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イタリアvs.フランス、因縁(?)の対決

サッカーW杯ドイツ大会決勝。イタリアvs.フランスは、様々な方面から多くの非難・意見が出ている。
人種差別だの、暴力行為だの……かなり大きな問題となっている。
そしてここにもイタリアvs.フランスが展開された。

今期第11戦、F1フランスGP。気温34度のドライコンディションの中、PPを獲得したのは「ミハエル・シューマッハ」。ご存じフェラーリのエースドライバーである。2番グリッドには、同じくフェラーリの「フェリペ・マッサ」、3番手にはルノーの「フェルナルド・アロンソ」がならび、ここにイタリアvs.フランスの布陣が築かれた。

レース開始から、赤い皇帝ミハエルが先行する形に展開、2位にはフェラーリのマッサが続き、3番手のアロンソと激しいバトルを展開して行った。
人種差別問題が両国の問題となっているイタリアvs.フランス。あんなにも権威ある大会で、言った言わないの世界が展開され、新聞各紙まで賑わしている問題だけにヒートアップしているかも知れない両国。それを全く気にしていないように、皇帝は独走態勢を終始守り優勝。いよいよその強さに安定性が見えてきた。

一方、1・2フィニッシュを狙っていたマッサは、ルノーのF・アロンソと激しいバトルを展開していたが、ピットストップ時に先行を許して惜しくも3位。このイタリアvs.フランスの激戦はフランスに軍配が上がった。が、レース自体ではミハエルの駆るフェラーリが制している。

さて、今後イタリアvs.フランスの戦いでは、少し因縁めいた物が出て来る感じがするが、本家(?)のサッカーではどうなるか……

クリーンカー最前線

最高速度370km/h、スタートから100km/hまでにかかる時間4秒、160km/hまで7秒。
最大加速時にドライバーが受けるGは0.68G。このGは、旅客機が離陸時に掛かるGよりも大きい。ドライバーは間違いなくシートに押し付けられる。

この車は慶応大学の教授が開発した「電気自動車」。
車体には8本のタイヤがあり、それぞれにモーターが付いている。そのモーターの力でここまでの力を発揮する。しかもハイブリッドではなく、完全な電気自動車。
電源は家庭用コンセントから充電可能な「リチウムイオン電池」で、一回のフル充電で300kmの走行が可能。東京~名古屋間の手前まで走行する事が可能となっている。しかし、欠点は充電に時間が掛かるという事。
今のガソリンのように、数分の補充で終わる訳が無く、フル充電に費やす時間は8時間。一度300kmを走破すると、フル充電するまでに8時間待たなくてはいけない。

電気自動車を開発するに当たり、従来の「ガソリン車」の定義を白紙に戻し、ゼロからの設計とした。そう、電気自動車ならではの設計に組み直したのだ。その結果、モーターはタイヤ全てに設置し、パワーを確保。エネルギー消費を良くする為に、電気自動車独自の発想で構築した。その仕組みは、それまで車設計には全く興味も関わりもなかった教授だから為し得た事だ。

テストドライバーは元F1ドライバーの片山右京氏。「完成度が高く、販売できるところまで来ている。(電気自動車の)実用性に道を開いた」と語る同氏は、この車の性能に太鼓判を押した。

この電気自動車のバッテリーの小型化ができ、走行距離を伸ばす為に、または予備のバッテリーを装備する事が可能になれば、十分市販車としての可能性は出て来るだろう。

バッテリー1個では、「燃料補給」に時間が掛かってしまう為、実用には向いていないが、バッテリーを小型化させ、2個装備し、一つを消費させながらダイナモで発電。予備バッテリーに充電しながら走行して行けばあるいは……素人考えなので何とも言えないが、大学教授の考える所だから、恐らくもっと高次元の発想で解決してくれるだろう。

風を切る音こそ「エンジン音」。『エリーカ』が市販される日は、もうそこまで来ている。

揺れる車業界

かつては自動車メーカーの巨大グループのトップを築いたジェネラルモータース(GM)。今ではトヨタを代表する、各国の急成長メーカーに追われ、遂には巨大な負債を抱えるまでになってしまった。

