中央アジア西南部イランの北に位置し、カスピ海東岸に接する旧ソ連の構成国。
19世紀末にロシアに占領されるまではイスラム系王朝の支配下にあり、乾燥地帯にテュルク系遊牧民トルクメン人が住む地域でした。
反ロシアの動きも続きながらもロシア革命後、1924年トルクメン共和国としてソビエト連邦構成国となり、ようやく1991年に独立、1995年永世中立国になっています。
政治的に独裁体制ではありますが豊富な天然ガスのおかげで経済的には恵まれており、ロシア時代からの綿花の生産と繊維産業も盛んなようです。
隣国アゼルバイジャンと同名の通貨マナトは硬貨を意味する"モネタ"に由来し、1993年からコインを発行していますがレートは安定せずインフレとデノミに見舞われている通貨です。
表面の肖像はサパルムラト・テュルクメンバシュ初代大統領で同じだが、額面側の輪環デザインを変えていて手が込んでいる。
※1テネシ 銅張スティール貨 1993年 ※5テネシ 銅張スティール貨 1993年
※10テネシ 銅張スティール貨 1993年 ※20テネシ ニッケル張スティール貨 1993年
※50テネシ ニッケル張スティール貨 1993年 リュトン(祭礼用の動物の頭を象った酒器)