HARUのブログ -14ページ目

HARUのブログ

ラッパの事、普段の事、色々。

最近の自分の練習。

ベーシックな事は常に。
これも楽しい。

そして、モダンでバッハのエチュード。音をどう喋るかが課題~ミスの有る無しより。

もう一つ苦手なモダンなエチュード(笑)
(著作権に引っかかるかな…)

そして、バロックトランペットのハイパートとスライドプレイ。

この歳になっても少しづつ前に進めるのは楽しい。

ちょっと公開。
残念ながらアメブロの仕様で各1分、3本まで~











うちの子供達はラッパを吹くとはまず言わない。(笑)

珍しく下の子がちっちゃな飾りのアルプホルンを吹いて「いい音がしない…」と言うのでコルネットを吹かせてみた。

{222CB882-CBCF-46D8-8C03-F5D53A86C2B1:01}

アンブシュアは教えた事が無い。
唇を濡らして上下の唇を閉じて当てて。
後は腰を起こさせて。
か細いが振動は自然に起こる。
アンブシュアはなんの訓練もしてないのに自然。これに、あれやこれや入った時点できっとダメな方向へ向かう。

最近思うのだけど、最初は奏法なんて言葉は殆ど必要無いのでは?
口の形、息の吸い方、お腹がどうのこうの…   そんなのはずっと後で良くて、歌が歌えて音が聴こえて、そして、ラッパとしては自然に呼吸が出来て、自然に唇が振動を起こす為に必要な状況と必要な時間を大人が作ってあげれば良い。

そこから興味が拡がるかはその子(人)次第だし、そこを惹き付けるのが先生の腕?

駄目出しは"誰でも"出来る。
「外すな」ってのはその中でも最低だと思ってる。
もっともらしい奏法の話もその方法の芯を理解して無くても出来る。でも、その言葉を受け取り、ただ忠実にやろうとする真面目な子供ほど上手くいかない。

出来る範囲でゆっくりしたフレーズのトレーニングと吹ける範囲のメロディーを与えてあげれば、子供はその子のペースで勝手に伸びるんじゃないかな。

大人の都合で難しい曲をやったり、ハードな練習を強いたり、、そこが子供の育つ可能性を大きく邪魔してる気がする。

イメージが有り、音が聴こえて声で歌える事が最優先。そこを教えるのは無理で、その子の内側にかかる。でも、その音や音楽に魅力を感じさせ、子供を向かわせる事の出来る素敵な先生方がいらっしゃる事は確か。

今の自分は待つ事位かな。

息子は「やっぱり良い音がしない…」といつ気が向くか判らない次の機会へ(笑)
何年先か?(笑)









2008年より始めたホームページをほぼ七年ぶりにリニューアルしました。

始めた時は少しシックに強い印象をと思い黒を基調にして作り手直しをして来ましたが、このところの心境の変化でもう少し明るくしたいと思い取り掛かりました。

基本的には前のヴァージョンを受け継いで居ますが、細かな設定などはソフトがヴァージョンアップしており作り直したり、色のバランスから作り直したり、また、7年前に比べ自分の意識や考え方、感じ方も変化しているので時間をかけながらもう少し内容には手を加えたいと思ってます。

発信のツールとしては、このブログ、Facebook、YouTube、そしてホームページとなります。
少し前には考えられ無かった事ですね。

慌てず、自らのペースで人生を終える瞬間まで歩み続けたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

下記からリンクします。



{318D33DF-09FD-4734-83EA-B6793169A86A:01}


あるレッスンの後にずっと考えて居てふと気が付いた。

吹き心地が良い様にとアドバイスする事が少なく無いのだけど、もしその人が手応えのしっかりとした感じ~力が入って居て、吹いてる!って快感を優先させて居たらそれは実は力の入れ過ぎかも知れ無い。
(実際少なく無い様に思う)

楽器にマウスピースを付けて身体、アンブシュアの準備が出来て居たら唇の振動は自然に起こる。
準備は、これから出す音をくっきりとイメージ~自らが吹いてるイメージを持って、ゆっくりと深く、そしてストレス無く吐ける息を吸い、マウスピースを自らの唇にちゃんと乗せる。

