8/17の朝刊1面にタイトルの見出し、3面に詳述が掲載されました。

     冒頭、50歳の医師(実名)の記述があります。

 ー「浮遊というか自分のこれまでの人生が根本から崩れてゆく感じ」 20年余り

  前、母親から知らされた時の衝撃をこう表現するー (新聞記事のまま)

       ◎ NHKのクローズアップ現代でも同様の特集

 ※ メディアは負の一面をフォーカスし、それがすべてのように報道する

      そんな傾向があるように感じるのは僕だけでしょうか

 

(例えば僕の場合) 車社会以前、人々の行動範囲は狭く町村にも存在理由がありまし 

 た。商家の長男は家業を継ぐのがあたりまえ、そんな中、小、零細業者の心の支え

 として、道徳科学(モラロジー)の教えは結構、全国に浸透していました。

   僕は、本部のある千葉県柏市の全寮制の高等学校に合格しました。

 両親の期待は大きく、3年間みっちり学べば必ず、経営を立て直してくれると期待

 していました。当時、家業は家も土地も地元信用金庫の借金の担保、ぼくは戦病死

 した兄の軍人恩給のお陰で学業を終えることができたと後で知りました。

  父は寡黙で真面目、休日はなく、オートバイで営業、運転中 貧血で転倒するこ

 とも数回。それでも働き、僕の帰省を切望していたのです。

 

 ◎ マイナスからの人生が自分のせいでないことは、AIDの方々と同じです。

  実業家としての意欲も自信もなく、資金繰りに悩まされ、逃げ出したい日々の

  連続でしたが、それを自分がどう捉えるか、人生はただそれだけだと今沁み沁み

  思います。  縋るように求めた人と本との出会いが僕を支えてくれました。

    3年間の寮生活で学んだ最大のものは、朝夕の感謝の祈りでした。

  怠ると煩悩に支配され、悩みを捜す負の連鎖に陥るため、ただ唱えるだけでも

  続けました。  その祈りの中心を為す言葉の一つが法句経182番。

    

    「人の生を受くるは難く 限りある身の 今 命あるは有り難し」

       (お釈迦様は人として命を授かるだけでも難しい 今 それが解って

          生かせていたがいていることに感謝されているのです)

   

    AIDによって生命を得た方々こそ、一層のご両親の愛と信頼があって 

    神(自然の摂理、サムシンググレード)によって生きることを赦された

   命のはず、素晴らしいことではないでしょうか

 

       ◎ ”世界が絶賛する最高傑作” といわれる

         川上未映子さんの ー夏物語 ー を訪ねてみましょう

  (  "米TIME誌ベスト10”  ”米ニューヨーク・タイムズ必読100選” )

    ( ”米国図書館ベストフィクション” ”国内受賞歴多数” )

                            文庫本 P.620 からの抜粋です

 「父が生きているあいだに本当のことを知って、そのうえで、それでも僕は父に

    僕の父はあなただとー僕は父にそう言いたかったんです」

 逢沢さんはそう言うと、わたしに背をむけるように窓外に顔をやった。さっき

 まで薄くかかっていた雲は風に流され、バラ色のやわらかな明るみが、まるで

 濡れた布のうえににじむインクのようにひろがっていった。

   ※ 夏物語はこれがテーマのすべてではありません。豊穣な内容を背景に

   プロットが淀みなく流れます。自称速読派の僕も P.652 の一語一語を

   吸い込まれるように読ませていただきました。

          「関西弁も素敵や、つこうてみたくなるん」

 

本日、珍しく 手書きのコメントをうけた、木内鶴彦さんの本が売れました。小林正観、白駒妃登美、山元加津子等、その世界のエキスパートの方々の読者に寄り添って下さる本を取り揃えています。”読んで良かった”というものばかり、ぜひ、プロフィールを検索して下さい。

   ◎ あれから半世紀余りが経ちました。町や村は消滅し、商店街の賑わい

    は過去のものとなりました。ただ運のいいことに、僕の仕事は第三者に

    よって 税法上の資産評価からM&Aにより事業継承ができました。

     求められたため 今 そちらを楽しんでサポートしています。

 

      そして(8/18)中日新聞の、こんな記事を見つけました。

     ー「伝説のジャンプ」書店に幕ー  仙台、経営難で今月末

   大震災後3日で営業を再開、荷物は来なかったが知人から譲り受けた1冊。 

   「少年ジャンプ読めます!!1冊だけあります」  貼り紙をした。 

  100人以上を笑顔にしたジャンプ。 印刷がこすれ、テープで補修した。

 2012年には手塚治虫文化賞特別賞が贈られ現在は集英社で保管されている。

   また一人仲間が業界を去っていきます。こんなに頑張ったというのに!

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

    

 

 

      ータイトルの方が長いくらいの 単なるオヤジギャグー

    炎天下、メロンの悲鳴が聞こえて今日(7/27・予想最高気温36度)も

                 午前中は畑。

  SANJUのJIJI (アルファベットだとカッコいい・日本語だと傘寿の爺)の

              自殺行為と周囲は大反対。

      でも一人だけ冷静、なんのシンパイ(心配)もない様子。

    畑でのシンパイ(心肺)停止は、心配停止と錯覚か、亭主への信頼か

       その人は ”家内” 敬意を表して丁寧に ”御 家内”

         「オッカナイ」とは発音しないで下さい。 

        なにしろ ”おかみさん” ”御 カミさん” 御神さん。

                            極め付き、 宿六と山の神

   ” あらゆる人智のうちで、結婚に関する知識がいちばん遅れている ”

                       (バルザック)

 

     「つい言ったー」でも永い人生、こんな時間もあってもいい?

