月曜日の午後。
「ハナコちゃん。土曜日11時に ぶなの木の下で会おうね!」
「うん」
「プレゼントは、何にしようか…」
「えっ!! 何のプレゼント?」
「えっ。ハナコちゃん知らないの?コノハちゃんのお誕生日会だよ」
どうやら、ハナコだけが知らなかったようです。
そこに、コノハが通りがかりました。
シュンは、コノハに怒って言いました。
「コノハちゃん。なんで ハナコちゃんを呼ばないの?」
するとコノハは、
「だって、ハナコは いても いなくても 同じだもの」
と、言いました。それを聞いてシュンは、
「じゃぁ。ぼくは、行かない!!」
と、言いました。隣にいたハルナも
「私も行かない!!」
と、言って シュンと ハルナは帰って行きました。
次の日
「ちょっとー。あんた達 なんで ハナコちゃんがいないと 駄目なのよ」
コノハが 口をとがらせています。
「あのさ、ぼく ピーマンが嫌いだったの。
でもママが体の為に食べないとだめだって言ったの。ピーマンも 大好きなにんじんも 同じ野菜で、どっちも 同じようにぼくの体にいいんだって、味が違うだけだって。
誰かが ハルナちゃんは好きでも シュンは 嫌いって 言ったらどうする?って。
それから がんばって 食べていたら 今は平気だよ。ピーマンもおいしいよ」
シュンが、すこし強く言いました。
すると、
「私はピーマン食べられるもの!!」
と、コノハが、もっと口をとがらせて言いました。そして、あっちへ行ってしまいました。 つづく