これまでのお話
2022年9月から母は実家を出て、私達夫婦の賃貸マンションのそばのアパートでひとり暮らしを始めた。
樹木の伐採は2023年1月から3月までに終了した。
そして、2023年3月頃、私達家族は全員一致ではっきりと実家をしまうことを決めた。
2023年3月~4月にかけては特に大きな動きはなく、私は週に一度か二度実家に通って片づけをしていた。
主に、荷物で埋まって全く足の踏み場もなかった和室2部屋を片付けていた。
ぎっしり詰まった和室が片付いていくのは嬉しかった。
しかし、その他に3部屋とキッチンがあるし、5個ある洋服ダンス、押入れ、収納にはまだ手を付けていない。
まだまだ先は長いな、という感じだった。
車庫は2023年5月頃解体された。
中の片付けに2日間、車庫を解体に2日間、全ての片付けに2日間くらいかかったので、工事は合計で5~6日間かかったと思う。
車庫は中味の処分も全てお任せだったので、ただ様子を見るだけだった。
片付けの時、大昔の脱穀機が2台も出てきて驚いた
捨てといてよ~
木材もゴロゴロ出てきた。
いつか使うかもしれない瓦が何百枚も出てきて、処分された。
いつ使うつもりだったんだろう
篠がたくさん生えていて手こずったらしい。
なんか訳の分かんない農具もゴロゴロ出てきて、処分してもらった。
かめとか瓶とかも出てきた。
車庫の処分は全てお任せだったので、うっかり梯子を二本処分してしまった。
ちょっと焦ったけど、当時私達はは賃貸マンション、母は賃貸アパート暮らしだったから、要らないことに気がついた。
解体の日は少し遅れて実家に行ったら、もう車庫は解体されていた。
長いこと、あの要らないものでぎっしり詰まった車庫、どうするんだろうと思っていたけど、
解体されるとあっという間だった。
なんで早く解体しなかったのかな、と思う。
母は、ちょっと決められない所があるように思う。
業者を選べなかったようだ。
色々な人に訊いて情報収集したり、未来を予想したりするのが苦手なような気がする。
父がいた頃はそれでもなんとか実家も片付いていたから、それまでは父が指揮を執って片付けていたのかもしれない。
今回の実家じまいで、自分たちの時は子供たちに迷惑かけないように気をつけようと思った。
今から気をつけていればきっと大丈夫だと信じたい。