    「くだらん」娘にバレたら父親の沽券に影響、彼女にはナイショです。

 

覚えていらっしゃいますか?

◎コロナが席巻された頃  Go to travel. 発表されると多くのメディアの反対報道

  他県ナンバーの車がドライブインに駐車しただけでやり玉。出かけるなと言って

  おきながら、Go To が中止されるとメディアは観光地や商店街を取材して、窮状   

  や対策の不備を報道

 

◎オリパラ時も同じ、メディアも野党も開催の無謀さを大合唱 でも開催されると

  キーワードは”感謝” それまで露出の少なかったパラリンピックのアスリートの

  方々からも多くの感動をいただきました。

 

◎今回の大阪万博もメディアのスタンスは同じ. "ブルータス、お前もか” トヨタの

  不祥事が発覚したとき豊田章男さんが引用されていましたが ”メディアよ又もか”

  と感じたのは僕だけではないのではないでしょうか?  批判をするなら、せめて

  代案を示していただければ、視聴者も前向きに考えることができます。

  当事者はいつも一所懸命、遅れがあるなら尚更、同じ開催国の日本人の一人として

  励ましとエールを送り、共に手を携えるべきでしょう。

 

 僕は本屋、他のブログをご覧いただければお分かりいただけると思いますが、仏教  

 書など様々な本に助けられてきました。今回、大川隆法さんのこの言葉に接し、納  

 得しましたが如何でしょうか?

    "他人のせい、環境のせい、社会のせいにして、自己責任を回避する

    人たちのことを、共産主義者、社会主義者、左翼というのだ”

      不備を煽り視聴者に不足や不満を浸透させているメディアに

              気づいてほしい言葉です。

       

             あらためて噛み締めたいこの言葉

 

      Ask not what your country can do for you.

                Ask what you  can do for your country. (J.F.Kennedy)

         美しい英文なので敢えて英語表記です。

     菅さんの首相退陣の理由の一つだったオリパラ開催でしたが

       記憶に残る、良い五輪ではなかったでしょうか。

        「自助 共助 公助」と仰ってみえます。

 

 

    

 

     不満と糾弾に溢れたメディア、こんなことを書くと袋叩き?

  でも、袋叩きは思い上がり。僕はそれほどメジャーではなく、マイナー。

 「メじゃない、ま イイな」これは独り言。このレベルだと又も娘にダメ出し。

            「総理」 失礼、[Sorry] 何しろKOKKAI

          ・  ・  ・  ・  ・  ・

◎神がアダムに問うた。「なぜ禁断の果実を食べた?」「イブが食べろと言った」

 神はイブに問うた。 「なぜ禁断の果実を食べた?」「へびが食べろと言った」

                                                     旧約聖書 創世記

◎あなたがたのなかで、罪のない者がまず(姦淫したこの女に)石を投げつけるが

 よい」                  ヨハネによる福音書

 

裏金、キックバック。発言した人、しなかった人、個々の内容は不明でも、その態度から自分たちのセンセイについて、どのように判断するか、みんな解ったのではないでしょうか。証人喚問で個別に吊るし上げ、晒し者にして溜飲を下げる、ではなく、   

     アトは粛々と司直にお任せするというのは如何でしょうか。

    この国民にしてこの政治家あり、野党やメディアの対応も含め

     私達一人ひとりが問われている、いい機会と捉えましょう。

          ”ゆるす”という心の働き、”武士の情け”という言葉もあります。

 

 実は同様の内容をCBCラジオの人気番組”つぼイノリオの聞けば聞くほど”に投稿

 しましたがナシのつぶて、毎日300通くらい投書があるとか。

      注視知てほしくてペンネイムは ”カマトト単なるJIJIIだ郎”

  既報ですが、必殺技が捨てがたく ”空の呼吸絵-カイ-の型”  絵空事とも

         神通力不発は、チョット古かったかも

        ・   ・   ・   ・   ・   ・

聖書にもあるように、人は本来弱い存在。この一連の出来事もお互いの教訓として、 

 弱い人間同士、力を合わせ、国会は日本の実情と将来を真剣に語り合う場。

     見渡せば、自分の都合を正当化する覇権国家に囲まれた日本、

   平和を語れば平和が保証されるなら紛争も戦争も起きないでしょう。

                   ・   ・   ・   ・   ・   ・

    そういえば本屋、国家と日本人について 2冊をご紹介します。

 ◎ 「君の夢は何?」 「カワジャ、カワジャ(外国人の事)になりたい」

   ※ ダルフール地方(スーダン)の避難民キャンプの男の子の言葉。

      「国というものがあるから、人は生きていけるんだ」

      ※ ユダヤ人の歴史を背負うイスラエルの軍人の言葉。

  (村田慎二郎著  国境なき医師団の僕が世界一過酷な場所で見つけた

                        命の次に大事なこと)

 ◎・・二つ目の特徴は「アメリカン・ドリーム」という言葉に象徴される通り、

 欧米人が夢を叶える生き方を最高のものとしてきたのに対し、日本人が夢より

   もっと大切にしてきたのは「志」だったのではないかということです

            (白駒妃登美著 幸せの神様に愛される生き方) 

