消えてゆく出版にTRY! 無謀? 自暴自棄? そんなことは無いと信じて。
常備したい絵本のうち3冊が入手不可。 3者3様の対応です。
”串かつやよしこさん” 「ソースの2どづけおことわり 人生いちどきり」
澄ましたよしこさんのうしろの何気ない貼り紙。個人的にとても好きですが
万人向けではないかと、書棚にヒッソリとならべていたのですが。
"きょうりゅう一ぴきください” 「だからサンタクロースさん おねがい」
「ことしのクリスマスにはきょうりゅうをください」「きっとください」
「ちいさいのでもいいからね」
非売品として一冊確保、立ち読みフリーです。
"山元加津子さんの きいちゃん” 英語版Ki-chan(原文付)として出版
豊田市教育研究会外国語部会訳 (原作の著作権はアリス館にあります)
先生方のモチベーションの高さは、以下の言葉で窺われます。
「この素敵な一冊をたくさんの中学生に知ってもらいたいと思い
わたしたちは”英語版きいちゃんプロジェクト”を立ち上げました・・・
英語に翻訳することにより、日本だけでなく、世界中にこの優しい物語が
広がる日々が来ることを信じてやみません。・・・」
訳者より 豊田市教育研究会 外国語部会(中学校)
昭和62年に”足助物語”を出版したことがあります。これは文化財保護委員
としてのボクが白久で出版したもの。(2000部発行、残部数十冊)
でも”きいちゃん”は既に出版界で高い評価を得ています。
地元の新聞社も写真入りで報道しました。
原画展もやろう!
全小、中、特支学校(104校)、全交流館(28館)、全ALTにも配布
振り返れば楽しかった,半世紀以上勤めた白久を7/31にリタイア、
引退の花道は薔薇色に彩られているかのようでした。
[本の発売は’23年4月1日 その後の展開]
"学校について” 4月最初の校長会で配布、外国語部会部長の校長先生は
3月でご退職、説明がされなかったのか、その後営業で回った学校で
幾人かの校長先生にお尋ねしましたが、ご存知の方は皆無。いつもの
配りものの一つとして処理されたかのようです。
(後に一つの中学校からと、お一人の英語の先生から注文がありました)
”交流館について” 市の全施設へ週一で配達される公達便で配られたとのこと
でしたが、仕事で伺った幾つかの交流館でお尋ねしても、知っている
担当者はこちらもゼロ。
”イベントに参加” 足助は香嵐渓と重要伝統的建造物保存地区のある、豊田市
屈指の観光地なので、地元の高校に観光ビジネスコースがあります。
そこ主導のイベントに、例年、市の2つの小学校の6年生が参加します。
商工会が地元商店にプレミアム参加を打診、15店が挙手、14店は食事や
食品の割引など、いつもの対応。観光ビジネスなら英語は必須、ボクは
”きいちゃん”お買い上げに、子供に人気の駄菓子100円分のおまけをする
企画で参加しました。 結果はこちらもゼロ。
外国語部会のメッセージに、何人の人たちが応えていただけたでしょうか?
情報を伝えることの難しさに逡巡したのでした。
ただ、思いがけない注文もありました。他の2つの高校、中日文化センター
の英会話教室など。 読んでいただいた方からは、熱いお言葉の数々。
中日文化センターの先生からは、「私が英訳した”きいちゃん”」も頂きました。
アンデルセンの”即興詩人”日本人も多くの訳がありますが、森鴎外のものは原作
を凌ぐといわれていましたね。”きいちゃん”のそんな広がりも嬉しいものです。
※例えば 何気ない原作に外国語部会はこんなふうに描写しました。
”きいちゃんは、お母さんに「生んでくれてありがとう」と、お話したそうです”
I heard that Ki-chau said,"Thank you for bringing me into this world."
to Oka-san.
ページをたどれば必ずお喜びいただけると自負しています、ボクが
申し上げるまでもないことですが。 英語の勉強もできます。
外国の友達にも紹介できるでしょう。
ISBNコードをつけました。お近くの本屋さんからもお求め頂けます。
GENGATEN was held.