学校に行かないわが子を前に、
ため息がこぼれてしまう瞬間ってありますよね。
多様性の時代とはいえ心のどこかで
「このままで大丈夫?」と、
未来の見えない感覚が揺れる。
今日は、学校では学べないコト
という視点で書いてみます。

みなさんの不安、よくわかります。
私も、娘が中2の頃はそうでした。
中2から中3まで不登校。
今は通信制高校で週一登校。
その週一登校もサボりがち![]()
中2の頃は、
「このままでいいのかな…」
「学校に行かなくていいのかな…」
そんな問いが、
胸の中でぐるぐるしていました。
でも、ある日ふと、
思考の向きを変えてみた。
娘は“学校ではできない経験”を求めて、
この道を選んだのかもしれない。
学校では学べないことって、
世界にはたくさんあるのかもしれない。
そんなふうに視点を切り替えた時期、
というか、思いきって“グイッ”と
自分で切り替えた瞬間がありました。

娘は半年ほど前から、
近所のコンビニでバイトをしています。
推し活費が欲しくて、
どうしても働きたかった娘。
でもきっと、始めるときは不安もあったはず。
・続くかな
・出勤できるかな
・接客できるかな
そんな小さな揺れを抱えながらのスタート。
娘の学校は通信制なのでバイトも自由。
そんな自由な世界の中で、娘の世界も、
少しずつ社会へ広がっていきました。
ある日、勤務から戻ってきた娘が
「今日ね、3ヵ月前に
ゴキジェット買いに来たおばちゃんがね…」
と楽しそうに話し始めたんです。
え??
は???
3ヵ月前のゴキジェット?
え、そんな前のこと覚えてるの?
どうして?
そう聞くと娘は少し遠い目で、
「そのおばちゃんね、
ゴキジェット探しに来たんだけど、
その日の朝からのゴキちゃんとのバトルを、
10分くらい話して帰ったの。
だから、覚えてるんだよね」
そう静かに言うのです。
すごい…。
ただの接客を超えてるやん。
そのおばちゃんは、
話を聞いてもらえてきっと安心したはず。
また来たいと思ったはず。
(実際、ほぼ毎日来ているらしい)

これ学校の授業中だったらどうでしょう?
授業中、関係ない話に応じたら怒られます。
「人のじゃまをしないの」
「関係ない話には相手しないの」
学校は
正確さや
整った進行が必要な場面が多く、
ある意味では正解のある世界。
でも、社会はそうじゃない。
正解がない世界で、
その場の温度や呼吸を感じながら動くことが
求められることもすごく多い。
娘はレジが仕事。
話しかけられたとしても、
ゴキジェットの棚を案内すれば仕事は終わり。
なのに娘は、
その後のゴキちゃん談義10分を大切にした。
店が空いていたのもあるかもしれない。
でも、その「10分」は、
きっと学校では得られなかった学び。
正確さを求められる学校。
状況対応が求められる社会。
どっちが良い悪いの話ではないんです。
どっちも必要なんです。
ただ、
その距離が大きければ大きいほど、
子どもたちは
行き場を失ってしまうのかもしれない。
娘はきっと、
“正解を求められること”に
疲れたのかもしれない。
“正解のない世界”を
先に確かめたかったのかもしれない。
確かな事実は、
家にいた2年間で、
一人で正解のない悩みと向き合ってきたからこそ、
今の柔らかい接客につながっていること。
「正解がない世界は
ある意味やさしい世界にもなるんだな…」
もちろん社会には厳しさもある。
コンビニバイトで厳しいことも言われている。
でも、その両方を含めて
娘にとって大切な経験になっている。
私はそう感じています。

もちろんルールが無いと社会は動かない。
正解も必要な場面は多い。
最近の学校は、
探究学習のように
“正解がひとつじゃない学び”も増えてきて、
少しずつ変わり始めています。
だから、
バランス
そのバランスを自分で取れる人は、
きっと伸びやかに生きられる。
だから、
お子さんが家にいても大丈夫です。
お子さんの歩幅の中に、
その子だけの“学び”は
ちゃんと息づいていますよ。
そしてもし不安が重くなったら、
第三者に話してみること。
人を頼っていいし、
頼ることで心がすっと軽くなることがありますよ。
私で良ければいつでもお話しうかがいます!
おしゃべり会も無料開催中です
自己紹介記事はこちら
私がパソコン講師になるまでストーリー
私がパソコン講師になるまで〜たまたまの連続がキャリアになる〜
私のパソコン相談はこちらから
今までと違う自分を試せる安心の場
ヒミツ基地はこちら!
心がフッと軽くなりますよ!
現在ご提供中のメニューはこちら
【ご提供中のサービス一覧】![]()
【各サービスお申込みフォーム】

まずはなんでも
お気軽にお問合せくださいませ![]()
お問合せフォーム