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~映画鑑賞雑記帳 &京都・滋賀の季節の歳時記 & 読書などのお気儘ライフ~

 

  今も忘れない、冤罪紛いの一旦停止検挙。

 

忘れもしない、それは、3月27日(日)に行きつけだった映画館の滋賀県大津市の大津アレックスシネマの閉館の日に映画を観て映画館にお別れを行った後、その日、最期に観た映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』のパンフレットが品切れだったので、わざわざ京都駅八条口にあるT・ジョイ京都まで劇場パンフレットを購入に行った帰途に起きた冤罪紛いの事件でした。

 

 

いつも気を付けて一旦停止を必ず行なっているY字路で、いつものように一旦停止をしてその道路を通過しますと、抜き打ち検挙なのか、京都府警の若い警察官2人(1人は明らかに新米丸出しの警察官)が、私に対して一旦停止をしていなかったと、実に妙な言いがかりを付けてきて、否認をするのであれば、手続きに3時間以上の時間を要し、また「裁判になっても立証責任は運転手側にあるので、ドライブレコーダーなどの記録がないのであれば裁判になっても負けますよ。」と半ば脅し文句のような事を言ってきたので、その日は家族で外食に行く予定で急いでいたのもあり、仕方なく、本当に悔しかったのですが、警察官の言うがままに交通違反キップを切られてしまいその場を去りましたが、よくよく考えれば、警察官の方にもこれといった立証できる証拠もなく、半ば冤罪に近く、反則金以上に、またもやゴールド免許の取得が出来なくなってしまうのが未だに腹立たしく、あまりにも合点が行かずに悔しかったので、今回、大枚をはたいて、ようやく、昨日に、全天周360度+リヤカメラ式のドライブレコーダーをマイカーに搭載するに至りました。

 

  全天周360度+リヤカメラ式ドライブレコーダー。

 

自分自身で配線したり取り付けするのがかなり面倒くさいのもあったので、自動車ディーラーにて取付工賃込みでほぼ定価ベースだったのか約7万円近くも支払って搭載してもらったのですが、帰宅後、Amazonでよくよく調べてみますと、Amazonであれば、現在、約半額以下で現物を購入出来るみたいで、その事実を知り、少々ガッカリ。

 

 

 

 

 

 

  この恨み晴らさでおくべきかー!!!

 

しかしながら、反則金以上に、疑惑の一旦停止違反の為に、私のゴールド免許の取得の機会を奪ったあの若い警察官2人に対して、先日お亡くなりになられた藤子不二雄Ⓐ先生の傑作漫画『魔太郎がくる!!』ではないですが「この恨み晴らさでおくべきかー!!!」との恨み節の念が大きく、今回のドライブレコーダーの搭載に際しては、自動車ディーラーには結構な金額をボラれた形になったかもしれないですが、それ以上に警察官への恨み辛みの気持ちの方が勝っているので、今回は下手な買い物の仕方をして、大枚をはたくことになりましたが、それにはさほど腹も立ちませんでした。

 

 

今回搭載したドライブレコーダーは、あおり運転の防止策や事故の際の証拠材料という意味合いよりも、むしろ、警察による疑惑の不法紛いな検挙から身を守る為に搭載したと言っても過言ではないです。

 

 

反則金の徴収にノルマがあったからか知らないですが、京都府警の警察官も、一般市民に対して、もうこれ以上弱い者イジメな不法紛いな取り締りは止めて欲しいと願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※一時停止違反の罰則|納得できない場合の対処法とは

 

 

 

 

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  『映画秘宝』の二度目の休刊を実感。

 

▲『映画秘宝』2022年5月号・休刊号(双葉社で最後の刊行)。

 

 

 

先月の3月19日(土)発行の2022年5月号を以て、双葉社での刊行物としても休刊扱いとなってしまった映画雑誌『映画秘宝』。

 

毎月21日前後の発行日に発売されていたのですが、今月はもう休刊しているのだなと改めて実感。

 

「今後の展開は4月にオープン予定のオフィス秘宝ウェブページにて随時お知らせ出来ればと思います。」とありますが、

合同会社オフィス秘宝代表・田野辺尚人さんのTwitterアカウントにも、先月の休刊号発刊以降、なんら新たな動きに関するツイートもなく、このまま梨のつぶてになってしまうのかと心配にもなってきた次第です。

