おはようございます
先日、ある助産師さんから聞きました。「今年は何だか帝王切開になっちゃうケースが多いみたい…」という話。勤め先の異なる助産師仲間で、そんな話が出てるんだそうです。
「月と潮と人のからだ」 でお知らせしたように、うちの姪っ子は帝王切開による出産でした。でね、姪っ子の旦那の同僚たちにも、この夏から秋にかけて、お子さんが誕生したそうなんですが、いずれも姪っ子と同じく、自然分娩するはずだったのが、予定日より早く破水して、帝王切開出産になったんですって。
これって偶然?助産師さんたちも具体的なデータを持ってるワケではないので、実際のところどうなのかはわかりませんが、そういう「感じ」って、けっこう当たってるんじゃないかなぁ…。
そもそも、日本の帝王切開率って、どのくらいなんでしょうね。癒着どっとCOM というサイトに、厚労省のデータをもとに作られたグラフが載っていました。それによると、2002年で、全出産の15%くらいが帝王切開。予定切開と緊急切開との区別はないので、姪っ子のようなケースがどれくらいなのかはわかりません。
1980年代の帝王切開率は7~8%だったようなので、20年で倍増したことになりますね。排卵誘発剤による多胎が増えたことが一因としてあるようですが、自然出産に耐えられない母体が増えたのかしら…?それとも、そうは思いたくないけど、ラクして儲けたい産科病院が増えたとか…?
いずれにしても、助産師さんたちの「感じ」では、「15%を上回る数字が出そう」な雰囲気ってことでしょ?それでも、アメリカの30%や韓国の40%に比べたら、全然少ないですけどね。
統計上、ホントに帝王切開率が上がってるとしたら、それはやっぱり、東日本大震災の影響が少なからずあるんじゃないか?そんな気がしてなりません。
マグニチュード9.0という巨大地震と、続く余震。地球がうごめいてるような、見えない何かがそこにあって、母体にも影響が出たんじゃないかしら…?昨日は、そんなことを考えた祝日でした。
一天一笑、今日も笑顔でいい一日にしましょう。
東洋医学講座の目次→
ツボの目次→
リフレクソロジーの目次→
妊娠・産後・授乳・子どものケアの目次→
アロマセラピーの目次→
『養生訓』の目次→
体操とストレッチの目次→
からだのしくみ・食・栄養の目次→
からだの不調と対処法の目次→
養生法・漢方薬・薬草・ハーブの目次→
ブログの目的・利用法・楽しみ方の目次→
東日本大震災 関連記事の目次→