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→ PS「ゼノギアス」プレイ日記2 マルー救出〜王都奪回作戦

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記3 キイレブD区画~ギアドッグ侵入

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記4 粛清開始~孤児院へ

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記5 死霊が巣くう船~バベルタワー

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記6 天空のシェバト~碧の誓い

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記7 ゲート破壊ソラリスへ~ソイレントシステム

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記8 ソラリス脱出~

 

 

 プレイステーションソフト「ゼノギアス」プレイ日記第5回目です。まだストーリーとしては中盤という所でしょうか。アクヴィエリア編、進めていきます。

 

 前回は教会本部の神父であり、エトーンという死霊を倒す仕事をしているビリーという少年に出会いました。ラムサスとの戦いで意識不明となったフェイを教会の最新医療で治療してもらうために手を貸してくれたので、今度はビリーのエトーンとしての仕事を手伝うことになります。教会の物資輸送船が死霊に乗っ取られたようなので、調査に向かいます。

 

 

 

【波よ聞け、死霊のわらう船】

 

 

 教会の物資輸送船へ向かう前の夜。旧知であるシタンとシグルドと昔の話やらで盛り上がっていたビリーの父、ジェシー(ジェサイア)がすっかり酔っぱらった状態で孤児院へ帰ってきました。子供たちが寝ているということで静かにするよう注意する息子であり教会の神父であるビリーは、ジェシーの行動を非難します。聖職者である息子ビリーに対する配慮をせず、勝手気ままに振る舞った上に、教会関係の施設を攻撃するような真似をするジェシー。ビリーは自分の記憶の中の父本人ではないのではないかと疑っていました。ジェシーはビリーの血の繋がりを疑う発言に対して少なからずショックではあったと思います。それでもビリーがまだ本当のことを知らない子供として諭します。自分が信じている教会の本当の姿をこそ疑い、今の仕事を辞めないと、ビリーの母親ラケルが死んだ甲斐がないと…。ビリーの母の死には何か裏があるのだと感じます。

 

 ジェシーは教会について何かを掴んでいる様子ですが、詳しいことは語らず、出て行ってしまいました。

 

 

 いよいよ幽霊船への調査へ向かうことに。ユグドラシルのガンルームにビリーがいるので話しかけるとイベントです。これからパーティに加わるビリーが、自分の装備…武器について説明してくれます。ビリーはボタンに応じた3種類の銃を使うという少々特殊な仕様になっており、そのうち2つは弾の補充が必要になります。

 

 

 それとエリィが何故ビリーがエトーンという特殊な仕事をしているのか理由を尋ねると、ビリーは自分の子供の頃の話を始めます。今武器として使っている銃については、8つか9つくらいの時に父親から扱いを教わったと言います。その後すぐに父親は家を出て行ってしまったのです。

 ビリーが12才の時に自宅が死霊の群に襲われ、その時に母親を亡くします。死霊たちは父親の居場所を知りたがっていたけれど、母親は答えなかったと言います。母親は殺されましたが、ビリーとプリメーラはストーン司教に助けられたと…それからビリーの運命は大きく変わります。ビリーはストーン司教のように悪しき者から人々を救いたいと考えるようになりました。

 

 死霊の襲撃からビリーとプリメーラは隠れていたために命は助かりましたが、プリメーラはその時から一言も話せなくなってしまいます。プリメーラを施設に預けると、ビリーは教会の修道院に入ります。そして数年後、教会での修練によってエトーンとなります。

 

 孤児院を開くために自宅へと戻ってきたビリー。そこになんと父親が帰ってくるのです。しかし激しい事故にあったということで、父親の人相も性格もビリーの記憶の父親とはまるで変わってしまっていたのです。別人なのではないかと疑いながらも、記憶が曖昧なせいかもしれないし、実際プリメーラは父親になついているというのもあり、ビリーは心の底で本物の父親であってほしいと思っていました。

 

 

 妹の生活のために自分を売ろうとしたこともあったと言うビリー。自分を粗末に扱おうとしたということにバルトは憤慨します。今度食べるのに困ることがあったら、妹と一緒にこの艦に来いと…。シグルドの件やらで多少ギスギスしていた二人ですが、少しだけ仲良くなった…と思っていいんでしょうかね(笑)。

 

 さて、イベントが終わると教会の物資輸送船のある海域まではユグドラシルで自動で向かうことになります。輸送船についたらビリー以外のメンバーを決めて乗り込みます。

 

 

 輸送船の中は独特の匂いで満ちていました。これは船が予想通りに死霊(ウェルス)に襲われ乗っ取られてしまったことを意味しています。木箱をどけながらスイッチを探したり、ドアのロックを外しながら進んでいきます。雰囲気はホラーみたいな感じで怖いです。勿論エンカウントもします。ウェルス以外にはアバンドン、シェラなどがこの船では出現します。

 

 船の中を行ったり、上を通ったりするわけですが、ハッチが開いているところから飛び込むと、すぐにボス戦になります。ブラッディ戦で面倒なのはマーダラーとい技を開幕2回連続で使用されることですね…。単体のHPを全て奪って自分を回復するという技ですので、ゼータソルはそこそこ買っておいた方が良いです。