その音が歌えてれば唇はいとも簡単に振動して楽器の中に流れる息は呆気なくそのまま音になり、その音は空間に浮かぶ。
吹き心地に踏ん張ってる様な手応えはデカイ音にも高い音にも無い。
音が空間に響く手応え~これは耳の感覚~は有るし、楽器の微妙な抵抗は感じ取れると思うけど、力を使いやり切った感がワンフレーズ毎に有るとその感覚は微妙かも知れ無い。

問題なのは人により感じ方が違うって事。
その人の元々有る感覚と本来の心地良い吹き心地が違うかも知れ無い事。
そして、その人の感じてる常識、感じ方や考え方のプロセスが実は新しい楽な方向への上書きを邪魔して居ることが有る。

時に一番伝えたい事を心の奥に届かせる事は難しい。

{AF87A5B5-0CED-4C06-82BE-12D684750ABC:01}


この意味は?


レッスンで色んな話をして居て思い出したエピソードが有った。


アンダンテの意味は。

歩く様な速さで。

では、

più Andante と有ったらアンダンテより速いか遅いか? ある弦楽器の方と話して居てベートーベンの作品で Andante から più Andante に変わる所で速くなる演奏が有るのだけど何故だろうって何気無く会話をした。

これ、アンダンテの元の意味を知ら無いと答えが出無い。



原語で読んでるわけで無いし、膨大な書を読んでるわけでも無いが、幾つかの書を読んで、実践を経験して、現代に私達が普通に習う楽譜の読み方とロマン派初期迄のそれとは大きな違いが有ることを知識として知り感覚として感じて居る。

スタッカートの点の元々の意味は?
スラーの元々の意味は?
山型のアクセントは?
拍のヒエラルキーは?
などなど… 数えたらきりが無いのだけど。


これらを知ると単純な古典の楽譜の見え方が全く変わるし、ブラスアンサンブルでやるバロックのレパートリーの理解の仕方も大きく変わる。表情記号も同じ。

少なくてもその時代の楽譜で何の記号も付か無い四分音符が並んでいて全てが同じ様に曲の中で演奏される事は無い。
スタッカートの点が付いた時は均一に。


そして、その後の時代の楽譜の景色も変わる~歴史は繋がって居るから。

自分にはとても面白い。


さて、私がこれまでに得た知識によるとアンダンテは元々「少し速く歩く」を表していて、ピュウがつくとさらに…
アンダンテより速くなるのが正解となる。

当たり前じゃんと思うか、え?と思うか。
皆さんはどっち?


{3344F4D8-0B25-41AB-A88C-7E433A9B4FCB:01}







息子から何気無い問いかけ。

まだ、息子にはばれて無いか…(笑)

度々、ソロなどのコンサートを聴きに来ているので(昨年は独にも)その時の印象を突然口にした。

息子は凄く緊張する。娘もだが…
息子のピアノの発表会などを観てるとその緊張の仕方に血の繋がりを発見して、こちらが自分の時以上に気を使う(笑)

私「緊張してない様に見える?」

息子「見える」

もともと物凄いアガリ症だった事、今も意識的に良い方向に自然に気持ちが転がる様に普段から全てを想定してイメージしてコントロールして居る事は息子にはばれて無い(笑)
て言うか気にしても仕方ない。
自分以上にもならないし、自分以下にもならない。緊張してようがしてまいが、それを冷静に観てる自分が居ればパフォーマンスの出来に差は無いし、逆に緊張が助けてもくれる。

震える事だって有る。
でも、そこで慌てないで落ち着いて居る様に振舞えば身体の動きから精神も落ち着くものだし、そんなものは気にするだけ損でマイナスにしか働かない。人間だから時によって違うし。

たまに、音外したでしょって指摘と同じで、震えてたでしょって言う人も居るが、それは無粋で言う人の自己満足。そんなのは本人が一番分かることで気にする必要も無く、指摘するのは愚。たとえ起こっても気にしなくなればパフォーマンスに影響はなくなる。悪あがきをしないこと。
そのまま自分を受け入れて自らをただ信じる事。
練習の時から音楽そのものに対して集中力を高める事。細かい事に囚われ過ぎてしまうとちゃんとしている様で実は一番大切なものを見逃す。(例えば音を外したらどうしようとか…)

そのままの自分を受け入れる強さは必要かも知れ無い。自分以上にも以下にもならない。自分を知れば十分。そこにメンタルのコントロールのメソードは要ら無い。それを否定するって言うのでは無くて結局そのメソードから離れる事が出来ることが大事だと思う。
~と言いながらこれはインナーゲームのテクニックを使っているのだけど(笑)

