Stray Cats コトハジメ8〜のらねこ海を渡るマンガ版 | ひろじの物理ブログ ミオくんとなんでも科学探究隊

ひろじの物理ブログ ミオくんとなんでも科学探究隊

マンガ・イラスト&科学の世界へようこそ。

 

 拙い英語で、AAPTの先生たちと科学教育談義。

 アメリカと日本の違いに愕然とすることも。

 日本のように「ホームルーム」という概念がない(うすい)ので、生徒は毎時間、各教科の教師のいる講義室へ移動。ちょっと羨ましかったですね。

 

 当時は日本ではまだ物理は全員が履修していたので「物理なんかやりたくない」と思う生徒も当然いました。

 今は日本も落ち着きましたが、当時はたいへんな学校もありました。のらねこの人たちは、ボクも含めて、そういう「困難な」学校の経験があり、アメリカはどうかと、興味津々。

 

 一方、アメリカでは選択制が進んでいたのでそういう問題はなかったのですが、逆に、物理を選択する生徒が少なくて困っているという問題が。

 物理が楽しい教科だから選択してね、という「宣伝」をどうするかが、大きな問題になっていました。

 

 アメリカの一般的な高校生の数学能力は、日本の高校生と比べるとかなり低い(これは誇張ではなく、本当に低い。あくまでも一般的な生徒の話ですが。一方で、とんでもない数学オタクの天才肌くんもたくさんいます)ので、物理を数式を用いて教えるのも一苦労。

 へーウィットさんが作った「コンセプト物理」という教科書(ぼくたちが持っていった『いきいき物理わくわく実験』のお返しに、本人からプレゼントされた。彼もイラストを描くのです)は、数式を極力使わないようにして、レベルの高い物理をどう教えるか、という工夫がなされていました。

 

 それにしても、今以上に英語ダメダメだったのに、けっこう会話ができたのは、やっぱり物理という共通の「言語」があったからだろうな・・・

 

 

関連記事

 

Stray Cats コトハジメ1〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ2〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ3〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ4〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ5〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ6〜のらねこ海を渡るマンガ版

Stray Cats コトハジメ7〜のらねこ海を渡るマンガ版

 

のらねこ、海を渡る その1

のらねこ、海を渡る その2

のらねこ、海を渡る その3

 

〜ミオくんと科探隊 サイトマップ〜

このサイト「ミオくんとなんでも科学探究隊」のサイトマップ一覧です。

 

 

***   お知らせ   ***

 

 2018年10月20日に『いきいき物理マンガで冒険』(奥村弘二マンガ・著:日本評論社)が刊行されました。

 ミオくんと科探隊が異世界や過去へ行き、歴史上の科学者とともに、物理法則のクエストに挑む冒険物語です。小学校3年生以上で習う漢字にはルビが振ってありますので、小学生にも十分楽しめます。姉妹版の『いきいき物理マンガで実験』もよろしくお願いします。

 アマゾンでは、電子版も購入できます。

 大型店中心に置いてあるので、ご近所の書店で注文していただけると嬉しいです。

 

『いきいき物理マンガで冒険』立ち読みページはこちら

 

アマゾンへのリンクはこちら

 

6月に刊行された姉妹版『いきいき物理マンガで実験』ともどもよろしくお願いします。

 

『いきいき物理マンガで実験』立ち読みページはこちら

 

アマゾンへのリンクはこちら