そこで、今度は逆に提携をされる側に回ってしまった、
CEO、カルロス・ゴーン氏率いるルノー・日産グループである。

しかし、ゴーン氏曰く「GMの経営には興味がない」と言う。報道では、ルノーと日産が、GMの株式の10%を取得し、合計で20%を所有することになるようだ。それだけでも30億ドルというから驚きである。
経営に興味を示さないゴーン氏は、資本提携のみのカタチでグループに取り込み、日産+ルノー+GMという販売ネットワークを手に入れた。
これで、北米・アジア・ヨーロッパという巨大マーケットを相手に出来るだけのグループが誕生する事になる。

日産の「救世主」として日本に渡ってきた当時は、ほとんど無名だったカルロス・ゴーン氏。
ここに来て、巨大グループのトップに躍り出る程の活躍を見せている。株価・販売台数が伸び悩み、それでも強気発言を繰り返していた株主総会時の同氏の頭の中には、既にこの提携の計略があったのだろう。

リコール不届け疑惑に揺れる巨大帝国『トヨタ』の牙城を、カルロス・ゴーン氏率いる『ルノー・日産+GM』提携グループが打ち破れるかどうか……勝負はこれからが面白くなりそうである。

株価下落

恐れていた事態になった。と言っても、今の所はそこまでの事態にはなっていないようだが、明らかな影響がジワジワと現れ始めている。

世界情勢や経済不安から、株価は全面安になり、更にトヨタの「リコール不届け問題」から自動車メーカーに対する不安・不満が、株価に直接反映された。

前日比で見ると、トヨタ株が120円安、ホンダ株が20円安、日産株に至っては1,204円安にまで落ち込んでいる。

販売数下方修正で、株主総会等で意見を述べた日産や、渦中のトヨタ等が軒並みダウン。それに伴うように他のメーカーも続いて下落。自動車メーカー株は順調だった為に、この下落は深刻化する可能性もある。

景気が回復しつつある中で、信頼・信用を裏切った代償は、例え世界的企業トヨタでも高く付きそうだ。一時は「経営論」や「社員教育」で一躍経済界の救世主的存在となり、零細・中小企業の管理者の間で「トヨタ式」がブームになったが、今思えばその時既に「リコール隠し」が行われており、読者はまんまと乗せられていた訳だ。
健全な企業は社員教育云々……不届けを行っていたのは、間違いなく「トヨタ社員」である。これが「トヨタ式」なのだろうか?

ブームに乗せられた管理職達は数多く居たはずだ。彼等の信頼をも裏切りながらベストセラーを続けた「バイブル」は、自社の暗躍でその質をも下落させる事になった。

これ以上大事にならない事を願う。

痛恨のリコール隠蔽疑惑

2004年8月、熊本県菊池市において5人の重軽傷者が出る事故が発生。県警は、「ハイラックス・サーフ」の逸脱事故(交通事故)として捜査を開始する。
しかし、その捜査の過程で事態は思わぬ方向に進んでいった。
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リコール隠しで思い出されるのは、三菱の「パジェロ」。その後、数々の問題点が浮き彫りになり、経営に大打撃を与えた事は記憶に新しい。

爆発したり、走行中にタイヤが取れたり、人命に関わる問題として当時では大問題となり、三菱への信頼性が皆無に近くなっていた。古くからのユーザーも、そのタイミングで他社に乗り換えて行ったのは当然であり、それほど大きな問題となっていた。

それが今回、世界第1位となりつつある「トヨタ」にも起こっているかも知れない。

「ハイラックス」が問題の車種である。

『リレーロッド』という部品の強度が不足し、破損(折れる)してしまう可能性があるのだ。しかも、この危険性は何も最近分かった訳ではない。10年以上前…1992年頃から不具合の報告が多数寄せられたのだ。その際にメーカー側が実験を行い、強度不足が分かったのである。
通常ならこの時点でリコールし、無償修理をしなければならない。しかし、トヨタはリコールを行わなかった。