今は、そんな事に振り回されてるほど人生は長く無いと気が付いたし、それも含めて本番を楽しめる様になって来てる。

フリーで田舎に住んで得意科目も絞られてると、ブランクが有って久しぶりにシビアなパートのコンサートって状況も有るが、今はブランクが有ろうが予定が詰まって居ようが関係なくなった。

ステージの上で自らがやって来た事、感覚、力を信じて、その時にその空気の中にあるがままに音楽を演奏するだけ。他は何にも要ら無い。
どうすれば良いかは感覚がちゃんと覚えてる。

{AD284F57-75D1-4566-894F-8CEFF0C820DD:01}




少し自分のレッスンの進め方を言葉にしてみます。

ホームページから直接アクセスされてレッスンにいらっしゃる方が、私が思う以上にいらっしゃるので。

先ず、レッスン料。(笑)
これ普通はぼかしますよね……

現時点(2015.1.25.)では個人レッスンは一回60~90分で¥7000です。
セクションなどの指導は一時間¥6000で二時間から。
ただし、自宅、またはそれに準ずる場所の場合。出張、セクションへの指導など、交通費が必要な場合、スタジオを借りる場合は全て実費を頂いてます。あまり遠くて二時間の指導でも一日使ってしまう場合、宿泊などが必要な場合は要相談。

時間は区切ってます。短くなる事は有りませんが、進み具合でわたしの余裕の有る時は(もちろん双方の都合)長くなる事が有ります~この場合は超過分は頂きません。実は大抵延びます。
大人の方で珈琲飲める方はスペシャル珈琲が付いてます~ 笑

その他の事は規約に明記して有ります。
此処からリンクしてます。

こう言うことって最初にはっきりとさせておく方がスッキリしますので。



さて、本題。

基本は先ずその方が持ってる音色を引き出して、簡単なフレーズを簡単に~無理無く演奏出来る様にする事。
難しいことはやりません。
いつでも先ず心地よく音を出すには?を優先します。
社会人の方には、普段吹けなくてもアプローチや意識の持ち方で上達は可能だと言う事と、年齢を重ねても対応出来るアプローチはなにかって事を一緒に考えます。

基本が出来るまでは何回も繰り返します。
基本が出来ると意外に色々な問題が解決するんですよね。

少し安定して来たら簡単な楽譜から始めて楽譜の中で良い状態を感じ取れる様にする事。

そうですね、その日のゴールに届くまではお帰ししません。必ず良い感覚を感じ取ってもらってから終えます。
これはかなりしつこい様です(笑)

とにかく、なんでも良いからハイトーンやカッコ良いフレーズをバリバリ吹きたい方には向いて無いと思います。
ゆっくりと自分の感覚や身体と対話しながら良いバランスを見つけて楽器を吹く事を、そして楽器で音楽をする事を長い目で考えてらっしゃる方には、私も知恵もやエネルギーを振り絞りますし良いパートナーとなれると思います。

学校などの指導も先ずは1年、出来れば3年待って下さい。きっと良いサウンドになります。自信過剰ですか?笑
私の力で無くて、皆さんの持ってる力を引き出すのにその時間が必要で、そこさえクリアーすれば誰でもその人の持つ良いサウンドが出せると思って居るからです。

どんな事でも天才で無い限り、感じ取り、頭で理解して、身体が動き出すのに時間が必要です。

そこに向き合ってみたい方にはとことんおつきあいします。

音楽の話も沢山します。

具体的にどんな事を考えて居るかはこのBlogを読んで頂けると分かると思います。
下にレッスンでの音域のを動く事の話しの一部を撮った物をリンクしておきます。
youtube に飛びます。



バロックトランペットもアドバイスします。3回の渡航や経験だけでも結構いろいろなノウハウが蓄積されてます。
是非、利用して下さい。
でも、ちゃんとレッスンを受けて下さいね。僕も身を切って求めて得たものばかりですし、中途半端だと立場的にも中途半端なお答えしか出来なくなりますから。


ちょっとはっきりと書いてみました。



{F372A4A1-902E-4377-852F-981D440282E2:01}





先日読んだある記事を参考にして、いつもは少し幅広く色々に取れる書き方なのですが、今日は少し断定的な表現で書いてみます。



けっこうこう指示をされた事の有るラッパ吹きは居るのではないでしょうか。


頭が聴こえない。
もっと強くはっきり(タンギング)
ぼやける…

などなど。

そう指摘された時にどうするか。

普通はハッキリと喋る方へ、強いタンギングや強い息を使おうとする。
音の粒が聞こえ難いと短くしてと云う指導者も居ると思います。

でも、上のアプローチの90%以上は逆の方向に向くか、聴こえはするが音程で無くタンギングの音だけになり音の立ち上がりが汚くなってしまう。

一度、逆の方向に行かないと本当の意味でハッキリとした音の立ち上がりは生まれません。

先ずタンギングを止めて、息のスピードも抑えて静かに音をスタートする。

ここで何のストレスも無く音が立ち上がりましたか?