 

出来ますれば、早く『映画秘宝』の新たな展開に期待したいものです。

 

○映画『シン・ウルトラマン』予告【2022年5月13日(金)公開】

 

 

 

○映画『シン・ウルトラマン』公開記念特別映像【2022年5月13日(金)公開】

 

 

 

 

 

 

今月号の2022年5月上・下旬合併号のキネマ旬報があたかも映画秘宝のように『シン・ウルトラマン』の特集号というのも可笑しなものですね。

 

 

-HIHO-映画雑誌『映画秘宝』

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

この作品は、今年の2月23日(水・祝)に日本公開された作品でしたが、私の父親の眼に出来た悪性リンパ腫の放射線治療のため、2月17日(木)から約1ヶ月間、連日の病院への送迎などが続いた兼ね合いもあり、私も映画館で映画を観る機会がなかなか取れなかったのですが、久し振りに、イオンシネマのアプリで上映スケジュールを調べてみますと、イオンシネマ京都桂川では、3月24日(木)が上映終了日である事を知り、慌てて、その終映の時間に機会を作り滑り込みセーフで、貯まっていたイオンシネマのワタシアター会員ポイントの6ミタ無料鑑賞クーポンを使用して、鑑賞に出向いて来た作品でした。

 

公開日から、もうかれこれ約2ヶ月近く経過していますので、今作品も、映画館では既に上映を終了している事かとも思われますが、今更ながらになりますが、あくまでも私自身の備忘録的に、当該ブログに感想を記録に残しておきたいと思います。

 

 

今年度の13本目の劇場鑑賞作品。

(※今年度のイオンシネマ京都桂川での2本目の劇場鑑賞作品。)

 

 

 

「破天荒な父親による姉妹英才教育法(22.3/24・2D字幕版)」

ジャンル:人間ドラマ/スポーツ

原題:King Richard

製作年/国:2021年/アメリカ

配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/dreamplan/

上映時間:144分

上映区分:一般(G)

公開日:2022年2月23日(水・祝)

製作総指揮:イーシャ・プライス / ビーナス・ウィリアムズ / セリーナ・ウィリアムズ / ジェイダ・ピンケット・スミス

製作:ティム・ホワイト / トレバー・ホワイト / ウィル・スミス

脚本:ザック・ベイリン

監督:レイナルド・マーカス・グリーン

キャスト(配役名):

ウィル・スミス(リチャード・ウィリアムズ) / アーンジャニュー・エリス(オラシーン・ウィリアムズ) / サナイヤ・シドニー(ビーナス・ウィリアムズ) / デミ・シングルトン(セリーナ・ウィリアムズ) / ジョン・バーンサル(リック・メイシー) / トニー・ゴールドウィン(ポール・コーエン) / ミケイラ・ラシャ・バーソロミュー(タンディ・プライス) / ダニエル・ローソン(イーシャ・プライス) / レイラ・クロフォード(リンドリア・プライス) / ディラン・マクダ-モット(ジョージ・マッカーサー)  他

 

 

【解説】

ウィル・スミスが主演・製作を務め、世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親の実話を基に描いたドラマ。

リチャード・ウィリアムズは優勝したテニスプレイヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をテレビで見て、自分の子どもをテニスプレイヤーに育てることを決意する。

テニスの経験がない彼は独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書を作成し、常識破りの計画を実行に移す。

ギャングがはびこるカリフォルニア州コンプトンの公営テニスコートで、周囲からの批判や数々の問題に立ち向かいながら奮闘する父のもと、姉妹はその才能を開花させていく。

 

2022年・第94回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞ほか計6部門にノミネートされ、主演男優賞を受賞。

ウィル・スミスが3度目のアカデミー賞ノミネートで初のオスカー像を手にした。

 

(以上、映画.comより、引用抜粋。)

 

 

 

  型破りな父親の英才教育法。

 

女子テニス界の歴史に燦然とその名を刻まれる偉大な選手、ビーナス・ウィリアムズ、セリーナ・ウィリアムズ姉妹を育て上げた型破りな父親とその家族の物語。

子供の才能を伸ばすために親が粉骨砕身した、というのはスポーツ選手の定番のエピソードですが、この親の場合には様々な意味合いで破格と言って良いでしょう。

 

 

