中2の夏に転校した私は
中途半端な時期の転校ということもあり
あまり記憶がない中学時代
そんな中でも唯一覚えているのが
勇気を出して自己主張した日のこと
今日はそのお話
前回のブログの続きです
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とにかく転校先ではおとなしく
気配を消して過ごしていた・・・
だから学校の記憶が無い
しかし
気配を消していたのに
なぜか推薦されてしまう
転校してすぐの
学級委員!
なんだろね
学級委員キャラ
なのかな?
驚いたのが
ちょい悪ツッパリ男子チームの
その中でも
成績の良いイケメンタイプの男子が
私を推薦したこと
転校したばっかりで
ほとんど話したこともないのに
そのちょい悪イケメン男子は
なぜか私を学級委員に指名したの
ええええーーーっ!
そしてそれがさ
めんどくせーから
学級委員なんて
断らないタイプの人に押し付けちゃえ
的な場合もあるじゃない?
今回もそれかと一瞬思ったんだけど
その男子の推薦の仕方はそうじゃなかった
と思った
思いたかった?かな?
ちょっとかっこいいタイプの男子
認めてくれた感じがして
うれしかった
ま
これも私の星回りかしらと思い
いつもの通り受け入れて
この時も
推薦されるがままに学級委員にもなりました
毎日毎日いろいろ受け入れて
めんどくさいから争いを避けて
修学旅行の班も
なんか私の主張もなくどこかに入れられて
そんなある日・・・
クラスに
いつも一緒にいるグループではないけど
でも私はとても大好きな子がいまして
その子といるととても楽で
私にはできないことができるから尊敬してて
とにかく大好きな女の子がいた
(Aちゃんにしましょう)
Aちゃんと本当はいつも一緒にいたかったけど
私には他に
いつもずーっと一緒でべったりの子
しかもこの子は特に好きでもなかった子
(Bちゃんにしましょう)
がいたのでAちゃんとはたまに話す程度
その大好きなAちゃんが
文化祭か何かで
クラスの女子と何かもめていた
そのもめた女子は
私といつも一緒にいるBちゃん
しかし
私が見ていると
どうもわがままを言っているのは
私といつも一緒にいるBちゃん
いつもの私なら
自分の意見は飲み込んで
いつも一緒のBちゃんの味方をして
特に波風立てずに
あたりさわりのないことを言っていたかもしれない
でもその日はなんかイラっとして
ムカついて
でも
いつも一緒のBちゃんに反論する勇気はなく・・・
あぁやだなぁ・・・・
なんかもやっとするのが我慢できなくて
だからちょっと言ってみた
そのBちゃんがいなくなってから
強く言われちゃってうるうると涙目になってる
その大好きなAちゃんに
「気にすることないよ。いいんだよ。」
精一杯の勇気で言ってみた
その場では
彼女はちょっと驚いた顔をして
でもしくしく泣いていた
でもしばらく経ったある日
Aちゃんが
「あの時味方してくれてうれしかったんだ!」
私が仲良かったBちゃんの味方をせずに
自分の味方してくれて救われたんだよね
そう話してくれた
こんなちょっとのことだけど
でも私は
すごく勇気を出して一歩踏み出した言葉だったんだ
それをちゃんと見てくれた人がいる
Aちゃんの言葉で
私も救われた
あの時
わがまま言ったBちゃんがいなくなってから
ちゃんと自分の安全を確保してから
大好きなAちゃんに
「気にすることないよ」
と言ったので
ちょっとズルいんだよ
そのズルいのも自分で気づいていたから
また私はいい子ちゃんしてるなぁ
なんて自分にもイラついたんだけど
それでも口に出した言葉で
救われたと思ってくれた人がいる・・・
小さな一瞬の出来事だったけど
今でも覚えているんだから
すごい一歩踏み出した日だったんだろうね
この日から
自分の中のいい子ちゃんに気付いて
少しずつ違和感を感じていたのかも
たわいもないことなのに
強烈に覚えていること
ありませんか???
きっとそれ
あなたのターニングポイント
それが良いとか悪いとかではなくて
きっと
何かに気付いた日
一歩踏み出せた日
思い出すと嫌な気持ちになったり
ちょっとチクチク胸が痛んだり
するかもしれないけど
それに気づくだけで
自分を癒すことができますよ
転校生についてはこちらもどうぞ