お父さんて緊張せんの? | HARUのブログ

HARUのブログ

ラッパの事、普段の事、色々。

息子から何気無い問いかけ。

まだ、息子にはばれて無いか…(笑)

度々、ソロなどのコンサートを聴きに来ているので(昨年は独にも)その時の印象を突然口にした。

息子は凄く緊張する。娘もだが…
息子のピアノの発表会などを観てるとその緊張の仕方に血の繋がりを発見して、こちらが自分の時以上に気を使う(笑)

私「緊張してない様に見える?」

息子「見える」

もともと物凄いアガリ症だった事、今も意識的に良い方向に自然に気持ちが転がる様に普段から全てを想定してイメージしてコントロールして居る事は息子にはばれて無い(笑)
て言うか気にしても仕方ない。
自分以上にもならないし、自分以下にもならない。緊張してようがしてまいが、それを冷静に観てる自分が居ればパフォーマンスの出来に差は無いし、逆に緊張が助けてもくれる。

震える事だって有る。
でも、そこで慌てないで落ち着いて居る様に振舞えば身体の動きから精神も落ち着くものだし、そんなものは気にするだけ損でマイナスにしか働かない。人間だから時によって違うし。

たまに、音外したでしょって指摘と同じで、震えてたでしょって言う人も居るが、それは無粋で言う人の自己満足。そんなのは本人が一番分かることで気にする必要も無く、指摘するのは愚。たとえ起こっても気にしなくなればパフォーマンスに影響はなくなる。悪あがきをしないこと。
そのまま自分を受け入れて自らをただ信じる事。
練習の時から音楽そのものに対して集中力を高める事。細かい事に囚われ過ぎてしまうとちゃんとしている様で実は一番大切なものを見逃す。(例えば音を外したらどうしようとか…)

そのままの自分を受け入れる強さは必要かも知れ無い。自分以上にも以下にもならない。自分を知れば十分。そこにメンタルのコントロールのメソードは要ら無い。それを否定するって言うのでは無くて結局そのメソードから離れる事が出来ることが大事だと思う。
~と言いながらこれはインナーゲームのテクニックを使っているのだけど(笑)

今は、そんな事に振り回されてるほど人生は長く無いと気が付いたし、それも含めて本番を楽しめる様になって来てる。

フリーで田舎に住んで得意科目も絞られてると、ブランクが有って久しぶりにシビアなパートのコンサートって状況も有るが、今はブランクが有ろうが予定が詰まって居ようが関係なくなった。

ステージの上で自らがやって来た事、感覚、力を信じて、その時にその空気の中にあるがままに音楽を演奏するだけ。他は何にも要ら無い。
どうすれば良いかは感覚がちゃんと覚えてる。

{AD284F57-75D1-4566-894F-8CEFF0C820DD:01}