『リレーロッド』は、ハンドルを切る動作を前輪に伝える部品。その部品が破損してしまうと、当然前輪が動かず、操舵不能に陥ってしまう。曲がりたいのに曲がれない。その先に歩行者が居たら大惨事である。にも関わらず、トヨタはリコールを行わず、96年の社内会議で『改良型リレーロッド』を使用する事に決定した。
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2004年8月、熊本県菊池市において5人の重軽傷者が出る事故が発生。県警は、「ハイラックス・サーフ」の逸脱事故(交通事故)として捜査を開始する。
しかし、その捜査の過程で事態は思わぬ方向に進んでいった。

2ヶ月後の10月末、トヨタが発表したリコール対象車種に事故を起こした車と同型式を含む「ハイラックス・サーフ」が入っており、『リレーロッド』が対象部品となった。そして、県警が注目したのは不具合の報告件数は、国内で11件。うち1件が人身事故…そう、その1件こそが熊本県菊池市で起きた「逸脱事故」だった。だが、この時点でトヨタが把握していた不具合情報は、国内52件、国外28件だと熊本県警は語る。

今後の捜査でまだまだ浮き彫りになる問題点が出るかも知れない。トヨタだけでは無く、ここまで来れば全車メーカーへの信頼性という事になるかも知れない…

世界2000台限定MINI

MINIクーパーが218psになって、世界限定台数スポーツタイプとして生まれ変わった。

これは中途半端な社外品や、純正部品でパワーアップされた車ではなく、完全にスポーツに特化した「ホットバージョン」だ。

エンジンは吸気系・廃棄系の専用シリンダー等に手が加えられて最大パワーを48psアップ。更に、そのエンジンに組み合わされるミッションは6速MT。
これで最大馬力218ps、最大トルク25.5kg-m。
更に、このトルクを最大限活かす為に車体の軽量化を狙う。この徹底振りは見事で、通常定員4人のMINIのリアシートを取っ払い、定員を2名にしてしまった。
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そしてコクピットのシートはレカロシーとを採用。これで車重は1190kg。パワーウエイトレシオは5.46kg/psになり、本格スポーツカー並の数値になっている。当然足回りも強化され、サスペンションやブレ4-気もチューンされている。

そして専用のエアロパーツ・リアスポイラー等が与えられ、スポーツ感覚溢れる外観となった。

シリアルナンバーが刻印された「ミニクーパーS withジョンクーパーワークスGPキット」。
日本販売台数は200台。ミニファンなら是非手に入れたい車である。

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熱い国、イタリア

イタリアの夏は熱い。それも洗車場が……

やけに男性客で賑わう洗車場ができた。それも10月までの期間限定洗車場。
よく見てみると、その殆どが男性客らしい。しかも、あまり汚れていない車も洗車している。
価格を見ると、結構割高であり、イタリアにもコイン洗車場があるにも関わらず、人気を博している。

なぜか……

それは、洗車スタッフが全員女性で、タンクトップ・ショートパンツという出で立ちで、水浸し・泡まみれになりながら洗ってくれる。お客は車内から洗車している様を眺められるようになっている。

何ともバカげた話しだが、これが何と当たっているらしい。日本では明らかに入り辛いだろう。
外国って、こういう意味では寛大(?)である。
外国のとある老舗デパートでは、特製の買い物カゴを設置し、それを持っている者同士なら「ナンパOK」だという企画を実行。日本で、三越等の大手老舗デパートが同様のサービスを展開したら、どんな事になるだろう……この手のジョークが通じにくい日本人にとっては、不愉快極まりない自体になるだろう。

そんな色物サービスが、遂に車業界でも始まってしまった。元を辿れば、このようなサービスはアメリカから始まったようだ。さすがショウビズの国である。ま、好みの女性に当たるかどうかは運次第だが……最悪、隣の洗車スタッフを眺めるしか落ち着ける手段が無い場合もある。そこは寛大なイタリア人、ジョークと割り切って済ます(?)

