林オリジナル箔検電器作成〜<遊>2022.8.28報告 | ひろじの物理ブログ ミオくんとなんでも科学探究隊

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 昨日(2022.8.28)は、<遊>で7時間活動(!)。

 箔検電器作成動画を作成。

 他にも、LED光電効果実験の続き、放送大学の物品チェックなど。

 

 

 こちらが、箔検電器の材料一覧。

 詳しくは動画(これから作成)か、別記事として書く記事を御覧ください。

 今回は活動報告なので、細かいところは割愛します。

 

ひろじ「出来上がるまで、だいたい何分くらいですかね」

林ヒロ「あー、そんなにかからないよ。簡単だから。まあ、30分かな」

ひろじ「・・・じゃあ、3倍の1時間半ってところですね」

林ヒロ「いやいや、30分」

ひろじ「じゃあ、ちょうど昼だし、休憩してからやりますか」

林ヒロ「いや、すぐできるから、撮影してから、休憩しよう」

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 撮影には、きっかり2時間半かかりました、とさ。

 

 少しだけ、作成の様子を写真で。

 

 

 これが、一番のポイント。

 普通は、プラスチックの容器は箔検電器には使えません。

 容器自体が非常に帯電しやすいので、箔が正常に反応しないのです。

 一般に使われている箔検電器は、ガラス容器が使われていますね。

 

 林ヒロさんは、帯電しなければいいだろうと、静電気防止スプレーをプラ容器の内側に噴霧するという方法をとりました。

 これで、ガラス瓶と同じように、箔検電器をつくることができるようになりました。

 まさに、コロンブスの卵ですね。

 

 

 お皿も、組立方式。軸がステンレスパイプなので、内径に合う釘をトタン製の皿にはんだ付けし、その釘をパイプに挿入するだけ、という方式。

 箔は絵画・工芸などに使う画材で、いわゆる金箔と同じくらいの薄さのアルミ箔だそうです。ホームセンターでは手に入らないとか。

 これを切るの、むちゃくちゃ難しいんですが、それはまた、別の機会にお話します。

 

 

 こちらが、堂々の完成写真。

 

 この前にやったのが、前回やったLEDを使った光電効果の実験のつづき。

 今回は、赤外線(IR)LEDも登場。

 実験の内容が幅広くなりました。

 

 

 ちゃちゃっと書いた図ですが、装置の概略図です。

 図にはLEDはB(青)、G(緑)、R(赤)の3つですが、今日はこれにIR(赤外線)を追加。

 これで、ちょっとした探求実験をしようと計画していますが、講座当日まで、内緒の話、ということで。

 

 

 リモコンで字が隠れてしまっていますが、リモコンの電磁波を受光しているLEDはIR(赤外線)LED。

 写真なのでブザーの音は記録されていません。LADが反応しているかどうか、この写真ではわかりませんが、これもまた、当日のお楽しみ、ということで。

 

 さすがに2時間半の撮影は疲れました。

 これには、静電防止スプレーはどこだと、<遊>中を探し回る時間も含まれています。

 

 前回もそうだったのですが、「物を持って動かす時に画面の外へ消えてしまう事件」が頻発したことも、撮影時間が長引いた原因の一つです。

 撮影中の画面を大きなモニターで、撮影されている人も見られるようにすると、こういうミスが防げるかも。

 今後の課題かな。

 

 今回の物品チェックは、当日の講座進行に合わせて、実験装置や道具、材料の書き出しを行いました。

 これは便利。

 これなら、物品忘れなどはなくなりそうです。(1回めは、メインの霧箱用に作ってあった照明装置を忘れ、大変な思いをしました)

 

 なお、この日は、べつの貴重な動画も撮ることができました。

 これについても、また別の機会に詳しく扱いたいと思います。

 

 

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