8/17の朝刊1面にタイトルの見出し、3面に詳述が掲載されました。
冒頭、50歳の医師(実名)の記述があります。
ー「浮遊というか自分のこれまでの人生が根本から崩れてゆく感じ」 20年余り
前、母親から知らされた時の衝撃をこう表現するー (新聞記事のまま)
◎ NHKのクローズアップ現代でも同様の特集
※ メディアは負の一面をフォーカスし、それがすべてのように報道する
そんな傾向があるように感じるのは僕だけでしょうか
(例えば僕の場合) 車社会以前、人々の行動範囲は狭く町村にも存在理由がありまし
た。商家の長男は家業を継ぐのがあたりまえ、そんな中、小、零細業者の心の支え
として、道徳科学(モラロジー)の教えは結構、全国に浸透していました。
僕は、本部のある千葉県柏市の全寮制の高等学校に合格しました。
両親の期待は大きく、3年間みっちり学べば必ず、経営を立て直してくれると期待
していました。当時、家業は家も土地も地元信用金庫の借金の担保、ぼくは戦病死
した兄の軍人恩給のお陰で学業を終えることができたと後で知りました。
父は寡黙で真面目、休日はなく、オートバイで営業、運転中 貧血で転倒するこ
とも数回。それでも働き、僕の帰省を切望していました。
◎ マイナスからの人生が自分のせいでないことは、AIDの方々と同じです。
実業家としての意欲も自信もなく、資金繰りに悩まされ、逃げ出したい日々の
連続でしたが、それを自分がどう捉えるか、人生はただそれだけだと今沁み沁み
思います。 縋るように求めた人と本との出会いが僕を支えてくれました。
3年間の寮生活で学んだ最大のものは、朝夕の感謝の祈りでした。
怠ると煩悩に支配され、悩みを捜す負の連鎖に陥るため、ただ唱えるだけでも
続けました。 その祈りの中心を為す言葉の一つが法句経182番。
「人の生を受くるは難く 限りある身の 今 命あるは有り難し」
(お釈迦様は人として命を授かるだけでも難しい 今 それが解って
生かせていたがいていることに感謝されているのです)
命を授けていただいた、それは幸せになる資格をいただいたこと。時と意思とを
人は等しくただいています。教祖となる人もそれに縋る人も自らがその道を選んで日々を積み上げてきたに過ぎません。
AIDによって生命を得た方々こそ、一層のご両親の愛と信頼があって
神(自然の摂理、サムシンググレード)によって生きることを赦された
命のはず、それを素晴らしいことだと思い直してみる。
◎ ”世界が絶賛する最高傑作” といわれる
川上未映子さんの ー夏物語 ー を訪ねてみましょう
( "米TIME誌ベスト10” ”米ニューヨーク・タイムズ必読100選” )
( ”米国図書館ベストフィクション” ”国内受賞歴多数” )
文庫本 P.620 からの抜粋です
「父が生きているあいだに本当のことを知って、そのうえで、それでも僕は父に
僕の父はあなただとー僕は父にそう言いたかったんです」
逢沢さんはそう言うと、わたしに背をむけるように窓外に顔をやった。さっき
まで薄くかかっていた雲は風に流され、バラ色のやわらかな明るみが、まるで
濡れた布のうえににじむインクのようにひろがっていった。
※ 夏物語はこれがテーマのすべてではありません。豊穣な内容を背景に
プロットが淀みなく流れます。自称速読派の僕も P.652 の一語一語を
吸い込まれるように読ませていただきました。
「関西弁も素敵や、つこうてみたくなるん」
本日、珍しく 手書きのコメントをうけた、木内鶴彦さんの本が売れました。小林正観、白駒妃登美、山元加津子等、その世界のエキスパートの方々の読者に寄り添って下さる本を取り揃えています。”読んで良かった”というものばかり、ぜひ、プロフィールを検索して下さい。
◎ あれから半世紀余りが経ちました。町や村は消滅し、商店街の賑わい
は過去のものとなりました。ただ運のいいことに、僕の仕事は第三者に
よって 税法上の資産評価からM&Aにより事業継承ができました。
求められたため 今 そちらを楽しんでサポートしています。
そして(8/18)中日新聞の、こんな記事を見つけました。
ー「伝説のジャンプ」書店に幕ー 仙台、経営難で今月末
大震災後3日で営業を再開、荷物は来なかったが知人から譲り受けた1冊。
「少年ジャンプ読めます!!1冊だけあります」 貼り紙をした。
100人以上を笑顔にしたジャンプ。 印刷がこすれ、テープで補修した。
2012年には手塚治虫文化賞特別賞が贈られ現在は集英社で保管されている。
また一人仲間が業界を去っていきます。こんなに頑張ったというのに!