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コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
いろんなコインを紹介します。
アルファベット順に目指せZまで。

西インド諸島バハマの東側、イスパニョーラ島北沖にあるイギリス海外領土。

大航海時代の発見時は無人島で、英領のバミューダ、ジャマイカやバハマの管理統治下におかれていましたが、1973年のバハマ独立に伴い単独の植民地となっています。

かつては塩業や農漁業の島でしたが、観光、金融業で潤っているようです。

通貨は米ドルが使用され、等価でクラウンという単位で通常硬貨が3種製造されましたが、流通していないようです。収集家用コインは他の英領地域同様に大量にあります。

1枚だけです。

※1クラウン白銅貨 1969年

numistaでは通常貨として扱っています。英国1クラウンの仕様 50000枚

発行当時コイン収集ブームを迎える時期で、他の英領地域でもこの額面で大型白銅クラウンを製造しはじめた頃です。

まだまだこの類のコインも物珍しく人気もありましたが、その後切手のように大量発行しだしたため冷めた思いがあります。

新聞広告にフランクリンミントのプルーフセットが載っていたのもこの頃からで、子供にとっては高嶺の花、現在より高い価格でした。

 

中央アジア西南部イランの北に位置し、カスピ海東岸に接する旧ソ連の構成国。

19世紀末にロシアに占領されるまではイスラム系王朝の支配下にあり、乾燥地帯にテュルク系遊牧民トルクメン人が住む地域でした。

反ロシアの動きも続きながらもロシア革命後、1924年トルクメン共和国としてソビエト連邦構成国となり、ようやく1991年に独立、1995年永世中立国になっています。

政治的に独裁体制ではありますが豊富な天然ガスのおかげで経済的には恵まれており、ロシア時代からの綿花の生産と繊維産業も盛んなようです。

隣国アゼルバイジャンと同名の通貨マナトは硬貨を意味する"モネタ"に由来し、1993年からコインを発行していますがレートは安定せずインフレとデノミに見舞われている通貨です。

表面の肖像はサパルムラト・テュルクメンバシュ初代大統領で同じだが、額面側の輪環デザインを変えていて手が込んでいる。

※1テネシ 銅張スティール貨 1993年                     ※5テネシ 銅張スティール貨 1993年

※10テネシ 銅張スティール貨 1993年                   ※20テネシ ニッケル張スティール貨 1993年

※50テネシ ニッケル張スティール貨 1993年    リュトン(祭礼用の動物の頭を象った酒器)

 

現在のトルコ共和国の領域は、第一次大戦でのオスマン帝国敗戦と戦勝国による分割占領を経て、ケマル・アタチュルクによる独立戦争によって成立した地域で、主にテュルク系言語のトルコ語を話すイスラム教徒によって構成されています。

かつて広大な地域の支配したオスマン帝国も、ヨーロッパ大陸側はトラキア又はルメリア地方と呼ばれた土地の一部、小アジアアナトリア)、クルディスタン(クルド人地域)東部がトルコ共和国領土として残りました。

独立に際しかつての民族、宗教の寛容性は受け入れられず、ギリシャ系キリスト教徒の追放、と住民交換が大々的に行われたため、ほぼイスラム教徒のみの国となりました。

革命後はラテン文字の導入、西暦の使用と欧州化を図り発展しています。

最初のコインはアラビア文字にイスラム暦を用いた所謂中東諸国のデザインでしたが、1930年代にはアルファベットを使ったコインに急変しています。近年はインフレで高額面コインがあり、デノミも実施しています。

肖像は立像を含めケマル・アタチュルクがほとんどです。

※100パラ アルミニウム青銅貨 イスラム暦表記最後AH1341年(1925)

※5クルシュ アルミニウム青銅貨 西暦採用イスラム数字 1926年

※1クルシュ青銅貨 1963年 14mm 1gの超小型コイン

普通の国章 月と星

※10クルシュ 白銅貨 1939年

月と星のデザインが斬新で好みです

25ルシュ 銀貨 1935年 Ag.830 3g

※50クルシュ 銀貨 1947年 Ag.600 4g

※1リラ 銀貨 1940年 Ag.830 12g 

イスメト・イノニュ 第2代大統領

2-1/2リラ ステンレススティール貨 1979年

5リラ ステンレススティール貨 1976年 FAO 国際女性年

マリア像のような構図が不思議

10リラ アルミニウム貨 1981年

※1000リラ ニッケル黄銅貨 1991年 インフレ貨

 