        トインビーはこんな言葉を残しています。

   「神話とか伝統を忘れた民族は、世界の歴史上例外なく滅びている」

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        暫くぶりに現実を直視します。   [全国書店新聞 ’24 1月1日号]

  大見出し ー 街の本屋の経営を守る!ー 一方で ”来店客数の減少深刻化”

   加盟書店の推移 1996年(ピーク時)12953店  それが  2023年 2665店

 そうした背景のなかで、業績への反映にはならなかったけれど、僕がチョット違う

 やり方らしきは ”その5” までに書いてきました。どんな傾向の本を並べているか 

 も、  ご推測いただけたかと思っています。         そんななか

                  ふりかえって、本屋らしい仕事のご紹介をします

  幾つかの小学校のご要望にお応えし、著名な絵本作家の先生方をお招きしていまし    た。お名前を挙げるとすれば全員をご紹介しないと失礼ですので、それは省かせて

いただきますが、先生方の絵本は在庫しています。そのなかで、お一人、娘と孫に描いていただいた色紙、みやにしたつやさん、こちらを店内で飾らせて頂いています。

            

     このまえ、偶然TVの報道番組で、星野リゾート社長星野佳路さんが

     ビジネススクールの講師として、こんなお話をされていました。

  「揺るぎない理念のもと(星野さんの場合・リゾート運営の達人になること)

   競争を勝ち抜き、その結果が社会貢献になる」 たしかに多くのリゾート地

  を展開し人々に素敵な旅を提供していらっしゃる経営者の鏡、

 ただ、競争が苦手な僕はそこからドロップアウト,でもナントカナルものですね。

  新たな職種の展開も、スタッフの入社も、思いがけない出会いに助けられた

  ありがたい積み重ねでした。意図する力は無いのに、 学校、官公庁の繋がり

  が増していき、愛知県の入札分野リストでは、こんなふうになっていました。  

    図書、文具・事務用機器、学校教材(保育教材)、消防・防災用品、

    スポーツ用品、医療理化学計測機器、荒物雑貨。

       外商に対応するため、本社機能を移転しました。

    運がいい!と思っていましたが、儒教にこんな言葉がありました。

             ”運は動より生ず(易経)" 

       運動という熟語の語源、なんと実践(動)の結果!

                

                         そして”本屋”として再びやり始めたこと

  ① ”Ki-chan(きいちゃん)”出版を契機として山元加津子さんコーナーを設置

   山元先生は”かっこちゃん”として映画も手がけ、村上和雄先生が活動のアト

    を託された方、マルチでグローバルなご活躍はスマホに溢れています。

            

   その一冊  「星の王子さま-大切な花を心にひとつ」 筋ジストロフィーを

    患って早世したかおるちゃんの言葉       p131より

 「・・でもさ、この世に生まれたからには、神様は私を必要と思ったんだよね。

  だったら、人よりずっと早めに必要でなくなるのかなあ それとも短い時間で、

  大切な役目を果たせというのかなあ あんまり何もしてないけどね それとも、

  病気を持って、早く亡くなるということが、大切な役目を果たすことになるの

  かなあ」・・しばらくして思い切って「さっきの話だけど、人の命の長さの・」

 ・・かおるちゃんは笑って「なあんだ、まだ気にしていたの あのね・・・・」

 

  ② 僕の町は”重要伝統的建造物群保存地区” この町並みの中央、信用金庫の

   後ろの高台に陣屋跡があり更地になっており、その活用が議論されています。

      ドーム付ポケットパーク、駐車場などが語られています。

            

   僕が頼母子講(鎌倉時代をルーツとする相互融通制度、要検索)のメンバー

   と語り、豊田市に提案したのが以下の図です。

             

 正面奥に陣屋の正面玄関を設け、その後ろに鳥居を山頂まで延ばす。足助橋からの  

 ロケー  ションは抜群です。かつて本多氏が信仰した稲荷大明神がありました。

 両サイドの登坂道あとがあり、香嵐渓のルーツとして、かつて香積寺十一世 参栄

 禅師が、般若心経を唱えながら楓と桜を植えたという故事に則り、そのセレモニー

 を嚆矢としましょう。     陣屋の隣には慶安寺があります。

 

 陣屋広場はイベント会場として従来どおり機能させ、駐車場も残しつつ、桜と芝生  

 のスペースも確保。   右側にシアター・火事で消失したかつての西盛座の蘇生。

[西盛座の活用]  ◎グローバルに活躍される”かっこちゃん”関連の講演、上映。 

        ”銀河の雫” ”1/4の奇跡”など必見です。

       ◎ 地元で活躍する”演劇ファクトリー”の参加期待。

   ◎クラシック映画の上映

    アラカン(嵐寛寿郎)の鞍馬天狗にコーフン と言っても ソレ何?ですか。

。 ◎後述の愛の成就の帰着点 仏前結婚式のレセプションなど、多目的ホール

    として活用。

  「僕でよければノーギャラで管理人やります、肩書は、奉行、代官、番頭、

  下足番とか、ブログで鍛えたジョークでトークも、できちゃうかも」

  かつて町の依頼で成人式の演出と司会、他町からの見学もありました。

  ※ 運用にはランニングコストがかかります。文殊の知恵を得る、何らかの仲間

  が必要です。

 

    陣屋の山頂は鳥居をアレンジしたゲート、藤井さんが将棋をされた

      ベトナム、ダナンの三日月ホテルのゲート、背景は太平洋

   

            

          ゲートのバックに天空の足助城が映るハズ

  飯盛山(香嵐渓・豊栄稲荷) 真弓山(足助城、夫恋薬師)陣屋山頂(i稲荷大明神-

  お釜稲荷)で恋のトライアングル。ライトアップは此処も含める。

   山頂に、新田町に並ぶ灯籠の大きなものを設置、川越の”時の鐘”みたいな。

 

       今!世界中に発信したことになります、いちおう。

 

   ホモ・ルーデンス、楽しんで、あなたも一緒に夢を描いてみませんか?