これが出来て無いと綺麗にスパーンと立ち上がる音の出だしはかなり困難でしょう。

音の頭から音が空間に響けば音はハッキリとクッキリと存在感を持って聴こえます。

少しの息で反応出来るアンブシュア(身体やイメージを含めた)のシステムが出来上がってれば音は自然に最初から響く。タンギングは音の言葉のニュアンスを付けるテクニックだと僕は理解してます。大きな音やハイノートも同じ。
うるさく無いけど密度の濃い存在感を持ったサウンドは単に息のスピードやタンギング、パワーからは生まれません。



そこが出来て無くてタンギングを強くしたり、息を最初から強く~スピードを速くも同じです~吐こうとすると結局余分な緊張を生んで音は響かなくなりこもり… ハッキリしなくなる。
本人は頑張れば頑張る程、努力すればする程真逆の結果に陥ります。若しくは音の出だしが汚いって指摘に変わる。

息のスピードが音の反応の立ち上がりを生む、短いタンギングがハッキリとした音の粒を作るってのは個人的には間違いだと思います。
音の長さは音の表情、ニュアンスの為に変える物で、音は長くてもハッキリと聴こえる演奏は出来るし、実際に愛好家の方に相談を受けた時に指揮者の指示と逆をやってもらって指揮者のOKが出た事も少なく有りません。

実はちょっとでもその意識が有ると自然な呼吸を乱してしまい、ゆっくりしたフレーズさえも自然に響く様に演奏する事が不可能になる事が有ります。

問題なのは本人がそのアンバランスに気がつきにくいこと。

アドバイスする方がよく理解して無いのにアドバイスをして、相手を混乱に陥れてる場合も有る。

アドバイスする~レッスンをするって事はとても難しくて、責任の有ること。もちろん、人間で有る限り間違った認識や選択ミスも有ります。本当に自分が言葉にした事が相手に良い結果を産むのか?常に振り返って、常に頭を柔らかくしながら幅広い視野を持ち、そして核心に向かう努力が必要。

そう考えると無責任なアドバイスは恐い。
常に振り返る必要が有りますよね。


{BD248657-F404-403E-9509-E4C52768536E:01}


5日の朝、チューリッヒから帰国しました。

ドイツに居た筈では?
1月2日から3泊チューリッヒに滞在してました。

前回の続きから。

一日OFFの後ワイマールへ戻り27日の朝は5時半に車でワイマールを出発。
600km弱を12時迄に移動します。

{3D7D3207-50A0-40C9-8DFB-A52D634E8D31:01}

12時からリハーサル。
WOの1,3,6 なかなか良いプログラムです(笑)
今回はあまりにも移動が長かったので一番パートを若いドイツ人と二人で 1,3 と 6 に分けました。
厄介な方の 6 を選択。
残念ながら会場が多目的ホールだったので教会の様な響きは得られませんでしたが、ゲネ本でもなんとかなる様になった(笑)
彼方の方達は毎年何回も演って居るので余裕?この二年だけでも日本でこの曲を演った回数を遥かに超えました。
こういう経験は本当に大切。
渡航をする様になり無駄な緊張をしなくなった気がします。教会という響きの中で音楽をする雰囲気を覚えたことも有るし、見知らぬ言葉も通じない、自分より経験の豊かな演奏家とたった一回かその日のうちにリハーサルとコンサートをする事で集中力も高くなったかも知れない。開き直ると言うか、自分の身の丈以上の事はしない、願わない、欲を出さない。(欲が出無い)

その日は日本的に言えばホームステイをして翌日はズィルト島へ。

そのホストファミリーがとても素敵でした
。ラッパを趣味で吹く兄妹と先生をしてる面白いお父さん、明るいお母さん。翌朝に一緒に泊まったもう一人のラッパ吹きと御礼の意味も込めてナチュラル、バロックトランペットの話をしたら、別れ際に四人でコーラスをプレゼントしてくれました。