 

 

 あとは火属性で全体攻撃のブラッディレインというのがあります。ビリーの持っている技で対応可能となっているので、スピードを上げたりしていっきに連殺をためてたたみかけるのが良いと思います。

 

 ブラッディを倒すと、アニキとやらにあとをたのむと呟いて消えてしまいました。アニキという言葉に不吉を覚えたビリーがすぐそこにある船の端末に何かを入力します。これは孤児院の子供たちへの信号で、子供たちの協力によってビリーのギア、レンマーツォが格納庫から発進します。子供たちがビリーの仕事を手伝っている、と言っていたのはこのことだったんですね、多分。

 

 

 外に出ると、ブラッディが呼んだアニキ…巨大ウェルスが現れました。なんとかビリーの呼んだギアが間に合い、巨大ウェルスとの戦闘開始です。巨大ウェルスは普通の攻撃の他に燃料(Fuel)ダメージもしてきます。通常攻撃では防御力が高すぎてダメージを与えられず、ビリーの攻撃だけ(△ボタン)が有効状態です。エーテル系のスキルを使うと巨大化して、攻撃力が上がる代わりに防御力が下がっていきます。こうすると普通の攻撃も通るようになるので、限界まで巨大化させていっきに必殺技で叩くという手もあります。

 

 巨大ウェルスを倒すことが出来ましたので、「教会」本部へと報告するというビリーをユグドラシルで送ることになりました。

 

 しかし、ビリーたちが幽霊船で戦っている間、とんでもないことが教会で起きていたのです…。

 

 

 

【信仰 炎の海で焼かれよ、我が魂】

 

 

 ビリーたちが教会本部へ行くと、そこは…凄惨な場所となっていたのです。教会の人間の死体だらけになっていました。辛うじて息があった修道者が言うには、突然銃声がしたと思ったら、こんなことになったと言います。しかもその場に落ちていた薬きょうはジェシーのものであり、ビリーは教会に追い詰められたジェシーがヤケを起こしたのかと考えます。

 

 

 何があったのか確認するために教会奥へと行くと、何者かが教会の人間を襲っている所に出くわしました。「暗殺部隊」との戦闘です。ここでエンカウントする敵はこの暗殺部隊の敵(エトーンとアサシン)がほとんどです。エトーンはストップやエーテル能力を封じるネットという技と、刻印というエーテル攻撃が主で、アサシンは爪という通常攻撃と、HPを1にしたり1/2にする攻撃をしてきます。※他にはウェルスともエンカウントします。

 

 

 何故暗殺のプロが教会の人間を襲っているのか? 生存者を探して教会内を探索です。隠れていた料理人や保護されていた一般人は無事のようですが、この人達は全く状況が分かっていません。各所で教会の関係者を探して襲ってくる暗殺部隊を倒しつつ進んで行くと、隠し通路を見つけます。通路では司教が倒れていましたが、粛清が始まったということを言い残して息をひきとります。粛清…というのは前もどこかで…。

 

 

 フェイを診てもらった医務室がある地下フロア。そこからが本番です。地下に降りると教会の教皇が暗殺部隊に囲まれていました。暗殺部隊は「反逆の罪」と言って教皇を肉塊にしてしまいました。こちらに気が付いた暗殺部隊を蹴散らします。教皇の口ぶりでは、粛清の心当たりがあるようです。一体何が「露見」したというのでしょうかね。

 

 地下には個室…というより独房のような仕様の部屋がありました。そこに捕われていた人物を救出します。怪我をしている女性がいて、シェバトに連絡して欲しいと呟いています。シェバトの人間なのでしょうか。そしてもう一人捕われていたのがあの…ビッグジョーです。二人を救出したら更に地下へと移動します。

 

 

 大聖堂の真下あたりにある部屋は、教会のデータバンクとなっていました。このデータバンクには教会の情報が全て納められているので、教皇クラスの人間しか入れない施設です。しかも、エリィが見た限りでは、この設備は最新型であり、ソラリスしか生産できないレベルのもののようです。

 

 ビリーもこの施設のことはあまり知らないとのことなので、調べてみることにします。出てきた通信内容はとんでもないものばかりでした。イグニス管区教皇シャーカーンからの報告、バトリングのバトラーの生体状況、ジークムントを消去するためのリカルド(リコ)の利用…。シャーカーンは17年前に教会から放逐されているはずなのに、定期的に教会に報告を入れているというのもおかしいです。しかもイグニス管区では教皇という立場だというのも…。

 

 各地では教会との交易がおこなわれています。教会がその交易で得た資材を全てソラリスへ移送しているデータも出てきました。何故教会がそのようなことを続けているのか。エリィがソラリス語を解読すると、ある事実が判明します。元老会議(ガゼルの法院)がラムズ(地上人)を管理するために教会を設立したというのです。つまり教会はソラリスの下部組織であったと…。

 

 

