変形性股関節症に貧乏ゆすり? | 春月の『ちょこっと健康術』

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おはようございます 

昨夜の『ためしてガッテン!』は、「40代から特にキケン!とれない足腰ヒザ痛みの真犯人」として、変形性股関節症を取り上げてました。
タイパソコンからは→http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120201.html
携帯からは→http://wi.nhk.jp/gatten/archive120201/index.html

変形性膝関節症については、過去に「膝の内側が痛む」「冷え予防+代謝アップ+O脚予防」「足が教えてくれること No.10 ひざ」「足のアーチ」なんかで取り上げてますが、変形性股関節症には触れたことなかったなぁ…。

番組中でも言ってましたけど、変形性股関節症は、骨盤側の関節窩(かんせつか)が浅めの女性がなりやすい病気です。関節窩は、番組では「おわん」と称していた部分で、大腿骨がはまるところね。

姿勢が悪くて股関節に負担がかかりやすいところに、筋力が低下してくると、股関節の軟骨が減ってきて、変形性股関節症へと進行していきます。なので、男性でもなりますが、40代以降で、圧倒的に女性に多いんです。

変形性股関節症のやっかいなところは、初期症状としては、足やひざ、腰の痛みとして出ることも多く、股関節にたどりつくのに時間がかかりやすい点。番組で紹介された方々もそうでした。
変形性膝関節症もそうですけど、股関節症もQOLに影響しやすいので、つらいですよね。

そんな変形性股関節症の治療に効果を上げているのが、なんと!貧乏ゆすりなんだそうです。神奈川リハビリテーション病院の杉山肇先生によれば、股関節周りの筋肉を緩めた状態で、関節に負荷をかけない程度にゆすると、股関節周囲の血流がよくなって、関節液の代謝もあがり、軟骨形成が進むんだとか。

もうひとつ、関節窩が浅くなくても、背中が丸まってたり、腹筋力がなくておなかポッコリだったりすると、やっぱり股関節に負担がかかりやすく、変形性股関節症のリスクが上がります。こういう人には、予防法として、骨盤起こし運動がおススメだそうです。

なるほどねぇ…。貧乏ゆすりって、脚全体を小刻みにゆらすから、股関節にはいいかも。貧乏ゆすりも股関節起こしも、やり方は番組のHPにありますので、そちらをご覧くださいね。

予防法としては、「おなかを温めて腰痛を予防する骨盤足踏み」とか、「股関節運動で下腹部の冷え予防」でご紹介した方法も、いいんじゃないかなぁ…と思います。

一天一笑、今日も笑顔でいい1日にしましょう。


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