僕一人では大風呂敷をひろげただけ。かつて、株も商品取引も競馬も、ひととおり

やってみました。今回は、軍資金として宝くじを買ってみます。3億円当たります

ように、1億円でもいいからね。(絵本きょうりゅう一ぴきください のラストから)

 

          

     本屋と直接の関係? 「ないですね」 いつものことですが。

  実は僕の店は陣屋のスグ近く。足助川へのロケーションと、伝説の井戸(既報)

        その井戸水を使った スイーツ や グルメ

        僕も もうSANJU(既報)託してもいい齢

            様々な出会いを歓迎します。

    そして、そこに  本 があります、喫茶を併設した本屋があるように!

 

 消えてゆく小売店のなかで、あらたな動きもポツ、ポツ。点が線となり面となる

 足助川サイド、自説に拘ることはありませんが陣屋跡は今でも町の中心。

  この地の善用は町の活性化を考えれば、惑うことなき最高のキースポット。

 妄想が現実化する 否 、200年の時を経て、失われた往時の繁栄が蘇ることを

 願いつつ(その6)を終わります。

  

 

 

 

 

      

   

 

 

 

 

 

 本から啓発されたことを主として書いてきて、本屋を越えてしまったその2です。

   ”人は死なない”書棚に並ぶ矢作直樹さん(正式の肩書はもっと長いですが)の本が目にとまり、タイトルとしました。横には”サムシンググレード”で知られる村上和雄さんとの対談集が並んでいます。尚、矢作さんは人間の智慧を越えた大いなる力を摂理と仰ってみえます。そんな背景を意識しつつ、その4で書ききれなかった  

      豊穣な実体験を語る水樹綾さんのその続きを訪ねてみます。

 

”魂のみの存在である彼ら(スピリット)・その4参照・には我々が「精神」と呼んでいるものの全ての働きと可能性がそのまま実現されているのです。・・時が無いので(「時」とは我々が人として存在する時に肉体や外界の変化・衰退によって感ずる処の仮象のものであったのです)、老いも死も無く肉体も無い。だから意図したことを遂行するのに肉体的、物質的手順に煩わされることも無く・・ただ思念したことがそのまま行動であり 世界となって現れるのです。”        ・・・・・

 ”そして我々はその真に実在する世界をはなれて現在(いま)ここで、こうしてこの世の中を生きてゆく訳ですが、全ての人は皆それぞれに霊界の何れかに故郷する村や帰るべき処を持っていて、そこから、この世へと自らの魂を磨くために

     進化のための学習の重要な一環としてやってくるのです”

        ーそしてp205にこのように記されていますー

”過去での営みの結果として現在を受け、そのなかで為し果たしてゆく働きが、やがて          

  次の世代の人々に受け継がれ、そしてまた自らの身に還ってくるように。”  

        ー 輪廻転生といわれるものでしょうか ー

水樹綾さんの経験を正しく紹介しようと思うと”アステリアスより”を全文記述しなければなりません。ただ、この本は限定250部、残部僅少、もう1冊を紹介します。

         ”水神静著 星の光 出帆新社 2200円”

 

     「人間が住むこの世界は向こうの世界の投影である」

   かつてプラトンも同じような景色を見ていたのでしょうか(想起説)

 

  魂だけではなく肉体もまた不滅です。人は死んでも身体を構成するすべては形を 

  変えて存在し続けます。目に見える物質はそれだけが真実ではなくOne of Them

          E=mC²(アインシュタイン) 色即是空(般若心経)

          科学も宗教もそれを説明しています。 

 

   それでは、自らの魂を磨く為の私達のこの世とはどんな世界でしょうか?

 数多ある生物が生態系の一員として生存を許された、この世もまた神(摂理)の懐。

すべては仲間、ヒトは全て幸せになり、生物はその生態系の連鎖のなかで、自己完結できるようになっているのでしょう。  それぞれの生き方のそれぞれの結果としての今があることは ”その4” で述べました。

        だからこそ、幸せの青い鳥を チルチルとミチルも

          自分の内に見つけることができました。

 

 家も土地も借金の担保、支払いも滞り当然仕入れに同業者とのハンデがつく中での

 僕の営業活動は厳しいものでした。P社の若い営業マンが老いた父を促し、ケースと倉庫から自社製品を取り出し、買掛分を引き上げ取引を打ち切られた時も、僕はただ眺めるだけでした。それでも朝から晩まで働く中で、多くの人や本に励まされまし

たが、     その中の2つを特筆し、もう少しお話しします。

  ①  全寮制の麗澤高校を卒業したとき父から紹介された”朝夕の宣誓文" ・・

  ・・タトイ疾病不幸ノ事アルモ皆是レ自己ノ誠意ノ足ラザル所ㇳ考ェマシテ 

  順境逆境何レノ場合ニテモ 事アル毎二益々慈悲心ヲ奮イ興ㇱ 至誠二向ッテ

   進ミマス事ヲ謹ンデ固ㇰ宣誓仕リマス・・・

  ②  中山みきさんに友人の末期癌の相談に行った時(既報)

