆まきはします。自分の数え年の数だけ豆を食べると、その1年は健康でいられると言いますけど、私くらいの歳になると、おなかがふくれて逆効果になりそうなので、ほんの10粒程度にしてます(笑)。

節分って、今は立春の前日だけみたいになってますけど、本来は四季の区切りの前日ですから、立夏・立秋・立冬の前日も節分なんです。ただ、春夏秋冬、1年の始まりが立春なので、立春の前日の節分が、大晦日みたいな感覚で、もっとも重視されるようになったらしい。

旧暦の元日は、立春をはさんで2週間前後ずれるのに、立春ってほぼ2月4日。なぜかというと、旧暦の月日は太陰暦で、月の満ち欠けで決まるのに対し、立春は、季節の変化をとらえた二十四節気のひとつだからです。

季節の変化は、太陽の運行によるもの。ということは、二十四節気は太陽暦ってことになりますね。だから、「今年も和の手帳」に書いたように、旧暦は「太陰太陽暦」で、季節と月日のズレを閏月で修正するワケだ。なるほど。

さて、季節を表す二十四節気は、1年を24等分して、約15日ごとに節気を分けたもの。だから、立春って聞くと、つい2月4日の1日だけと思いがちなんだけど、実際は次の節気である雨水の前日までが立春なんですね。

今年の二十四節気は、↓以下のようになっています。
2月4日(睦月十三日) 立春(りっしゅん)…寒さは厳しくても、日差しが春めいてくる
2月19日(睦月廿八日) 雨水(うすい)…雪が雨に変わって、雪解けが始まる
3月5日(如月十三日) 啓蟄(けいちつ)…冬ごもりから目覚めた虫が顔を出す
3月20日(如月廿八日) 春分(しゅんぶん)…昼夜の長さがほぼ同じになる
4月4日(弥生十四日) 清明(せいめい)…すべてが清浄明潔となり、春の息吹に満ちる
4月20日(弥生三十日) 穀雨(こくう)…春の雨が穀物を潤す
5月5日(閏弥生十五日) 立夏(りっか)…新緑が鮮やかに、日差しが強くなってくる
5月21日(卯月一日) 小満(しょうまん)…秋にまいた麦に穂がついて、ほっとする
6月5日(卯月十六日) 芒種(ぼうしゅ)…稲などの穀物の種をまく
6月21日(皐月二日) 夏至(げし)…昼がもっとも長い日
7月7日(皐月十八日) 小暑(しょうしょ)…梅雨が明けて、暑さが増してくる
7月22日(水無月四日) 大暑(たいしょ)…暑さが厳しい
8月7日(水無月廿日) 立秋(りっしゅう)…残暑が続くが、秋風がたちはじめる
8月23日(文月六日) 処暑(しょしょ)…暑さもやわらぎ、朝晩涼しくなる
9月7日(文月廿一日) 白露(はくろ)…草花に朝露がつき、空が高くなる
9月22日(葉月七日) 秋分(しゅうぶん)…昼夜の長さがほぼ同じになる
10月8日(葉月廿三日) 寒露(かんろ)…草花に冷たい露が降りて、秋が深まる
10月23日(長月九日) 霜降(そうこう)…朝夕冷え込むようになり、霜が降りる
11月7日(長月廿四日) 立冬(りっとう)…木枯らしが吹き始める
11月22日(神無月九日) 小雪(しょうせつ)…寒さが増して、雪がちらつき始める
12月7日(神無月廿四日) 大雪(だいせつ)…山の雪が激しく、里にも積もり始める
12月21日(霜月九日) 冬至(とうじ)…夜がもっとも長い日
1月5日(霜月廿四日) 小寒(しょうかん)…寒さが厳しく、氷の厚みが増す
1月20日(師走九日) 大寒(だいかん)…寒さがもっとも厳しくなる

太陰太陽暦は中国から伝わったものだから、日本では若干のズレが生じるものの、二十四節気からは季節感が伝わってきます。昔の人は、これに合わせて、田畑を耕したり、種まきしたり、養生に気をつけたりしたんでしょうね。

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。


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