ライフコーチの戸田くにこです。はじめましての方は、よかったらこちらもどうぞ ➡ ★
「自分らしく生きるって、どういうことですか?」
ある日のセッションで、そんな質問を受けました。
よく耳にするこの言葉が、
どこか“ふわっとしていてつかみにくい”のだと。
一緒にことばを探しながら、
私自身も、あらためて考えました。
「自分らしさ」の正体って?
「自分らしい生き方」って、なんだろう。
私なりの答えを言葉にするなら、
「価値観」と「個性」を、大切にして生きること。
そう思っています。
価値観=人生の“地図”みたいなもの
価値観は、人生の選択をするときの“軸”のようなもの。
たとえば・・・
家族との時間を大切にしたい
- 人の役に立つ仕事がしたい
- 安定よりも、新しいことに挑戦したい
そんなふうに、「何を大事にしたいか」が見えてくると、
進む方向も少しずつクリアになってきます。
個性=その道をどう歩くか
一方の「個性」は、あなたならではのスタイル。
- 一歩ずつ丁寧に進むのが心地いい人もいれば、
- インスピレーションに任せて、流れに乗るのが合っている人もいる。
- 論理で考えるほうが安心する人もいれば、
- 感覚で動いた方がうまくいく人もいる。
人それぞれ、“しっくりくる”進み方が違うんですよね。
だから私は、
価値観は「行き先を決める地図」
個性は「その旅の仕方」
みたいなものだと思っています。
どこへ向かうか。
どうやって進むか。
この2つを自分でわかっていると、
生き方はずいぶん軽やかになる。
そんなふうに感じています。
「こうあるべき」に疲れていない?
でも私たちはつい、
「こうしなきゃ」「普通はこうだから」って、
誰かの地図や歩き方に合わせてしまう。
- 期待される役割を演じ続けて、ふと自分を見失ったり
- 周りと同じように生きようとして、息苦しくなったり
- 「それはわがままだよね」と、自分の本音を押し込めたり
気づいたら、すり減ってしまっていた・・・
そんな経験、ありませんか?
じゃあどうすれば「自分らしく」いられる?
これは、
クライアントさんともよく話していることですが、
まずは、小さな「好き」を育てること。
- 周りの評価より、自分の“好き”を優先してみる。
- 無理にがんばるより、自分の“心地よさ”に耳を澄ます。
- 苦手を克服するより、得意を活かせる場を探してみる。
小さなことからで、じゅうぶん。
「自分でいいかも」と思える瞬間を、
少しずつ増やしていくことが、
“自分らしさ”への回帰なのだと思います。
自分の価値観や個性って、どうやって見つけるの?
自分のことって、
自分では見えにくいんですよね。
だから私は、こんなツールも使っています:
🔹 VIA-IS(強みの診断)
ポジティブ心理学に基づいた、強みを言語化するツール。
思いがけない一面が見えて、びっくりする方も多いです。
🔹 生き方Reデザインノート
「人生で大切にしたいものって何だろう?」を、
じっくり整理するワーク。
選ぶ軸がクリアになると、迷いが減っていきます。
自分を知ることは、
“他人と比べる”世界から抜け出す、最初の一歩かもしれません。
「自分らしく」って、わがままじゃない
これだけは、声を大にして伝えたいのですが、
自分を大切にすることは、わがままじゃない。
むしろ、自分を満たせている人のほうが、
- 周りに良い影響を与えられたり
- 長く続けられる形で貢献できたり
- 新しいアイデアが浮かびやすかったりするもの。
あなたの中の「これでいい」が、
これからの人生の土台になっていく。
そう思っています。
さて、あなたはどんな旅をしたいですか?
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