  ・・さあさあこの世に病というものは一つもない。病とおもたら病となる。神

  様の重要なお手紙とおもたらお手紙となる。・・重要な役割があるから病のよ

  うなものを頂いたようやけど、ものの考え方一つでご守護というものは 

     現れてきますのや。このことようく言っておきます・・・

 ー全てを自分の事として受け止める。難有り、辛くても「有難う」と言ってみる                                              いつもの”ひらがな”ではなく漢字でー

  綾さんたちは登山に出かけ、突然の降雨でも山登りを決行しました(その4)。

そこで遭遇した奇跡、偶然という必然(芥川)運ばれる命が”運命”。それはすべての人々の”今”でもあり、”今”を受け入れることで心が開放され喜びが訪れます。

     メーテルリンクが語ったことの具体的な心遣いが表されています。

 

  ゼロポイントフィールド仮説、ここでも時間は、単に過去から未来への一方向で  

 はないそうです。量子力学が、いつか、彼岸の神秘を解き明かすかも知れません。

 だが、解き明かしてもし、明かさなくても、そして、永遠の生命が在っても無くて                             

 も今  僕のすることは同じ。いつの人生も楽しんで、転生を繰り返し、いつでも帰

 れる”HOME"がある。それを寿ぐ今がある。感謝しかありません。

 

 僕がし始めたことの一つ、4年前から取り組んでいる、微生物の力を借りたオーガニックな野菜作り。(2度既報)土に語り風に語る。育てた作物を狙う鳥や虫や獣。  

 すぐに生える 草々。でも草も動物たちも僕を困らせようとやってくるのででは

    ありません。授かった生命を懸命に繋いでいるだけ。

          どう向き合うか?神様から頂いたパズル。

     ヒトとして、彼らの侵入に負けない、更なる作戦を考える楽しみ。

     一切衆生悉有仏性(涅槃経) 山川草木悉皆成仏(正法眼蔵)

           風が爽やかなメロディを奏でます。

次の朝、4時半に目覚めました。縦型の細い長方形が並ぶ窓のひとつから、月が囁くように白く青い光を注いでくれます。窓ぎわに斜めに差し込む光の帯とシルエットも美しく 暫く心を奪われていました。僕の記憶では スサノオの兄は古事記のなかでも

殆ど、その姿を見せなかったというのに。

 

その日水樹綾さんから手紙が届きました。創作劇のお誘いです。 綾さんは今でも体調に苦しんでおられるのでしょうか?魂との対話を楽しんでおられるのでしょうか?  

       「参加」と返信しました。お会いするのが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

   拝復 水樹綾様 ”アステリアスよりー混沌から光を求めてー”届きました。

             ありがとうございました。

  田山花袋、志賀直哉、仮面の告白 等々々、日本の誇る私小説というよりも

   これは次元を超え人生を変えた壮絶なノンフィクション なのですね。

 

 ”その年の6月 綾さんは芝居仲間3人で山登りをしました。99%快晴の予報のなか

  突然の豪雨、何故か引き返さずに山登りを続ける。ところが帰ると、むかつき

   吐き気  人を背中におぶさっているような様々の身体の不調を感じ始めた。

 ひと月後 稽古始めで一緒に山登りをした八神さん(男性)にも同じ変調があり、

 特に彼は腕に激しい痛みを抱えている。彼が崖の辺りで撮った写真に、見知らぬ人    

 の影が認められる。変調と戸惑いを抱えつつ、綾さんは自分のなかのもう一人の

  女性の求めに応じ、お寺(実際は神社)を 目指す。八神さんも到着する。

         すると八神さんのなかのもう一人が叫ぶ。

    「俺が用があるのは そこにいる女だ!あいつと一緒にしてくれ」

  綾さんの内なる女性の嗚咽も激しくなり、綾さんも激しい痛みに襲われる。

居合わせた友人たちが八神さんと綾さんの手をしっかり握り合わせると二人は激しく

泣きじゃくる。「良かったな、・・良かったな・・」男の声に女性も頷き充足と安堵

の底に浸りながら、 高く澄んだ声で美しいメロディを口ずさむ。”

 

   そこからこの物語は始まります。”混沌から光を求めて”への出発です。

  その後、答えを求めた八神さんが、ふと足の向いた(目指したのではなく)

  お寺で祈り終えると、遭遇した修行僧から以下のような顛末を知らされる。

 ”2人に憑依した二人は、駆け落ちらしきことで、かつて関所があった、あの崖の

 ところにさしかかる。関所破りを試みたが叶わず、来世を誓い腕と腕を結び合っ

 て飛び降りたが途中で男性の腕がもげ痛みと無念の思いで離れ離れ。

    魂は一種の地獄で存在し続け300年を経て漸く思いを遂げる。”

 

  その後も身体の不調が続くなかで、水樹綾さんはこのように書き記しています。

    「他者のために何かをしてあげることができたという思いが

      これほど自らを満たしてくれるとは思いもしませんでした」

 

