秋祭初日「大幟(のぼり)立て」

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当社秋季大祭初日である今日の朝6時前の夜明過ぎ、氏子の方々が続々と当社の幡棒(はたぼう)収納舎へ集まって参りました。


御神輿が渡御(とぎょ)されるお通り筋の5か所に大幟(おおのぼり)を立てるため、氏子内の五つの班に分かれての作業となります。

まずは、人力で杉の一本棒で造られた長さ20メートル以上ある幡棒を肩で担いでいきます。


私も担いでみました。

けっこう重くて、肩にずしりと負担がかかりました。


一方、一番重い付け根の部分を軽トラの荷台に載せて、あとは肩を合せて運んでいく班もありました。


それでは、大幟の棒の立て方を画像で説明いたします。

まずは、基礎部分となる「ハサミ(挟み)」を穿(うが)った部分に固定します。


棒の先端に三本旗(三色旗)を取り付け、さらにその横棒の先には吹き流しを取り付けます。


幟幡(のぼりばた)にも紐を通しておきます。


そして、人力で棒を立ち上げますが、けっこう力が必要なのです。


幡棒が立ち上がりました。

ですが、吹き流しが絡まってしまったので、いったん降ろして再度挑戦しました。


今度は、三色旗も吹き流しもからまずに、棒も真っ直ぐ立ちました。


最後に、幟幡を揚げて完成です!。


みんなで記念写真を撮りました。早朝よりご苦労さまでした。

なお、幟には上に「天」「地」の二線の下に、当社の御神紋が染められております。


他の班の幟幡を見てみましょう。

こちらには、御神紋の下に「浄明正直」と墨書されています。つまり、「浄く明るく正しく直く」の意味です。


こちらの幟には、「勅無窮」と書かれていますが、「神勅無窮(しんちょくむきゅう)」のことです。


一方こちらは、社名の「波自加彌神社」と染め抜かれております。


一番大きく、棒の長さも25メートルを超えるこの大幟は、神社の社前に立てられます。

隷書体(れいしょたい)で、「神徳無窮(しんとくむきゅう)」と書かれております。


今日は、午後より御神輿が出立して、御本社で御神輿に神遷しの儀がおこなわれるので、朝から社殿内の準備もして参りました。


当社の御本殿であります。


御旅所となる当社の御影所(遙拝所)です。

こちらの準備も万端整いました!。


朝から少し風がありますが、心配していた台風も、今日明日と晴れるみたいなのでホッとしております。

なお、秋祭で多忙につき、しばらくブログを休止しますが、後日、当社の秋季大祭の様子をアップしますね!。

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