こんにちは！ふせけいこです。
今日はお悩み相談にお答えします。
【ご相談文】
ミラさんこんにちは！
カウンセラーのふせけいこと申します。
そろそろ子どもをと考えていた矢先に、喧嘩きっかけでご主人から離婚話をされたとのことですね。さぞかし驚かれたことと思います。
話し合いを持って、ご主人からのお返事があるまでの間、ミラさんはご主人に歩み寄る努力を続けている毎日なのですね。
そしてミラさんはご主人からの歩み寄りも感じていらっしゃるのですね。
＞やっぱり離婚だと言われたらと考えたら胸が苦しくて涙が止まりません。
この4ヶ月間よく頑張ってこられましたね。日々必死に気を張っていらしたのではないでしょうか。
諦めずに努力を続けているミラさんの姿勢から、ご主人との仲を修復したいという強い気持ちや、真面目さや実直さが伝わってきます。
ミラさんが文中で「自業自得」とおっしゃっているところから、今回の件でミラさんがとてもご自身を責めていて罪悪感を感じていらっしゃるのかなと思いました。
ご主人の言い分を聞いて「私が悪いのかな」と感じてしまうのもミラさんの優しさやご主人への愛情ゆえかと思いますが、あまりご自分をせめないでくださいね。
というのは、私達は自分が感じている罪悪感を紛らわすために、相手のせいにする場合もあるからです。自己正当化して、だから自分は悪くないと思いたい、自分の心を守る心理です。
そして、なぜ罪悪感を感じるかというと、相手に愛情があるからこそなんですね。
大切な人を傷つけてしまってゴメン。
ミラさんとご主人は、お互いを想いあう愛情ゆえにゴメンで繋がってしまっている状態なのかな、と私は思いました。
＞このまま5月まで私はどうやって夫に尽くせば良いでしょうか？
まず、ミラさんがご主人に尽くしている動機の確認です。
本来はお話しをお聞きしてみないとわからないのですが、彼への「ゴメン」のほかに彼から「離婚をやめる」の返事を引き出すためということはないでしょうか。
今回はこの前提でアドバイスをさせていただきます。
私からのアドバイスは、意外かもしれませんが、5月のその日までミラさんはご主人に向いている意識を自分自身に向けることです。
ミラさん自身が自分で自分のご機嫌を取り、彼の前でも出来るだけ機嫌よく過ごせるようになっていくことなんですね。
そんなことしてる場合じゃない！とお思いになるかもしれませんが、もう少しだけお付き合いくださいね。
このブログを読んでくださっている方にも、相手がこちらの望むように気持ちを変えてくれるよう働きかけたくなるシチュエーションってあると思うんです。相手の顔色が気になる方は特にそうかもしれません。
私の例で恐縮ですが、私は夫と大ゲンカをした時など、早く夫に機嫌を直してほしくて「一人にして」と言われているにもかかわらず何かとコミュニケーションを取ろうとするクセがありました。
だって、コミュニケーションをとらないと夫に今以上に嫌われると思っていたからです。
私は早く夫の機嫌を直して安心を取り戻したかったんですね。
実はこれって、私が夫をコントロールしているという状態といえます。「早く機嫌を直して私を安心させて」とストレートに伝えているわけではないのですが、夫には「察して！」という私の圧が伝わっているんですね。
そして私は夫からこんな宣告をうけました。
「家庭にいると気持ちが休まらない」
後々夫に聞いてみたところ、彼は一人で気持ちを整理したかったんですって。その気持ちを尊重し信頼してほしかったけど、私に伝わっていないことが残念だったそうです。
この時の私はどんな状態だったかといいますと、夫がご機嫌だと私は安心。夫が不機嫌だと私は不安。自分の安心や幸せが、夫の状態に準じていました。
これを「夫軸」と呼びます。
自分が不安な状態は心地よくありませんから、私はこの早くこの状態を脱したい！そのためには夫の機嫌を元に戻さなきゃ！という心理状態だったんですね。
「人の心を変えるのは難しい」と言いますがまさしくそれで、コントロールされる気配を感じると人は不快さを覚えていきます。私の場合も夫を変えようとすればするほど、それは逆効果になっていきました。
このエピソードをご紹介したのは、ミラさんもこれに似た状態に陥っている可能性はないでしょうかと思ったからなんです。
自分が夫軸である場合、自分の安心や幸せは夫次第になります。だから自分が安心や幸せを手に入れるために何とかしたくなる。でも、うまくいかない。
これって、とても辛い状況だと思うんですね。
そこを突破するための手段のひとつが、安心や幸せを自分の中で作り出すことです。
これを自己充足、自分を満たす、自分のご機嫌をとる、なんて呼んだりします。
ここ数か月、ミラさんはご主人に尽くすべく意識をご主人に向けていらしたと思います。
それを、ご自身に向けてみるのはいかがでしょう。
きっとお疲れのことかと思いますので、自分がホッとできること、安心できること、嬉しいこと、楽しいこと、心地よいことを自分にしてあげる。幸せだなぁと思える瞬間を作ってあげる。こんな意識で接してみるのと良いのかなと思います。
すぐには難しいかもしれませんので、少しずつで大丈夫です。
自分の弱音を吐ける場所を複数確保しておくこともオススメです。
彼のためにがんばってしていたことは、続けるかやめるかご自分の問うてみるのも良いと思います。
そんなふうに自分のことに気を回していたら、ご主人の気持ちが今以上に離れてしまうとご心配かもれません。
男性は、愛する人が機嫌よく心地よさそうにしていることが何より「自分は許されている」と居心地よく感じる方が多いです。
人は自分が居心地のよい場所って、貴重で手放したくないと思うものだからですね。
もしよかったら試してみてくださいね。
それでも上手くいかない時は、カウンセリングでご一緒に作戦を練りましょう！
ミラさんのお幸せをお祈りしております！
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