  この言葉はとても刺激的です。僕がこの言葉に気づく経緯を今から綴ります。

 経営者は、常に、競争社会のなかで事業を持続又は発展しなければなりません。

 激変する将来への展望、売上目標、経営分析による実態の把握と対策、加えて

 事業をとおしての社会への貢献など。小売業における競争というと共通のエリア

 で同じような商品で競うことになります。それなりの結果はでていましたが、相

 手を意識したプレッシャーとの闘いでもあり、心療内科の門をくぐったことも。

   何しろ 小売、流通業界を導くはずの専門誌、商店界、商業界、

   2誌共 消滅しています。     このことも口実として ボクは 

  コンサルタントが当たり前のように指導する経営の論理から脱落しました。

 

 既報の繰り返しですが、仕事とは事に仕える、働くはㇵタ(傍)をラクにする、

 ビジネスはbusyにness、事に使え、ㇵタをラクにすれば忙しくなる、という訳。

 そしてウオルシュの”神との対話” past now future のなかで now=present

                  現在は神様からの贈り物(present) 人生はいつも”今"。

 1日も1年も”時”は今の 積み重ね、その受け取り方の積み重ねが、それぞれの人の

  ”今”になっている。 今、眼の前の人を大切にして目の前の事を大切にする。だけ。

     でも 過去の後悔からも、未来の不安からも開放されました。

 マルコの福音書のなかで、律法学者の質問に イエス はこのように答えています。

   「第2はこれである(第1は神を敬い神を愛する)汝を愛するように

             汝の隣人を愛せよ それより他に戒めはない」

              目の前の人=隣人 ですね 

 

 ”生まれがたき人の世に生をうけ 限りある身の 今 生命あるは有り難し(法句経)”

         ”人身受難し 今 已に受く(三帰依文)”

 すべての生物は、生態系の一員として自然の摂理(神)の元に生かされています。

 数多ある生物にあって、人として生命をいただいただけでも有り難いと経典は

 述べています。その感謝と できないまでも その心で目の前の人に接する,その

    発信は自分に喜びとして帰ってきます。それを紡いでゆく日々こそ

   最もラクで最も確実な幸福への王道だと気づいてしまいました。 それは

  気持ちいい日差しと風がそよぐ野原のなかで、四葉のクローバー発見みたいな。

              毎日が楽しいことばかりになります。

   もしかしたら、浮力に閃き裸でお風呂からとびだしたアルキメデスのように!

 もしかしたら、りんごが木から落ちるのを見て重力を知ったニュートンのように!

           

  お金も喜ばれるように使うと友だちと幸せを連れて帰って来る、と教わりました。

     更に”隣人を愛する”ということは、誰もが、今すぐ実行できる

                  世界の平和のための唯一の方法。

    平和を叫ぶ人々は、自分たちの平和を熱く語り、別の平和と争う。

           時に力ずくで跪かせようとする現実。

           水樹綾さんの言葉を繰り返します。

     「他者のために何かしてあげることができたという思いが

        これほど自らを満たしてくれるとは思いませんでした」

 

      実業家としておちこぼれた、その後の僕の場合もお話します。

     実は 多くの仕入先と従業員に助けられました。そして 昨年

    従業員たちに家内共々 ”きいちゃん原画展”の準備中の原画の前で

        サプライズの花束を 生まれて初めて手にしました。

     「なんのために存在するのか、なんのために活動するのか、

                       それを考えるのが経営だ」

       その後に知った、ピーター・ドラッカーの言葉です。

       アランのこの言葉も僕を支え続けててくれました。

    「楽天主義は意思の所産だが厭世主義は自己を放棄した状態である」

      ’23年7月31日 半世紀以上にわたる白久の社長を退任しました。

日本の企業を調査する著名な2つの会社からも、それぞれ訪問をうけ

           温かい評価もしていただきました。

                     ー 本屋として その5  へー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

                 お 礼

   初めに、知名度のない私のブログをチェックして下さった方々、さらに

   「いいね」を投じて下さった方々に感謝します。私は実はアナログ、デジ

   タルに長けた若い従業員の設定に書き込んでいるだけです。「いいね」

   のサインにお返ししようと試みるのですが、皆さんの構成や画像のクオ

   リティの高さに圧倒され、どこをどうしていいか戸惑うばかり。この場

   を利用してお礼を申し上げます。ありがとうございました。そして、あ

   りがとうございます。 ご返信のスキルアップを頑張ります。

   

  

     カルテを渡され診察、検査、その行く先々で名前と生年月日を問われます。

   「林治郎(スイマセン、ペンネイム)サバ読んで平成18年11月15日」

           「坂本龍馬と同じ、今年でSANJU」 

      「歳より若く見えますか」「えっ?」「SANJUです、傘寿」

  余分のトークにも受付のお姉さんたちの反応は良好、龍馬が大好きという

  お姉さんも一人、話が弾みました。 これから手術を受けるんですけど。

 

     MRIの検査、初めてカプセルに入りました。月旅行の期待。

   期待どおり、 かぐや姫に会ってきました。今風の呼び名は”白衣の天使”

 

   車椅子に乗って、いよいよ手術室、扉の向こうの世界へ誘なわれます。

   多くの注視を浴びて全身麻酔。初体験の女医の卵(ボクも初体験)手元が

  定まりません。     「初めて?」と僕。彼女も頷きました。

             「ボクはだいじょうぶ」

  「・・いい・お医者さんに・・なって・・ほし・・いか・・ra・・・・」

             眠りに落ちていました。

      

     夜中の9時ごろ病室のベッドで目覚めると”殺してほしい”というほどの

  激痛に襲われました。    輸血の袋もぶら下がっています。

  鎮痛剤と睡眠薬が処方された術後二日目の朝5時、痛みが去り気持ちいい

  目覚め。ラジオから流れる 美空ひばりの”愛燦燦” 心に染み渡りました。

        ”今、命あるはありがたし(法句経182番)”

      4階の病室の窓に斜めに差し込む朝日。清々しい金曜日。

     13日間の闘病生活から ”復活”  イースター  ㇳが切れるかい?