父親の名前はリチャード・ウィリアムズ(ウィル・スミス)。

或る日、テレビを見ていてテニス大会での優勝賞金の額の大きさを知り、まだ生まれる前から自分の子供をテニス選手にしようと決意するのでした。

 

 

しかしながら、テニスは全くの未経験のために、独学で指導法を研究し、計画書を作成し、ビーナス(サナイヤ・シドニー)、セリーナ(デミ・シングルトン)に英才教育を施すのでした。

日本公開向けの邦題タイトルは、その計画書に由来します。

困難を乗り越えて、夢を叶える感動的なストーリーを予想させますが、確かにその通りでもあるのですが、実際には、話は少々複雑でした。

 

 

  原題は『キング・リチャード』。

 

原題は「キング・リチャード」。

あたかも王のように我が物顔に振る舞う男を巡る、悲劇すれすれの物語でもあるからでした。

 

 

  姉妹の実力と、父のハッタリの才能。

 

金もコネもなく、あるのは、大きな可能性を秘めた姉妹というカードの切り札と、謂わばハッタリの才能。

あたかも山師の様でもあり、あまりにも独善的で、関わる人を次第に不快にさせていくのでした。

観客は、最終的には、リチャードの選択が正しかった事を誰もが知っていますが、一歩間違えれば、子供の将来を潰した最低の父親にもなっていたはずでした。

このあたりは、ウィリアムズ姉妹自身や彼女たちの異父姉のイーシャ・プライスも製作総指揮に関わっていることからすれば、あながち間違いでもないのでしょう。

 

 

  ウィル・スミス念願のオスカー獲得!

 

そんなあまり共感できない人柄の主人公を苦笑しつつ見ていられるのは、何よりも人の良さそうなウィル・スミスが演じているからでしょうね。

これまで培ったイメージが観客をスクリーンにつなぎとめていました。

そして、大方の予想通り、授賞式の最中に要らぬ平手打ち騒動はあったものの、結局は、ウィル・スミスが3度目の正直で念願の主演男優賞のオスカー獲得も叶えましたから。

 

※尚、平手打ち騒動のために、結果、ウィル・スミスは米国アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから今後10年間出禁扱いの処遇を受けることになりましたが、今回のオスカー獲得についての剥奪や今後その10年間ノミネートの権利まで奪われることはないようなので事なきを得た形になったのが何よりでした(汗)

 

 

  脇を固める各配役の素晴らしさ。

 

 

この好き放題に振る舞うリチャードに振り回される名門テニスアカデミーのコーチのリック・メイシー役を演じたジョン・バーンサルのコミカルな演技も、映画に親しみやすさを与えており、脇を固める配役の素晴らしさも実感しました。

 

 

  家族を支えた妻の内助の功。

 

またドラマの中でこんなにも強引で独りよがりなリチャードよりも、そんな彼と再婚して、ウィリアムズ姉妹と自分の連れ子との計5人の姉妹たちを育て上げた立派な妻であり母親だったオラシーン・ウィリアムズ(アーンジャニュー・エリス)が、自分勝手なリチャードをここぞというところで諫めながら、彼には見えないところできちんと娘たちの心をケアしてがっちりと心を掴んでいるところなど、素晴らしい内助の功でした。

 

 

ドラマの終盤でリチャードとオラシーンの夫婦が激しく言い争う場面があり、この家族が経済的な面のみならず精神的な面でも空中分解せずに最後までやってこられたのはこのオラシーンの献身的な働きに負うところが大きかったという印象を持ちました。

 

 

正直、彼女が独善的なリチャード王とその家族を支えた本作における影の主人公なのかも知れないとも思われました。

 

 

実際、コーチ陣が姉のビーナス・ウィリアムズにかかりきりな指導にある中、妹のセリーナ・ウィリアムズにも独自の指導をしていたのも母親のオラシーンその人だったようでしたから。

 

 

  クライマックスは白熱の試合シーン。

 

クライマックスシーンは、ビーナスと当時のスペインのトップ選手との白熱の試合模様。

終盤までの展開はコート外での駆け引きが多く、スポーツ映画としては、やや物足りなさもありましたが、ここで上手く帳尻を合わせてくるところは流石ハリウッド映画。

予想とは違う結末である点は、この映画が現実に基づいていることを保証していましたね。

 

  リチャードの教育方針に感銘。

 

