先日、女子会の雑談で「イラっとしたとき」に即座に顔に出るか、出ないかの話になり、

人体星図の中心の星との関連がかなり明確にあるなと感じ、おもしろかったです。

 

 

即座に顔に出るのは鳳閣星の持ち主。

鳳閣星には「マイペース」という意味があり、おっとりしている印象があったりするのですが、

「マイペース」ということは「素の自分を出すことに抵抗がない」ということでもあり、

イラ立ちもストレートに外に出てしまいがち。

 

さらに付け加えるなら、この方は天貴星を持ち合わせていたので、よりその傾向が顕著なのだと思います。

天貴星というのは子どもの星なので、素直さと生真面目さがあり、ルールに反することにはとても敏感になる星。

守るべきルールや規範を無視したり踏み越えていく人には我慢ならなくなる傾向が強いです。

 

 

一方、顔に出ないのは牽牛星の持ち主。

牽牛星は体面を重んじる星で、まずは自分が周りにどう思われるのかを気にします。

 

イラっとした顔を見せてしまうと、イヤな人間に見られてしまう…という意識がはたらいて、

それでは体面が損なわれてしまうので顔には出さない、といった動きになります。

 

別の見方をすれば、牽牛星というのは剋され(攻撃され)て出てくる星なので、剋され慣れしているともいえ、

さらに陰陽違いの星から出てくるので、そこにはある意味調和が生まれます。

 

つまり、イヤなことをされてもその耐性があるということ。

 

ここに天極星が一緒にあれば、すべて受け流すことができるので、笑顔で対応を続けることができてしまいます。

 

 

同じ状況でも、その反応は人それぞれ。

どれが良くて、どれが悪いとかはありません。

 

良し悪しがあるとすれば、

鳳閣星を持っているのに牽牛星的なことをしたり、

牽牛星を持っているのに鳳閣星的な行動をする、といったような、

持っている星に反した言動をとることが良くないことだと算命学では考えます。

 

人はそれぞれが持つ星を生きることで満足感が得られ、

世の中は発展していくものだからです。

 

自分の価値観を持つことは大切ですが、

自分の価値観を人に押し付けるのはやめましょう(自戒を込めて)。

 

 

 

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