                「イエス」                   

 

     そして晩秋、僕の誕生日はこの美しい詩の調べとともに訪れます。

    秋の日のヴィオロンのためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し

         鐘のおとに胸ふたぎ 色かへて涙ぐむ 過ぎし日のおもひでや

           げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落葉かな

      落葉  ヴェルレーヌ・上田敏訳   ー本屋として、その4へー

 

 

 

 

   

 

   

 

 

 

 

   

 

  

   「どんな仕事に就きたいか?」 「本屋!」 そんな時代がありました。

  高度成長期、工業国へと移行していった時代、賃金と物価がスライドして

  アップしていきました。食べるだけの生活から人々に余裕が生まれ、高学歴化

     が進み、教養のステータスの一つとして、何もなかった家に本が求められたの

  でしょうか?

 ”本が売れた時代” 各家庭には 百科事典 文学全集 が並び美術全集や名曲全集も

   散見され「百科事典を30セット販売した書店様はハワイ旅行にご招待」そん

   な出版社も業績を伸ばしました。

   取次の週報には競争を煽るかのように、書店の販売ランキングが掲載されま   

   す。 (取次とは数多の出版社と数多の書店を束ねることで業界の雄でした)

   ー  本は、元々、同じ時期に、同じ本を、同じ層をターゲットとすることで、

     同業者と競わざるを得ないナーバスな事情があるのですー

 (雑誌について) 月刊誌の定期購読も常態化していました。

    一年生になると ”小学一年生"  学年別の”学習、科学”も学校で直販。

    中学になると"中1コース、中1時代”  年間予約者には ”柏原芳恵やピンク

    レディーのサイン万年筆の景品付き。

    若い女性対象の芸能誌”平凡、明星” 結婚したら”主婦の友(他3誌)”

   ー 大卒家庭も少ない時代、先生は教養のシンボル、よく勉強されましたー

     学年別の”教育技術”、”国語教育、算数教育”など教科の専門分野誌、

         法則化で一世を風靡した”授業研究”など。

 

  ”やればそれなりに応えの出た時代をすぎて” 知的なインテリアのツールであっ    

    ても読まれなかったせいもあるのでしょうか? クルマやSNS、刺激は多様

    化し、豊かさと勤勉さは反比例するかのように全集物は見られなくなり、

    先ほど紹介した雑誌も全部無くなりました。週間朝日も廃刊しましたね。

 

    ’23.10/23文科省発表の’22年21歳の読書調査  1ヶ月0冊が61%の結果

 

   ”歴史と宗教がわかる 池上彰、増田ユリヤ”より抜粋(文責はボク)

   「2000年OECD(経済協力開発機構)がPISAという学力調査でトップクラス

   の成績を収めていたのがフィンランド、ソ連崩壊後ロシアとの貿易が急減し

   失業者が18%越え、生活保護を続けるか、教育を充実させて自立を促すか、

   良き納税者を育てることのほうが国家財政にとってプラスとなる」

   日本と比較してどうなのか ”甘えの構造 土居健郎”という名著もあります。

      学習塾も無く、公立学校が殆ど、複式学級も多いそうです

 

      本屋が無くなるもう一つの理由は 「日本人の読書離れ」

    喫茶を併設しビジュアル系の本をメインとし地元の情報を提供し、

    売れなくても書店の屋号を残す、存続可能なよくあるモデルの一つ。

   ただ、ボクには読む本へのこだわりと、そうできない事情もありました。

                        (既報、詳述省略)

 

 ”足助物語” ここまでは頑張りました。当時、観光協会発行の”三州足助”が

    ロングセラー、足助町誌を始め中心執筆者でもある郷土史家故S先生

    の「これは面白い」と強く背中を押していただいて出版に踏み切った

    のですが、他の人々への報道に比べ、行政もメディアも冷ややかでした。

    「お前の立ち位置は其処ではない」運命が必然ならば(芥川)神様のお諭し

    かとメンタルクリニックに通ったりしたあと、何とか心のバランスを取り

    戻したとき、目の前にあったのがこの本でした。

 

 ”神との対話  ニール・ドナルド・ウォルシュ” 神のプレゼント(贈り物)は

    プレゼント(今)人生はいつも今 人の一生は今の連続。(既報 詳述省略)

     「今、目の前の人を大切にし、目の前のことに心を籠める」それだけ。

    事業の目標、販売戦略、経営分析 そんな、生きがいとも語られることか

    らの逃避、落ちこぼれ。でも気持ちはラクになり周囲に笑顔が増えました。

    そのせいか、新たな多くのご縁に助けられ200年余続く白久商店は、父が

    そうであったように世襲ではなく、新たな経営者が引き継いでくれました。

 

 ”YOU TUBE ブラ旅一万歩 足助物語7話” 昨年、東京で、アマゾンから

    ”足助物語” を¥1100.で買った人がいました。

    「おもしろい本を見つけた、足助は君の郷里じゃなかったか?」

    尋ねられた友達が、”ブラ旅一万歩”として、東京の名所を趣味で紹介して

    いる足助出身のユーチューバー。 年間行事のファイナルとして足助八幡宮

    の祭礼を撮り終え、観光地でもある足助の紹介が完成しました。


 

