全然、手元にお金がない。
なのに、突然、
「社長、税金をXXX円払ってください」
と言われた。
儲かってもいないのに、そんなもん払えるか!!
と怒鳴ってはみたものの、どうすることもできない・・・・・
意外に多いパターンです。
その理由としては、いくつかの状況が考えられます。
1.商品引き渡し・サービスの提供は終わったが、入金が当分先になる
例えば、サービス提供後3ヶ月経たないと、入金が受けられない、というケース。
この場合でも、税金計算上は、利益に含められるので税金がかかります。
こういうケースでは、給料や仕入先への支払が先行する場合が多いので、どうしても、手元に残るお金は少なくなります。
にもかかわらず、税金は、しっかりとられてしまうわけです。
2.店舗・工場・システム等先行投資が大きい場合
例えば、店舗を構えなければいけない、というようなケース。
店舗建設に莫大な支出が生じます。
しかも、やっかいなことに、この支出は、すぐに経費にはなりません。
10年とか20年とかかけて、徐々に経費にしていくことが一般的です。
経費にならない、ということは、税金がかかる、ということです。
要するに、お金をたくさん払っている割には、税金がたくさんかかってくるわけです。
3.在庫を大量に抱えている場合
ビジネスを進めるうえで、在庫を大量に買い付けなければいけない、という場合があります。
特にお店などを構える場合には、お店に陳列するための商品をたくさん仕入れておくことになります。
あるいは、製造するために、原材料をたくさん仕入れておかなければいけない、というケースもあります。
しかし、このような原材料・商品等は、原則として、売れた分しか経費にできません。
例えば、工場やお店に置いてある在庫については、経費にできません。
つまり、お金をたくさん払っている割には、税金がたくさんかかってくるわけです。
いずれのパターンでも共通しているのは次のようなことです。
商売をする上では、お金が先に出ていき、回収は後になるのが普通です。
つまり、商売の立ち上げ当初は、お金が足りない状態になるのです。
ところが、税金計算上は、先行投資しているお金の多くは、すぐには経費になりません。
ですから、早い段階で、税金がかかってくることになります。
これが、全然儲かっていないのに税金を払わなければいけない理由です。
結局のところ、税金は、あなたが予想しているよりも多い目にかかってしまうことが多いのです。