「ハナコの袋にはレースがついてるのね。ポッケも…」
きつねのコノハがうさぎのハナコが持っている給食袋を見て言いました。
「あら、コノハの持ってる方が、いいじゃない」
「じゃぁ ハナコ、こうかんしてよ」
「いいけど」
コノハは、ハナコの給食袋を欲しがりました。
「ハナコちゃん、ママに叱られない?」
シュンは、たずねました。
「うん。ママのが、良いって言われたって言ったらよろこぶと思う」
シュンは、不思議に思いました。
コノハのふくろはスヌーピーの絵で 、女の子ならだれでも 欲しがるものです。けれども、ハナコのふくろは、ハナコのママが残り布で作ったものなのです。
「コノハは、人の物なら何でも欲しいんじゃない?」
「そうかなぁ」
ハルナは、コノハの病気だからと言います。 つづく