私がつとめていた前の会社では、
「チェックリスト」を多用していました。
下っ端で働いている身からすると、
「チェックリストなんて面倒くさいな・・・。
意味あるのかな・・・。」
と思っていたのですが。
独立して、
管理側に回ってみると、
やっぱり、
チェックリストは偉大だな、、
というのが実感です。
チェックリストのおかげで、
仕事のミスをせずにすんだことも一度や二度ではありません。
▼とはいえ、
実際のところ、
チェックリストは使い方次第で、
薬にも毒にもなり得る、とも思います。
例えば、
よくある
チェックリスト否定派の人の意見として、
「チェックリストに書かれていることだけ
やればいいと思う人が増える」
という話があります。
この意見は、
間違いなく正しいと思うのですが、
逆に、
この欠点さえ補えれば、
チェックリストは、非常に有用だと思います。
▼例えば、
うちの事務所では、
「最低限守るべきルールをチェックする」
ためにチェックリストを作っています。
今、弊社には、従業員が1人いて、
作業を手伝ってもらっているのですが、
チェックリストがあることで、
○チェックリストに書いてある「基礎的」な事項の検証
→ 従業員が実施
○チェックリストに書けないような「応用的」な事項の検証
→ 私が実施
というような役割分担が、できています。
そのおかげで、
私が、
基礎的な事項に手を出す必要がほとんどない
という状況ができあがっています。
▼また、
ミスをしたり、ミスになり得る事象があった場合には、
即座にチェックリストに項目を追加します。
そのことで、
ミスをする確率がグッと減ります。
もっとも、
時が経つにつれ、
チェックリストのボリュームが膨らんで、
埋める従業員さんは大変になってくるわけですが(^^)、
仕事のクオリティには変えられません。
▼こんな感じで、
チェックリストは、上手に使うと、効率的に業務が回せます。
ぜひ、ご活用ください!