算命学の世界では、
「宿命と環境の一致」の大切さが説かれています。
よって、
どのような宿命を持っているか
どのような環境に身を置くことが適切なのか
を読み解いていくことになります。
しかし、そう難しく考えなくても、
通常であれば、宿命と環境が一致しているかというのは自身で分かるもの。
「心」の状態がそれを示してくれます。
穏やかな心持ちであれば一致、
ザワザワと波打つのであれば不一致、
とてもシンプルです。
通常であれば、と言葉を添えしたのは、
生きていくなかで社会の常識を優先したり、他人に影響されていくうちに
自分の「心」がぼやけたり、他人のものと入れ替わってしまったりする人も少なからずいるためです。
その点、世間ずれしていないこどもは「くっきりとした心」を持っていて自分の好き嫌いをよく知っています笑
モンテッソーリ女史も「こどもをよく観察しなさい」と言いますが、これも、
こどもを色に染めるのではなく、こどもが持っている「心」を尊重し大切にしなさいということに繋がっていると思います。
くっきりとした自分の「心」を持っている故に、
自然と宿命と環境の一致を成すものを選択でき、
世の中に大きく貢献できたりもする。
モンテッソーリ教育を受けた方々が大きく活躍している背景には、こういったことがあるのだろうと考えています。