 

  [足助物語PR]   その西側の岸壁に、山岳宗教の祖と伝えられる役小角の像⑥が

   あります。小さな行者様ですが、現在も信仰する人が多く、願掛けの幟が何本

   も立ち、香華も耐えることなく手向けられています。厳冬の未明でさえ、小さ

   くも神々しいロウソクの火が、暗さと寒さに抗するように、力強く眼に染み込   

   んできます。夜明けと共にその輝きも朧となり、いつの間にか朝の光と同化し

   人々の祈りを携えて、日輪と共に天に還るのでしょう。凍てつく様な一条の炎

   に、人々は熱い願いを今も託しているのです。   P.19

    伊藤左千夫の”野菊の墓”の美しい描写、中原中也、茨木のり子、谷川俊太郎

    諸氏の詩他も引用させていただきました。   (その3 おわり)

 

   

 

 

 

       

  

 

 

 

 

 

 

    

 

   

 

   

   

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

   

 

    

 

 

  消えてゆく出版にTRY! 無謀? 自暴自棄? そんなことは無いと信じて。

   

    常備したい絵本のうち3冊が入手不可。 3者3様の対応です。

 ”串かつやよしこさん” 「ソースの2どづけおことわり 人生いちどきり」

   澄ましたよしこさんのうしろの何気ない貼り紙。個人的にとても好きですが

  万人向けではないかと、書棚にヒッソリとならべていたのですが。

   "きょうりゅう一ぴきください” 「だからサンタクロースさん おねがい」

  「ことしのクリスマスにはきょうりゅうをください」「きっとください」

          「ちいさいのでもいいからね」

        非売品として一冊確保、立ち読みフリーです。

   "山元加津子さんの きいちゃん”     英語版Ki-chan(原文付)として出版

   豊田市教育研究会外国語部会訳  (原作の著作権はアリス館にあります)

     先生方のモチベーションの高さは、以下の言葉で窺われます。

  「この素敵な一冊をたくさんの中学生に知ってもらいたいと思い

   わたしたちは”英語版きいちゃんプロジェクト”を立ち上げました・・・

         英語に翻訳することにより、日本だけでなく、世界中にこの優しい物語が

   広がる日々が来ることを信じてやみません。・・・」 

           訳者より 豊田市教育研究会 外国語部会(中学校)

      

   昭和62年に”足助物語”を出版したことがあります。これは文化財保護委員

  としてのボクが白久で出版したもの。(2000部発行、残部数十冊)

      でも”きいちゃん”は既に出版界で高い評価を得ています。

          地元の新聞社も写真入りで報道しました。

               原画展もやろう!

     全小、中、特支学校(104校)、全交流館(28館)、全ALTにも配布

     振り返れば楽しかった,半世紀以上勤めた白久を7/31にリタイア、

        引退の花道は薔薇色に彩られているかのようでした。

 

          [本の発売は’23年4月1日 その後の展開]

   "学校について” 4月最初の校長会で配布、外国語部会部長の校長先生は

   3月でご退職、説明がされなかったのか、その後営業で回った学校で

   幾人かの校長先生にお尋ねしましたが、ご存知の方は皆無。いつもの

   配りものの一つとして処理されたかのようです。

          (後に一つの中学校からと、お一人の英語の先生から注文がありました)

 ”交流館について” 市の全施設へ週一で配達される公達便で配られたとのこと

   でしたが、仕事で伺った幾つかの交流館でお尋ねしても、知っている

   担当者はこちらもゼロ。

 ”イベントに参加” 足助は香嵐渓と重要伝統的建造物保存地区のある、豊田市

   屈指の観光地なので、地元の高校に観光ビジネスコースがあります。

    そこ主導のイベントに、例年、市の2つの小学校の6年生が参加します。

        商工会が地元商店にプレミアム参加を打診、15店が挙手、14店は食事や

    食品の割引など、いつもの対応。観光ビジネスなら英語は必須、ボクは

   ”きいちゃん”お買い上げに、子供に人気の駄菓子100円分のおまけをする

   企画で参加しました。     結果はこちらもゼロ。

  外国語部会のメッセージに、何人の人たちが応えていただけたでしょうか?

        情報を伝えることの難しさに逡巡したのでした。

    

  ただ、思いがけない注文もありました。他の2つの高校、中日文化センター 

  の英会話教室など。  読んでいただいた方からは、熱いお言葉の数々。

  中日文化センターの先生からは、「私が英訳した”きいちゃん”」も頂きました。

  アンデルセンの”即興詩人”日本人も多くの訳がありますが、森鴎外のものは原作

  を凌ぐといわれていましたね。”きいちゃん”のそんな広がりも嬉しいものです。

     ※例えば 何気ない原作に外国語部会はこんなふうに描写しました。

  ”きいちゃんは、お母さんに「生んでくれてありがとう」と、お話したそうです”

     I heard that Ki-chau said,"Thank you for bringing me into this world."

        to Oka-san.

 

    ページをたどれば必ずお喜びいただけると自負しています、ボクが

    申し上げるまでもないことですが。   英語の勉強もできます。

          外国の友達にも紹介できるでしょう。

     ISBNコードをつけました。お近くの本屋さんからもお求め頂けます。

 

               GENGATEN was held.