ズィルト島は鉄道でしか渡れ無い島です。車は置いて行く。40分ほどかけて。

{E0227983-77FA-42DA-B3E8-6B26BF7175C5:01}

{1159B081-2D93-4673-B28E-9B347996B806:01}


このコンサートで最後。
唯一のモダン楽器。
このためにD管を持って行き、コルノダカッチャを借りて。
これもゲネ本。
二日続けてゲネ本、メンバー隣のラッパ以外は総入れ替え、パートも入れ換えなんて事は経験は無いです…。
個人的にはやっぱり古楽器オケでやる方が好きだと感じました。合唱の声も違って来る。誤解を招かない様にモダンオケのメンバーが物凄く上手かった事を書き加えておきます。あくまでもテイストの問題。
ある人が言った、言葉を話す様に、と、絵を描く様に、の違いの様な物を少し感じ取りました。数ある中で二日続けたからこそかも知れません。

本番後は鉄道と車を乗り継いで8時間かけて2時半にライプツィヒに到着。。

翌朝は友の子と3時間ほど二人っきり。
まだ、一歳と三ヶ月。
着替えさせ、オムツも換え、ご飯も食べさせて(笑)全く泣かず。楽しい3時間でした~

その後、日本人マイスターのNさんの工房に寄ってからワイマールへ移動。

翌日はオーケストラのリハを聴かせてもらい、日本人奏者と友と3人で昼食。

31日はケルンの韓国出身の友の家へ。
本当はインマーさんのコンサートに行くつもりでしたが、途中でドイツ鉄道が一時間強トンネル内でシステムダウン。電気ももちろん消えて、係員もいつ動くか判ら無い… こういう時のアナウンスはドイツ語だけになるので英語で確認しなくてはいけないし…

返金の用紙が配られて何事も無かった様に終了。電車が時刻通りなのは日本の凄いところです。

ケルンの駅で友と会いコンサートの話を聞くとどうもケルンから鉄道で二時間… メゲマシタ。
ごめんなさいをして、おとなしくケルンに留まる事に。

{419BC2EA-EF1D-45EE-A674-2C984B7A1CFC:01}


翌日、元旦は以前にさっと訪れた大聖堂の中をゆっくりと観光して来ました。
やっぱりでかい。
何回も観て分かって居ても大きい。

{3263BC42-01B0-4D68-8EFA-6FB5A2B770C2:01}

{AEFED06E-2B47-4C1B-A489-105BC8DFF4D8:01}

{9150A947-2979-4572-974C-79BF329FCE85:01}


観光の後は友と楽器を吹き、韓国の方達の新年の食事に招待されました。
ソウルでも感じたのですが、彼等のもてなしは肩肘張らず自然でとっても温かい。

そして2日。
やはり朝は6時過ぎに友の家を後にして今度はスイスのバーゼルへ楽器の調整に迎いました。
駅でドイツで知り合った友が車で拾ってくれて二人でエッガーの工房へ。

楽器の調整の他に、幾つかのマウスピース、楽器を試しさせてもらいました。楽器の調整は少しのことなのですが、送ってやり取りをすると、送料や税金が何万となりバカになりません… また、この先必要になる物が出た時へのために色々な楽器とパーツのことを感覚で知りたかった。そして、オリジナルやオリジナルに近いナチュラルトランペットを幾つかの吹かせてもらう事で今の自分の力の確認もしたかった目的も有りました。
目的は翌日のアンサンブルを含めて達成。

今回は何も購入しませんでした。友は自分へのクリスマスプレゼントだとベルを買いましたが… (笑)

お店で二人の日本人の知り合いと落ち合いそのままバーゼルで呑み、一方のお家を目指しチューリッヒへ。

この日から二泊お世話になりました。
夜遅くまで語り合い、翌日は朝はゆっくりとして夕方から日本人四人でナチュラル、バロックラッパの会を少し離れた町で行いました。アンサンブル、楽しかった!