ともあれ、暑い期間限定のこのサービス。イタリアに旅行の際には是非ツアーに入れてみて下さい。

ただし10月を過ぎると、普段のオヤジスタッフに戻ってしまうようなので、用心が必要である。

クリーンフォーミュラ

前回、F1での環境問題云々と語った当日…つまり7日(現地時間)に、パリで開かれた世界モータースポーツ評論会で、F1委員会から提案のあったレギュレーション変更案の発表があった。

内容は、公式最終予選の時間を、現在の20分から15分へ短縮する案も含まれている。評議会の賛同が得られれば、次戦フランスGPから採用になるようだ。

現在の予選は、2度にわたるノックアウト方式の予選を通過した10台のマシンが、決勝序盤の燃料を搭載して最終予選のタイムアタックに望むが、20分のセッション半分の時間を費やし、燃料を減らし、マシンを軽い状態にして、残り半分でタイムアタックを開始する…という、前半はほぼ無駄な燃料を垂れ流している傾向にある。

F1委員会はこの状況を、「エンターテインメント性の欠如、環境問題への悪影響」とし、20分から15分に縮小したようだ。

私のような素人が語るよりも、すっかりそんな事を考えて対応していたとは脱帽である。

当時は「HONDA虐め」と叩かれていた『ターボエンジン禁止令』も、今となっては当然の流れだったかも知れない。

ミシュランよ、さらば

数年前からF1に参入した「ミシュランタイヤ」が、F1から撤退する。
今シーズンの今まで、ミシュランタイヤは優れた性能を見せつけていたが、これで「ブリヂストン」の独壇場に戻ってしまう。
確かに、路面温度が上昇すると「ブリヂストン」が優位に立つ場面も増えていたが、平均性能や成績では「ミシュランタイヤ」を装着したチームが勝ってきた。もちろんタイヤだけのせいでは無いにしろ、タイヤメーカーが2社だけという事自体に少なさを感じていたのに、またこれでブリヂストンのみになってしまう。

まぁ…市販されているタイヤとは、明らかに別物であり、サーキットで有利だから街乗りでも優れているとは限らないが、あの過酷な条件下で得られるデータは、当然市販品にも反映されているハズである。

レースとしては、同じ条件で戦った方がチームの力が観れて面白いかも知れないが、もっと多くのタイヤメーカー参入をさせた方が、市場に流れ出る物は良いモノになるような気がするし、各チームに選択権を与える事で、もっと複雑なレース展開ができそうなのだが……政治的・経済的に何か問題があるのだろうか。

日本のメーカーがここまで有名になっている事自体は嬉しいが、レースを観る側からすれば、見所が減ったような気がしなくもない。

しかし、ジェット燃料並みの燃料と、恐ろしく消費の激しいタイヤ。F1こそエコロジーにはほど遠いモータースポーツである。

そのうち、F1マシンもハイブリッドになるのだろうか…

全国2,000万人のお友達

とある企業が20~50代の1,000人を対象に調査を行った。
内容は「自動車の役割」的な内容のようだが、「単なる移動手段」と答えた人が44%と大半を占めた。

そんな馬鹿な、である(汗)

「運転する事自体の楽しみ」が14%…恐らく、車好きと言われる人はこの部類に入るのだろうが、その確率はわずかに14%なのである。日本国民が1億3千万人とすれば2,000万人程度…そんなに少ないのか……「単なる移動手段」と答えたのが5,700万人。倍以上である。
更に「デートの必需品」と答えた人はわずかに1%。

私がまだ高校生だった頃、そりゃぁもう、バブル経済ど真ん中。
車とは自分の地位を示すアイテムで、ベンチャー企業の社長さんは高級スポーツカーで、やたらオープンにして走り回り、デートと言えば2シータースポーツ。自分のファッションの一つになっていた。そのままの感覚でバブル崩壊後の寒い日本経済に放り込まれた私の世代の一部は、それでも「車とは、操る事の楽しさを追い求めるアイテム」から脱却できない。

それとは逆に、メーカーは市場の流れから「移動手段」に移行。「多人数乗り」「燃費」に目を向けている。

日本国民の中の2,000万人程は、完全に見放されている状態だ。

スポーツタイプが市場から姿を消している昨今、私たちに残されたのは、数少ない程度の良い中古車だけである。