次の日
コノハは、新しいキティちゃんの袋を持って来ました。
ハナコは、コノハにあげた袋と同じ物をママに作ってもらって、持って来ました。
「ハナコ、スヌーピーのどうしたの?」
コノハがおどろいたように聞きました。
「あっ、これ 返す」
ハナコが、きのうコノハにもらったスヌーピーの袋を出しました。
「なんでよ」
「ママが、もう一つ 作ってくれて、返しなさいって」
「なんでよ。 こんなのなら、幾つでも 買えばいいんだから。いらないわよ」
「だって…」
コノハは、スヌーピーの袋をごみ箱に捨ててしまいました。
「コノハ!!もったいないじゃない。なんで そんなこと するの?」
ハナコが、おこりました。
「いいじゃない。私のだもん 何しても!」
そういうと、コノハは足をどん としてあっちへ行ってしまいました。
ごみ箱の袋をハルナが拾いながら言いました。
「ねぇ、給食袋ってみんなママに作ってもらっているじゃない。
コノハだけだよね。 買った袋を使っているの」
「あぁ…」
ハナコの顔が、くもりました。
「だから幾つでも買えばって、言ったのかも」
― 手作りって あたたかいですものね ―
ハナコとハルナは、急にコノハがかわいそうになりました。
「コノハの病気は コノハだけじゃないかもね。
コノハのママも病気だからかも」
そういうと ハルナは、スヌーピーの袋をごみ箱へまた落としました。