からだが温まるスープ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

おはようございます 

クラムチャウダーとミネストローネどっちが好き? ブログネタ:クラムチャウダーとミネストローネどっちが好き? 参加中

クラムチャウダーとミネストローネの2つから選ぶなら、どっちかっていうとミネストローネかな。ミネストローネのほうが、くどくなくて、カロリー低めでしょ?胃腸の調子もよくて、おなかがすいてるなら、クラムチャウダーっていうチョイスもあるけど…。

クラムチャウダー、日本で定着してるのはボストン(ニュー・イングランド)・クラムチャウダーよね?バター、小麦粉、生クリーム(牛乳のこともあるけど)を使うクリームスープ・タイプ。こってり系のお味。

本場ボストンの有名レストランのクラムチャウダーは、もちろん値段相応に味はよかったけど、1杯の量が多くて、途中で飽きちゃった思い出が…。ボストン空港で、紙カップにクラッカーが添えられたのが、量もほどよくて、一番美味しくいただきました。安上がりなんです、私。

マンハッタン(ニューヨーク)・クラムチャウダーなら、トマト味のコンソメスープ・タイプだから、ボストン・クラムチャウダーよりはあっさりめかしら。たぶん1回くらいは、ニューヨークのどこかで食べてると思うけど、なぜか覚えてな~い。ニューヨークで美味しかったのはベーグルで、やっぱり安上がりだな、私(笑)。

イタリアには行ったことがないので、本場のミネストローネは食べたことないんだけど、イタリアンレストランのミネストローネなら、どこもそれなりに美味しいというか、あんまりはずれはないような気がします。

ミネストローネは、冷蔵庫の残り野菜を片付けたいときとか、野菜をたっぷり食べたいときに、よくつくります。具だくさんにして、オリーブオイルで具材を軽くいためてスープにすれば、トマト味でもコンソメ味でも、ミネストローネだもの。

クラムチャウダーもミネストローネも、からだが温まるスープですね。昨日みたいに寒い日にはいい。でも、The日本人の春月、ファーストチョイスはやっぱりけんちん汁かなぁ…。ショウガを加えたり、七味をふりかけたりしたら、もう、ぬっくぬくになりますもん。

実は、私にとっての母の味ベスト1が、けんちん汁なの。ダイコン、ニンジン、ネギ、サトイモ、コンニャク、豆腐、ほかに冷蔵庫の残り野菜で、ハクサイや青菜のたぐいが入ってもいいけど、絶対にはずせないのがゴボウ。ゴボウ抜きなんて、けんちん汁とは言わせないって思うくらい。

ゴマ油で野菜をいためて、昆布と干しシイタケの出し汁で煮て、味噌で味付けして、最後に、豆腐を手でつぶして入れる。自分でもつくるけど、これだけは母の味が出せないのよねぇ…。なんでかなぁ…。

けんちん汁のルーツは、鎌倉建長寺の建長汁だとかって、昔NHKのドキュメンタリーで言ってたような気がします。建長汁はしょうゆ味ですけどね。Wikipediaによれば、普茶料理の巻繊(けんちゃん)から来てるっていう説もあるらしい。

いずれにしても、精進料理で、根菜をたっぷり使うので、それだけでもからだは温まるし、おなかのおそうじにもなりますね。これに豚肉を入れれば豚汁で、牛肉を入れれば芋煮ってとこかしら?

こんなふうに書いてたら、けんちん汁を食べたくなりました。みなさんの母の味、おふくろの味は何ですか?

一天一笑、今日も笑顔でいい一日にしましょう。


柚子
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