こんにちは。
ブランディングプロデューサー
村井友起子です。
自分の在り方について考える。
昔、帰国子女の友達に
「アメリカでは、お母さん同士で”あなたは何者なの?何をやっている人なの?
って聞かれるんだって、お母さんが言っていた」
という話を聞いた。
その子が5歳の時のアメリカなので かれこれ40年も前の話。
その話がものすごく印象的だった。
というのも
それは「どんな仕事をしているの?」という意味ではない っていう話だったから。
当時彼女のお母さんはご主人(つまり友人のお父さん)の都合でついていっているので、専業主婦だったわけです。
「専業主婦」と伝えて
「いや、そうじゃなくてどんなことに興味があるの?どんな活動をしているの?」って聞かれて 初めて理解したんだとか。
「いま、こういうボランティア活動をしているんだ」とか「こんな学びをしている」とか
そんな話だったらしい。
そんな話が印象に残っていたので
私自身、渡米した時は「自分は何者か」「何に興味があり、どんなことをしているのか」はいつも意識していた。
どうしても、母たちが集まる場だと、自己紹介の時には「⚪︎⚪︎の母です」「子供は何歳です」とか
「こんな仕事をしています」ということだけ伝えがちなんだけど
”私とは。”
私って何者だっけ。
って置いてけぼりにした経験、
一度はあるのでは?と思う。
一方で
自分のこと以外に夢中になるって
こんな素晴らしいことはない
とも思うんだけど。
こんなに愛すべき人たちがいて
こんなに愛おしい安全基地があるからこそ。
「私って何者だっけ」がわからなくなった時に
見直したいこと 3選。
1)何をしている時がワクワク・ニヤニヤする?
(テンション上がってニヤニヤすることってない?
美味しいおかずの味がパッと決まった時?アートな本を読んだ時?仕事でこんな人を救うことができた!って時?
お風呂に入ってゆっくりパックしている時?そんな、大それたことじゃなくていいのだ。)
2)今も十分幸せ!だけどこれからもっともっと良くなるとしたら、私はどんな時に満たされてる?
(みんなに影響されて、海外移住!とか旅に出る!とかじゃなくていい。家族単位じゃなくてもいい。)
3)自分にとっての、譲れない価値観とは??
(何をやるにしても、これだけは大切にしたいっていうこと、なんでしょう?)
これ、私は曼荼羅チャート(大谷くん⚾️がやっているもの)に埋めていく時に、そのど真ん中が
”遊び心を大切にすること”でした。そこからの広がりがまた、面白い。
環境も、優先順位も、今やりたいことも、どんどん変わるんだけど
コアな部分って、実はそんなに変わらない。
最近迷っている方は是非、考えてみて。