テッセン、カザグルマ、クレマチスは同じ? | フラワーデザインスクール花阿彌ブログ

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みなさま こんにちは
 
花阿彌インストラクター
高橋こずえ  です。
本校のレッスンを担当しています



先月は庭のバラを
紹介させていただきましたが

今回は クレマチスの魅力を
語らせて下さい




これは

千葉県の京成バラ園で

今季 出会ったクレマチス


園一面に咲き誇ったバラを

凌駕するほどの

見事な咲きっぷりでした


凛とする花姿

蔓からキリッと伸びた茎


そうかと思えば

風にゆらゆらするあやうさに

心くすぐられます




ひらひらと1枚ずつ花びらが落ち


残った花芯にも

健気な可愛らしさを宿すので


花壇でも

花屋さんで求めた切り花でも

蕾から先終わりの花芯まで


移ろいを楽しめる花なのです



本当は

花びらは退化していて

花びらに見えるのは萼だそうです



そして

上の写真のクレマチスは

萼が6枚なので

厳密にいうと

中国原産の テッセン です


引っ張っても切れない

強い蔓が

鉄の線のようだというのが

名の由来




日本の原産は カザグルマ といい

萼が8枚



花姿に


子どもの持つ風車が

風に回る様子が連想される

とついた名前





萼が4枚なのが クレマチス で

ギリシャ原産



名前の由来は

クレマ(=ブドウのつる)という

ギリシャ語だそうです



このように
三者は違う植物なのですが

同じキンポウゲ科に属し

蔓性で

混同されがちな見た目のせいか


どれも一律クレマチスとして

流通している事が多いです

’ベルテッセン’という

クレマチスもありますしね

私もレッスンでは

全てクレマチスと呼んでおります






大輪 中輪 小輪

ベル形 チューリップ形

一重 八重

上向き 横向き 下向き


くるくるしたりしなかったり



世界中で生み出された
たくさんの品種



大人気の
きっかけをつくったのは
かのシーボルトだそうです
日本から持ち帰った植物を
西洋に広めたのは有名ですが

その中にあった テッセンが

世界の園芸家さんの心を

つかんだのですね



そして

フラワーデザイナーの心も






ふと懐かしく思い出したのですが


ちょうど1年くらいに前に

紹介した

バイカオウレンとセツブンソウも

キンポウゲ科です




好きでいることが飛びっきりの才能


雨の季節


花があなたを

元気にしてくれますように





〜先月のブログ〜

東京中野校のヨシモト先生



福島・郡山校の山川先生



神戸三宮校 にしむらゆき子先生



本校担当 高橋こずえ  





 


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