• 32 イルカのルカ金貨の最初へ

    「ありがとう…最高のプレゼントだ!!」 

     あなたも 大切な人に心を込めたプレゼントを どうぞ― 

    ルカは涙をかくすために、上を向いて水を吹き、自分の顔にかけました。 

    「あまり逢えないけれど、いつも君を思っているよ。友達だもの」 

    シュンとハルナが、そう言ってほほえみました。 

    「そっか。 ああ ぼくは、はじめて気がついたよ。月がなくても金貨が見えるって」 

    どうやら、今夜は金貨がきらきらとルカの心にも降ったようです。 おしまい