またそれ以上に今作で特に心に響いたのが、動機はともかく、古くは、かの『巨人の星』の”星一徹”のような単なるスパルタ教育ではなく、ウィリアムズ姉妹に対して、選手としての成功よりも、先ずは信仰心や道徳心の醸成、家族の絆の大切さ、4カ国語の語学の習得をはじめ教育を優先した、リチャードの文武両道の教育方針には感銘を受けました。

 

 

また、若くしての成功と引き換えに、バーンアウト(燃え尽き症候群)のように心身を壊し、日向の道から逸れていく選手の実例を示しながら、この映画では、子供たちを1日も早くプロ選手にして自社製品の広告塔として利用しようというスポーツ関連企業をはじめ巨大ビジネスとなったプロスポーツのあり方そのものをも批判するのでした。

 

 

そして、映画はビーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズ姉妹が華々しくプロの世界で活躍する手前のところで終了します。

 

リチャードが「ゲットーのシンデレラ」を実現させて、1990年代後半からアフリカ系アメリカ人の女子テニスプレイヤーとしてパワーテニスで圧倒的な力を見せつけた2人の活躍ぶりは、特段のテニス好きでなくても、よく知られるところですが、そこには父親リチャードの姿はもはやなかったのかも知れないですね。

 

  私的評価:★★★★(80点)。

 

私的な評価としましては、

先ずは、良い映画だとは思いました。父親リチャードが2人の娘ビーナスとセリーナと二人三脚で苦難を乗り越え女子プロテニス界にデビューを果たし、世界から注目を得るまでの実話を基にした映画で、飽きることなく約2時間半を観終えました。

競技としてのテニスについて特段に詳しくなくてもお話しの展開が良いので多くの方もお話し自体には共感できるかと思いました。

 

 

私的には、当初は、あまりにも独善的で、関わる人を次第に不快にさせるような人柄のリチャード・ウィリアムズのその山師のようなハッタリを噛ますようなやり方には共感し難かったのですが、ただ、その指導方針は、決して、テニス一辺倒ではなく、信仰心や道徳心の醸成や家族の絆、最低限の教育といった人間として大事な事を優先させた娘たちへの文武両道の教育方針の点にはすごく感銘を受けました。

 

従いまして、五つ星評価的には★★★★(80点)の四つ星評価の高評価も相応しい映画かと思いました。

 

※尚、本作品の字幕担当:松浦美奈さん、字幕監修:伊達公子さんという二段構えの字幕翻訳の布陣には「安心」の二文字しかないですね。

 

○映画『ドリームプラン』日本版予告 2022年2月23日(水・祝)公開

 

 

 

  ビヨンセのエンディング曲:Be Alive

 

○Be Alive (Original Song from the Motion Picture "King Richard") (94th Academy Awards Performance)

 

 

 

 

MOVIEテニスのスポーツ伝記映画

 

○『ボルグ/マッケンロー 氷の男炎の男』(2017年)

 

 

 

○『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017年)

 

 

 

関連商品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

  
『カムカムエヴリバディ』を観終えて。

 

ここしばらく朝ドラでは『あまちゃん』以来に、この『カムカムエヴリバディ』にて、最初から最終回まで全話通して完走して観終えました。

 

最終週の木曜日は、生き別れになっていた母・安子(森山良子さん)と、娘・るい(深津絵里さん)とが再会を果たすといった感動回で、この回で最終回を待たずして、ほぼ伏線は回収されたかとも思っていましたが、金曜日の最終回には、未回収だった伏線の回収と、劇中映画の『サムライベースボール』の公開される2004年からその後の2025年までへといった今から未来にも繋がるお話しまでもが綴られていて、細部にまで凝っていて面白かったですね。

 

 

 

  3世代のヒロインがバトンを繋ぐ百年の物語。

 

ドラマが放送開始して早々は、私も、史上初の試みの3世代のヒロインがバトンを繋いでいく【朝ドラ】って一体どんな感じの話しになるのかなと思って観続けていましたが、最終的には、ひなた(川栄李奈さん)が自分の家族の100年に亘るお話しを、自分が講師になるラジオ英語講座のテキストの教材の内容にしていたのですね。

 

 

だからだったのか、いま振り返りますと、大月ひなたと、五十嵐文四郎(本郷奏多さん)との恋バナのくだりについては、あえて、ウィリアム・ローレンスこと、ビリー(城田優さん)の英語でのナレーションが少なくしてあったのかも知れないですね(笑)

 

 

  日向の道を歩けば、きっと人生は輝くよ!