夜はパーティーとすっかりお世話になってしまいました 汗 Kさん、本当にありがとうございました。

そして、この日も夜遅くまで。

翌朝は少しチューリッヒを散歩。
昼を一緒に頂き彼はイタリアに仕事に向かい、僕はホテルへ。

午後も街中を散策。
マインツで観たシャガールが此処の教会には四色全部揃って居ました~個人的には青一色で圧倒されたマインツの方が印象的。
残念ながら写真は禁止。

他にもチューリッヒ湖や、街中を当ても無く散策。諦めていた奥様からのリクエストのお土産も見つけました~ただ、スイスは物価が日本の2.5倍ほどで… 泣


{CE4CCA37-D1FB-475D-9B6E-EBDA2BC9B4D4:01}

{B58A8743-6889-400D-963B-8FC9C08788DE:01}

{F427B63A-3DF2-4548-BF33-E2727FCD3DCB:01}

{42B29AAE-8DEF-4B49-A97E-DA2A2036EBDE:01}

{F81F4FC7-E1F2-45E8-A413-77627963EB94:01}

ホテルはスイスでは安価な方ですが、必要十分でした。気に入ったかも。笑

翌朝、トラム、スイス鉄道を乗り継いでチューリッヒ空港へ。
ヘルシンキ経由で帰国。

今回もとても中身の詰まった旅でした。

で、今は時差ボケ対策に失敗して真っ最中 & 余りにも中身が濃くて頭の回転や身体も動きがとても重い。

ゆっくりと元のペース、今回の経験をプラスしてそれ以上へ戻して行こうと思います。







12月10日より渡航して独に来て居ます。

家を出て、セントレアからヘルシンキ経由でベルリンに降りてバスで中央駅に移動、ドイツ鉄道に乗り換えてワイマールの友の家に到着する迄約24時間の移動。
これがけっこう今回は疲れました。

翌日はワイマールの音楽院と愛知県芸の交流のリハーサルの様子を見学してTさんとドイツ料理。



その翌日からマインツに移動。
頼んでいたタクシーが来ず乗り遅れ、当初の予定より一時間遅れで到着。リハーサルには間に合ってセーフ。

ライン川の畔のホテルでゆっくりしたとても良い街でした。ここのコアーとクリスマスオラトリオ1,2,3,6を二回。これ、一番にとってはなかなか厳しいプログラムですが何とか。。







市内を散策したり~これは時差対策でも有るんです。クリスマスマーケットでソーセージを食べたり(笑)





コンサートはコアーもソリストもオケもとても素敵でした。



最後の日にはシャガールの青の窓~ステンドグラスを見に教会へ。圧巻。



マインツを昼に出てそのままライプツィヒへ。翌日のコンサートのリハーサル。ここはセカンドパートとスライドトランペットを演奏、いや~、これが難しい。。
会場では良い具合だった様でホッとしました。



そのあと一度ワイマールへ戻り、当地の学生と歓談など(笑)して、二日ほど滞在。
この時期は夜は早いし暗いです。



町中はクリスマスマーケットも至る所に。



その週末は車で4時間(400km程)かけてミュンスターとライネでコンサート。バッハのマニィフイカトなど、、なかなか、難曲続きです。
ここのコア~も素敵でオーケストラやソリストも素晴らしかった。
自分も完璧では無いのですが、気持ち良く演奏出来、Amazing! とアルトソロの方から言って貰え、演奏後に前まで挨拶に喚び出される珍しい経験をしました。本人はけっこういっぱいいっぱいだったのですが… それも楽しんだのも事実です(笑)





一日目のミュンスターでの教会でのコンサートは本当に寒かった。。
翌日のライネでの本番後にそのままワイマールへ戻り翌日からライプツィヒに滞在中。

ここのオーケストラに居る同級生に二十年以上ぶりに再会したり、自分がバロックトランペットのレッスンを受けて居るほとんど唯一の存在のインマー氏の演奏するクリスマスオラトリオを聴いたりして居ました。

今日は渡航後移動も人と会う約束も無い完全オフ。本当は明日の朝にハノーファーと言う話も出たのですが、今度の週末に北ドイツ、レック、ズィルト島などに片道600kmの車移動も有るので一度少し身体を休める事に。
そこでコンサートは終了です。
殆どドイツ人の中での演奏なので新しい出会いばかりでとても楽しい。

その後は韓国人の友達の家に滞在したり、再度インマーさんにお会いしたりしてドイツは終了です。

年始はそのままバーゼルに行き楽器の調整を。そして、チューリヒの知り合いの家に滞在させてもらい、今度はスイスの日本人ラッパ吹きで交流予定。

コンサートがな無くなる後半に気を抜かない様に残りの旅を続けたいと思います。