西アジアを中心に、北アフリカ、バルカン半島を支配したテュルク系民族が支配した多民族のイスラム帝国。

13世紀末に始まり、19世紀以降の各地での分離独立の動きにさらされつつも、第一次大戦に敗れて分割されるまで広大な領土を誇りました。

宗教的にはオスマン帝国スルタンがイスラム教スンナ派カリフを兼ねて支配しましたが、多様な)1民族を抱えキリスト教他の宗教にも寛容な国家体制にならざるをえなかったといいます。

公用語のオスマン語はテュルク語にアラビア語、ペルシャ語、ギリシャ語の要素が加わった行政用語の一面が強く、欧州では国をトルコと呼ばれつつも国内では多様性のあるオスマン人との認識も強かったようです。(numistaでは別国扱い)

現在では、第一次大戦後の帝国解体と民族自決の流れからほぼアナトリア(小アジア)地域のみとなり欧州の一員を目指したトルコ共和国とは全く別国家と考えらています。

 コインは1844年金本位制のもとリラが導入され貨幣も近代化されましたが、それまで貨幣(銀貨)の改鋳劣化が続き低品位の大型銀貨も多くある国です。

尚19世紀初めナポレオン占領後のエジプトは名目上オスマン帝国の傘下にありましたが、アルバニア人傭兵出自モハメドアリ朝による独立政権は近代化を急ぎオスマン朝をしのぐほどの勢力を拡大、独自の通貨制度を設立してコインを流通させています。(形式的にオスマン帝のトゥグラと銘文を刻印)

また通貨単位のクルシュ、パラ等の単位は、かつての支配地域の単位名にも使われています。

※1ゾロタ(30パラ)銀貨 AH1171/86(1776年) Ag.465 35mm 約14g 腐食あり

製造に問題あるためか?地金の状態が悪いものが多いようです

※2ゾロタ(60パラ)銀貨 AH1187/3(1775年) .465 43mm 約27g

こちらは変色してます

※5パラ ニッケル貨 AH1327/6年(1914)

※10パラ ニッケル貨 AH1327/7年(1915)

※20パラ 青銅貨 AH1277/4年(1864)

※40パラ ニッケル貨 AH1327/5年(1913)

40パラは1クルシュと等価

​​​​​​​※1クルシュ銀貨 AH1293/33年

※2クルシュ銀貨 AH1293/27年(1902)(

※5クルシュ銀貨 AH1293/33年(1907)

※20クルシュ銀貨 AH1327/9年(1917年) .830 37mm 24.055g

 北アフリカ、地中海の対岸にイタリアが位置し、古代ローマと勢力を競ったフェニキア人の国"カルタゴ"があった国として有名です。ローマ属領、イスラム国家、オスマン帝国領を経て1881年にフランス保護国となり、1956年独立を果たしています。

当初はオスマン朝時代からのbeyの称号を持つ首長が王位につきましたが独立運動の流れは王の存在を容認せず、すぐに追放され共和国となっています。

欧州との交流も深く、イスラム教国ながら世俗的で民主化も進んでいるようです。

通貨は仏領ま1リアル=16カルブ=54ナスリ=104ファルス。1891年フランが導入(1リアル=60サンチームで交換)され、独立後に旧1000フラン相当でディナールが通貨単位に採用されています。

他のイスラム圏同様に、アラベスク様式のデザインが多く若干物足りなさを感じますが、パリミントの整ったイメージのコインです。

フランス領時代のコインはフランス語/アラビア語表示の2面構成が特徴で、ほぼ本国コインの仕様でパリミントです。独立後はアラビア語表示のみとなっていますが、西暦のみ年号が刻まれたコインもあります。

※4カルブ銅貨 AH1281年 31mm 15g

※5サンチーム青銅貨 AH1339-1917年A

 

※25サンチーム ニッケル黄銅貨 1919年

※50サンチーム銀貨 1916年 .833 2.5g ※1フラン銀貨 1916年 .833 5.0g

※2フラン銀貨 1329-1911年 .833 10.0g

※20フラン金貨 AH1321-1903年 .900 6.4516g

※2フランアルミ青銅貨 1921年

※5フラン銀貨 AH1358-1939年 .680 5.0g

※10フラン銀貨 AH1349-1930年 .680 10.0g  60,000枚

何故か1930年代に10,20Fr貨3タイプのデザインがありますが、この図柄は希少。

※20フラン銀貨 AH1353年 .680 20.0g

※50フラン白銅貨 AH1370-1950年  パチスロのメダルのようなデザインが面白い。

☆独立後

5ミリエーム アルミニウム貨 1960年 コルク樫の木

100ミリエーム 黄銅貨 1960