 

このドラマの良さは、最終的には、るい(深津絵里さん)は少女のとき言えなかった言葉「I love you」を安子(森山良子さん)に言えた。そして、ひなたや安子のように、言えなかった言葉を言うことが出来る。大月錠一郎(オダギリジョーさん)や伴虚無蔵(松重豊さん)や五十嵐文四郎(本郷奏多さん)や、ひなたの弟の大月桃太郎(青木柚さん)のように、「挫折しかかったことが後々になって叶うこともある。人はもう一度やり直すことができる。それはどんなに時間がかかっても。」と言うことを、説教臭くなく、さり気なく物語っているところが良かったですね。

 

 

時間は一本道ではなく、立体ジャンクションのようになっていて、運命や縁はぐるぐると回って、歩き続ければ一度離れてもまたいつか戻ってくることがあるのかも知れない。

 

この考え方は、いま流行りの【マルチバース理論(多元宇宙論)】等とは全く違って、【因果応報】や【臥薪嘗胆】といった言葉の意味合いの方が案外しっくりくるかも知れないですね。

 

 

 

たとえば、戦後、安子の父の金太(甲本雅裕さん)が作っていたおはぎを闇市で盗んだ少年は金太の味を引き継いで、新生「たちばな」として和菓子屋となり、まわりまわって運命のクリスマス・ジャズ・フェスティバルに協賛していたりと。

 

 

  
バトンを繋ぐのは血縁のみに非ず。

 

また、この因果は、別に次の世代にバトンを繋ぐのも決して血縁である必要もなく、直接に血のつながりのない人を通してバトンを繋いで行くのもひとつの運命の巡り合わせと見る事が出来るでしょう。

 

 

「大阪のお父さん・お母さん」こと竹村クリーニング店の竹村夫妻(村田雄浩さん・濱田マリさん)と、るい(深津絵里さん)との仲もそういったものだったのでしょうね。

 

 

  最終回の怒濤の伏線の回収祭り!

 

それにしても、最終回での伏線の回収はすさまじく(笑)、岡山県伝承の桃太郎伝説ともうまくリンクするように、大月桃太郎が京都西陣高校の、今度は野球部の監督として、雉(キジ)真繊維製のユニフォームを着て、のちの息子の剣(犬)と、(おさるの)ジョージをコーチに引き連れて、甲子園に出場するといった、やや強引な伏線の回収も見られましたが、TwitterなどSNSで朝ドラのファンの話題を掻っさらったのは、ベリーこと、茶道の家元の野田一子(市川実日子さん)の夫役の「夫の田中」。

 

  徳井優さん。「夫の田中」で再々登場(笑)

 

▲「こわもての田中」

 

▲「アフロの田中」

 

▲野田一子の「夫の田中」

 

これまで「こわもての田中」として竹村クリーニング店に登場したり、「およげ!たい焼きくん」の曲が流行った頃には「アフロの田中」として登場していた、徳井優さんが、野田一子の夫の田中役として再々登場するといった遊び心に注目が集まりましたね。

  藤本有紀脚本&安達もじり演出作品。

 

 

私も、かねがね、これまで観てきた朝ドラの中では藤本有紀さん脚本の『ちりとてちん』(2007年~2008年放送)が最高傑作だと思っていましたので、その藤本有紀さんが脚本を担当された今回の『カムカムエヴリバディ』が面白くない訳がないと期待して観ていましたが、さすがによく脚本が練られていて、本当に、最後の最後まで、気が抜けずに面白かったです。

 

  タランティーノ監督を彷彿させる凝った作り。

 

 

NHKドラマ担当ディレクターのチーフ演出の安達もじりさんによる演出も、押しつけがましくなく、実にさり気なく、劇中時代劇の『破天荒将軍』や『棗黍之丞』シリーズなど、『暴れん坊将軍』や『桃太郎侍』をもじったようで、あたかもクエンティン・タランティーノ監督の作品を彷彿させるようなマニアックな世界観を再現していて、かなり面白かったですね。

 

 

また、伴虚無蔵(松重豊さん)については、東映で斬られ役ひと筋だった故・福本清三さん。そして、劇中映画の『サムライベースボール』についても、2003年12月公開のトム・クルーズ主演の時代劇映画『ラストサムライ』を意識して扱っているのは、特段な映画ファンでなくても明白でしたよね。

