西インド諸島バハマの東側、イスパニョーラ島北沖にあるイギリス海外領土。
大航海時代の発見時は無人島で、英領のバミューダ、ジャマイカやバハマの管理統治下におかれていましたが、1973年のバハマ独立に伴い単独の植民地となっています。
かつては塩業や農漁業の島でしたが、観光、金融業で潤っているようです。
通貨は米ドルが使用され、等価でクラウンという単位で通常硬貨が3種製造されましたが、流通していないようです。収集家用コインは他の英領地域同様に大量にあります。
1枚だけです。
※1クラウン白銅貨 1969年
numistaでは通常貨として扱っています。英国1クラウンの仕様 50000枚
発行当時コイン収集ブームを迎える時期で、他の英領地域でもこの額面で大型白銅クラウンを製造しはじめた頃です。
まだまだこの類のコインも物珍しく人気もありましたが、その後切手のように大量発行しだしたため冷めた思いがあります。
新聞広告にフランクリンミントのプルーフセットが載っていたのもこの頃からで、子供にとっては高嶺の花、現在より高い価格でした。