パートナーに大切にされる「私」になるファーストステップ

こんにちは！ふせけいこです。

今日は「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお答えします。
(※ココロノマルシェの詳細は、ブログの最後をご覧ください)

【ご相談文】

野良猫男子の浮気相手になってしまいました

みずなさん

同じ職場の野良猫男子が好きで、毎日の連絡、2人でご飯に行ったり、酒に酔えば介抱してもらい、といった友達以上恋人未満のセフレのような関係になっていました。

ですが、ある日その彼に彼女ができたのでかなりつらかったですが、連絡も絶って口も聞かない、と言った暮らしをしていましたが｢子供だから口も聞いてくれない｣と言われたりして、ある日を境にたまにですが、LINEや電話したりするようになりました。

先日、彼が私の駐車場で待っていて｢恋愛に疲れた｣

と言ってきました。話を聞くに彼女がメンヘラ化して手に負えなくなってきており、病んでいるとのことでした。

彼女の愚痴？のようなものを聞いていたのですが、もっと話したいと言われて公園に行くことになりました。

この時点でうっすらと察せるとは思いますが、私にべったりくっついてきて今日だけこうさせてと言われましたが、まだ理性が残っていたので振り払い、帰ると言ったのですが、じゃあもう二度と会わなくていいんだ、とか私が彼のことが好きなのでそう言われると弱いのを分かって言ってきます。

キスしてほしい、彼女に言えないことはするべきじゃない、嫌とかなりのやり取りはしましたが、｢あのとき酒に酔っても介抱したりお世話してたのに俺のお願いは聞いてくれないんだ、｣等と言われて結局流されてしまい、キスまでしてしまったのですがその後頭が冷えたらしい彼はすごく後悔していました。

その後彼女が家に来るようで、｢俺まじで浮気向いてない、帰ったら彼女にめっちゃ優しくしよ｣と彼女のために帰っていきました。

あんなに止めてくれたのにごめん、と言われて、その後も同じような内容のLINEが入っていて、さらっとやり取りをして終わりました。

今日再び会いましたが、話をしていないのでわかりませんが、見た感じは後ろめたそうな感じでした。

これで彼女の大切さがわかってこれから大事にするなら関係が切れても構わないと思う反面、やっぱり私のことはただの遊びで、本命にはなれないんだと寂しい気持ちでぐちゃぐちゃでしたが、何よりも彼が後ろめたそうな気持ちになっていることがつらいです。

また、もう彼が後ろめたくて消滅ならそれで終わりにして新しい恋に臨みますが、その場合はどのように臨めば次は上手くいく恋が掴めると思いますか？もしくは彼が戻ってきた場合はどのように接すればいいでしょうか？

これを執着を手放すいい機会だと捉えて前向きに頑張りたいです。

みずなさん、このたびはご相談をありがとうございます！

カウンセラーのふせけいこと申します。

みずなさんがご自分の気持ちよりも彼の気持ちや幸せを尊重して大人の対応をなさっているあたり、包容力を纏い配慮を携えたいい女でいらっしゃるなぁと思いました。

だからこそ、野良猫の彼も「恋愛に疲れた」時にみずなさんに癒しを求めたくなったのでしょうね。

＞どのように臨めば次は上手くいく恋が掴めると思いますか？

上手くいく恋が「好きな人の本命になる恋」だとすれば、その第一歩は自分の「本音」に正直になることなのかなと私は思います。

友達以上恋人未満な好きな彼に彼女ができて、距離を置いていたのに彼女の愚痴を聞くことになって、キスを求めらえれて拒んでも抗えられずにキスしたものの、その後

＞｢俺まじで浮気向いてない、帰ったら彼女にめっちゃ優しくしよ｣と彼女のために帰っていきました。

振り回された！と感じてもいいような彼の行動。

人によっては「私は都合のいいオンナじゃねぇ！」とブチ切れたり、即LINEをブロックして関係を切ったりするかたもいらっしゃると思うのです。

＞これで彼女の大切さがわかってこれから大事にするなら関係が切れても構わないと思う

きっと、これがみずなさんの愛し方だと思うんです。とても健気で人魚姫を彷彿とさせました。

そして、それとは別にこっちがみずなさんの本音に繋がる部分だと私は感じました。

＞やっぱり私のことはただの遊びで、本命にはなれないんだと寂しい気持ちでぐちゃぐちゃでした

読者の皆さまも、みずなさんのお気持ちに共感する方が多いと思うのです。もしかしたら寂しさ以外の感じたくないほどの気持ちもこみ上げてくるかもしれませんし、心の中がぐちゃぐちゃになってしまうのも無理もないと思うのです。

＞何よりも彼が後ろめたそうな気持ちになっていることがつらいです。

そしてこの部分が私はとても気になってしまいました。ご自分の寂しさよりも、彼が後ろめたい気持ちになっていることが、みずなさんにとってはつらいのですね。

（この価値観を、みずなさんは人生のどのタイミングで手にすることになったのでしょうか。

パートナーシップのベースは親子関係にあると言われるくらいですから、やはり幼少期のご家族とのご関係でしょうか。大切な誰かが後ろめたそうな気持ちにならないために、自分を後回しにする愛し方。このあたりはぜひお聴きしてみたいことのひとつです。）

ただこの愛し方だと、場合によってはお相手に振り回されたり、都合よく扱われていると感じることがあると思うのです。

というのは、相手に悪意があるわけではなくても、一般的に人は明確な意思表示を認識できない場合は「この人はこの扱いで大丈夫なんだな」と思ってしまう傾向があるからなんですね。人魚姫の王子さまの様に。

もし仮に、みずなさんが自分の本音に正直になっても、誰も後ろめたそうな気持ちにならないとしたら、野良猫男子君と「私はどうしたい・どうなりたい」でしょうか？

もし思いつかなかったり、胸がギュッとなるような感覚の場合は「私はこうしたくない・こうなりたくない」だと浮かびますか？

こんな風に自分の気持ちを確かめて、実際に自分の意志で行動を選択していくと、地に足がついて振り回されることなく物事に向き合えるようになります。これを「自分軸」で行動すると言います。

（ちなみに相手の出方によって行動を変えていくことを「他人軸」と言います。主導権が自分にないので、振り回されるしんどさが伴います。）

自分軸で行動していくと、この答えもご自分の中から出てくるようになると思います。

＞もしくは彼が戻ってきた場合はどのように接すればいいでしょうか？

・「次はないよ」と抱きしめてあげる

・一発お見舞いする！

・「私一筋なら付き合ってあげる」

・ノーサンキューを伝える

・膝と膝をつき合わせてじっくり話し合う

・ちょっと保留にする

正解、不正解はないですし、出てきた答えを必ずしも実践する必要はないと私は思っています。

ただ、「あぁ、私は本当はこうしたいんだよね・こうしたくないんだよね」と自分の本音にをただただ受け入れてあげることが最初のポイントなんですね。

もしよかったら、ご参考になさってくださいね！

また、トライしてみたけれどなんだかザワザワモヤモヤして気が進まないという時は、過去の痛みが引っかかりになっていることもありますので、そんな時はカウンセリングを活用していただくのも結果が早くてオススメです！