 

 

 

 

 

  安子役には宮崎美子さんを予想するが・・・。

 

 

 

個人的には、上白石萌音さんが演じた安子が年老いた役柄には、実際の若い頃の容姿が上白石萌音さんとソックリだった宮崎美子さんが演じればピッタリくるかと密かに思っていましたが、最後までアニー・ヒラカワの正体を謎めかせるのには、似ても似つかない(苦笑)と言っては失礼ながらも、キャスティング通りに、森山良子さんが演じるのが怪しげで適任だったのかも知れないですね。

 

 

  算太役の濱田岳さんの演技力。

 

また、安子の兄・算太役をほぼ1人で一生分を演じきった濱田岳さんの演技力。

 

 

  るい役は深津絵里さんで本当に良かった!

 

るい役を実年齢48歳の深津絵里さんが18歳から演じるという点で少々当初は違和感もありましたが、歳を経る度に髪の毛が短くなっていきながら、その違和感も少なくなっていく不思議な演出や、その逆に髪の毛が長くなって行く事で年齢を重ねて行くようにも見える大月錠一郎役のオダギリジョーさんの安定した演技力が実に素晴らしかったですね。

 

 

 

 

▲るいと錠一郎が引き継いだ岡山のジャズ喫茶には、「お支払いは現金のみ」という注意書きの札がある点など、オダギリジョーさん出演のAirPAYのCMで、「じゃっ、いいですうっ!」と言ってお客さんが帰っていってしまうシーンを彷彿させる洒落の効いた設定にも笑えてきます。

 

 

  ひなた役の英会話&京都弁習得に脱帽!

 

それに致しましても、京都弁の方言指導に、英会話の台詞まで違和感なくマスターして演技された、大月ひなた役の川栄李奈さん。

これまで天然お馬鹿キャラで売ってられたような節も見受けられていたのに、約1年間の猶予があったとは言え見違えるような役者魂が感じられて、あたかも「ドラえもん」の暗記パンでも使用したかのような素晴らしい演技には脱帽でした。

 

 

 

ひなたも、Around60のアラ還になって、ようやく、ウィリアム・ローレンスことビリー(城田優さん)に「回転焼きを一緒に食べませんか?!」と英会話で誘えるようになり、50年越しに、初恋の相手ビリーを誘うことが出来たのも、「江戸の敵を長崎で討つ」のことわざではないですが、ひなたも、ようやくこれで本当の侍になれたみたいですね。

 

 

EPISODE.112「Let's enjoy kaitenyaki together」

 

 

 

  Mr.アシストのトミー北沢が男前過ぎた!

 

すべての配役が上手くて面白かったのですが、私のお気に入りは、「ミスター・アシスト」と言って良いくらいに、大月錠一郎(オダギリジョーさん)&るい(深津絵里さん)の力添えになってくれたトミー北沢(早乙女太一さん)の役柄が本当に素晴らしかったですね!

 

 

  端役の豪華さ・遊び心も見どころの一つ。

 

最後に、藤本有紀さん脚本の朝ドラの『ちりとてちん』以来のお付き合いからだと思うのですが、青木崇高さんが、こういったところで、棗黍之丞シリーズのテレビリメイク版の主演俳優の武藤蘭丸役といった役柄でわずか数秒のみの出演をなされているのも、ちょっとした遊び心にも義理堅くて素敵だと思いました。

 

 

ここまで良く出来た朝ドラだと、来週から朝ドラの『カムカム』ロス状態になるかとも思っていましたが、あまりにも完成度が見事すぎて、逆にロス状態には陥らずに済むかもとも思って来ました(^^)v

 

 

 

  是非ともスピンオフドラマの製作希望!

 

でも、出来ますれば、『カムカムエヴリバディ』のスピンオフドラマの放送を期待したいですね!

 

予算的にもかなり難しいとは思いますが、私的には、可能であれば、劇中映画『サムライベースボール』を製作して放送して下されば嬉しい限りです(汗)

 

○AI - アルデバラン Live from 20周年記念TOUR“IT’S ALL ME” FINAL ~AI Birthday Special~

 

 

○AI - 「アルデバラン」Official Audio (Radio Edit)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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