「もったいないおばけ」っていましたよね
あれ、ちょっと今私にとっては呪いの言葉。
今日も秋田の母のお話しです。
秋田の帰省中に
毎日くり返されるのが――
母と父のケンカ。
もはやケンカできるパワーが
うらやましいぐらい…。
今回のテーマは「玄米ドリンク」です。
■湯呑の底に残る粉問題
父が愛飲している
粉末タイプの玄米ドリンク。
お湯で溶かして飲むのですが、
最後にどうしても粉が湯呑の底に残ります。
あるあるよね。
父はそれをまたお湯で割ったりして
まぁ半日ぐらいかけて飲むのですが、
結局いつも少しだけ残したままシンクへ。
母はそれを見て、毎日怒るんです。
「ちゃんと
泡立て器を持ってきて混ぜないから
こうなるんだ!!」
母の「泡だて器」とは、100均の小さいやつ。
湯呑にちょうどいいサイズのアレ。
でね最初私、母の怒る理由は
「底に残ると洗いづらい」
かと思っていました。
確かに玄米の粉って
固まるとガンコで落ちにくい。
洗ってと言えば父は自分でも洗います。
でもそれは適当に洗って汚れが残るから、
それも母は嫌なんだろうな、と。
でも違ったんです。
まさかの理由…
■母の本音は「もったいない」
母に
「洗うのが嫌なの?」と聞いたら、
「だって、もったいないべ!」
と。
しかも声を荒げて。
そう、
母は「もったいない」と思っていた。
実はこの玄米ドリンク、
姉が両親に買っているもの。
両親ともにガンの手術経験がある。
最初は身体にいいものとして飲み始め、
それ以来調子がいいから
両親の体質に合っているんだな、と愛飲中。
母は
「せっかく娘が買ってくれたものを
無駄にするなんて!」
という気持ちで怒っていたのでした。
表面上は、ね。
でも本当は…
■本音の裏の本音
でもね。
湯呑に残るのも、
胃袋に入るのも、
結局一緒じゃない?
それよりも、
毎日ケンカしていたら、
姉だって喜ばないでしょう。
この裏には本音の本音が隠れている。
「もったいない」は
表面上の取り繕った理由。
よくよく考えたら、母はただ
「父に全部飲んでほしい」
「痩せてきた父に栄養を取ってほしい」
それだけ。
つまりこれは愛。
でも素直にそうは言えない。
だから今日も
「もったいないべ!」
という理由にすり替えて、
父を責めているでしょう。
…これが母の不器用なところ。
■結局は愛のカタチ
「自分の不安を知られたくない」
「人を頼りたくない」
そんな母の意地っ張りな部分が
思いっきり出ているこの事例。
姉も私もその姿を知っているから、
もう深入りせずに傍観。
なんだかんだ、
その小言やケンカも母にとっては
「生きるモチベ」になってますからね。
ただ母本人は、
自分が
「小言を言いたくて言っている」
ことに気づいていない。
だから父は今日も責められる。
がんばれ、父!
愛されている、らしいぞ!
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