 500年以上前、ソラリスと地上で大きな戦争があったと言います。結果はどうなったのかはここでは不明ですが、終戦を迎えた際、地上人が再びソラリスに対して造反しないようゲート(障壁)が作られました。ゲートで囲われた世界の内側に地上人を種族別に住まわせ管理する、そのための組織が必要だったということです。教会を運営していたのはソラリスの最高統治機関、ガゼルの法院です。

 これまで教会を通してソラリスに運ばれた物は多岐に渡ります。地上で発掘された遺跡資源、生産物資、そして労働力としての人的資源…。移送された人々はほとんどが…教会に救済を求めてやってきた人でした。ソラリスには地上人を収容する施設「第三級市民層」があると、エリィも証言しています。これらのことはビリーのような立場の者には全く知らされていませんでした。

 

 シタンが更に教会のデータを調べると興味深いデータが出てきました。第44次サルベージ計画。これはタムズの艦長が言っていた教会から依頼されたという仕事のことです。19年前から始まっていたというこの計画だけ、ソラリスとリンクされておらず、教会が率先して行っているのです。

 推定4000年前に沈んだ都市文明ゼボイムの発掘調査。超高度文明を誇っていたというこの遺跡からは大量の資源…生物兵器や反応兵器が見つかっていました。これらの兵器を独占することで、教会はソラリスからの離反、独自に世界を支配するという企みがあったのかもしれません。

 

 そして、現在教会を襲っている暗殺部隊。これは教会の企みをさとったソラリスによるもの…と考えられます。

 

 教会の真実を目にしたビリーはショックを受けます。そのビリーの前にベルレーヌが現れました。あのちょっと嫌み臭い人…。ベルレーヌの様子はこんな混乱の中にあって落ち着いていました。ビリーが信仰を持たない外の人間と関わって穢れたなどと言います。

 

 

 そこにジェシーが現れ、ベルレーヌ達が教会の人間ではなくソラリスの工作員であることを看破します。しかもストーン配下の暗殺部隊なのだと…。ビリーがジェシーの言っていることは本当なのかとベルレーヌに問い質すと、ベルレーヌはあっさりと認めた上に、教会の教皇や司教たちが裏で何をしていたのかを話し始めます。孤児や難民を救済するという慈善の裏で、彼らは多数の少年少女たちを…。己の欲望に溺れ、聖職者にあるまじき行いをする穢れた者に、神の代弁者である刺客はないというベルレーヌ。だからストーン司教の指示で自分達が浄化し罪を償わせたと…。

 

 審判は神が下すものであり、自分達にはその権利はないと教えられてきたビリーにとってはベルレーヌの言い分は理解出来ませんでした。そもそも教会はソラリスの下部組織であり、成り立ちは地上人の管理施設です。戦争を繰り返す地上人のデータを取り、ソラリスに送る。緩衝材のように神の存在や信仰を作り上げて広める。元々この世界に教会の教えていた「神などいなかった」のです…。

 

 ベルレーヌは更に、ビリーもまた罪人を断罪する立場にいたのだと言います。ビリーがそのことを詳しく聞く前に、ストーン司教が現れ、喋りすぎだとベルレーヌを始末してしまいます。この人…こんなアッサリと退場してしまうとは…

 

 

 ストーン司教の正体はソラリスから派遣された地上の粛清官。教会の司教という地位は地上で活動するための便宜的なものです。教会はソラリスから与えられた役割を逸脱し、反旗を翻そうとしたため、「処分」されることになったとストーンは話します。

 しかもその処分を行う者として用意されたのが「エトーン」です。エトーン<罪をあがなう者>はストーンが教会内に創設した組織でした。表向きは地上にはびこる死霊<ウェルス>の処分が目的ですが、裏の顔は違います。ベルレーヌのような適任者を選出、堕落した教会の人間の監視、処分をさせていたのです。本来であればビリーもその役目をおうことになっていたかもしれませんが、ビリーはエトーンとなったらすぐに教会を離れて孤児院を開いたため、知る機会がなかった…。いや、ストーンはビリーに別の役割を与えるため、故意に教えなかったのです。

 

 ビリーの役割、そしてベルレーヌが言いかけた断罪についてビリーがストーンに訊こうとすると、ジェシーが間に割って入ります。

 

 

 ジェシーとスタイン…ストーンは古い知り合いでした。仲が良かったとはとても思えないやりとりですが…。

 

 ストーンは任務を優先させるというと行ってしまいます。足止めの暗殺部隊を倒し、追いかけますが、ストーンは巨大なギアに乗ってどこかへ向かってしまいました。ストーンが乗っていた巨大ギアはソラリスの機動ギア「アルカンシェル」です。巨大な分、小回りのきくギアで戦うなら難儀はしないけれど火力は折り紙つきで、あまり動かない目標であればドカンと一発だそうで…。…ということは、ストーンの任務って…タムズですか!? 

 

 タムズの船団に向かってユグドラシルで移動していると、レーダーがストーンの乗っていたギアよりもはるかに大きな物体がタムズの船団上空に近付いているのを捉えます。その巨大な船の一撃で…タムズの船団のいくつかは蒸発してしまいます。なんという…ひどいことを…タムズは教会の発掘に協力しようとしていただけなのに…。

 

 

 

 この見覚えのある巨大船はカレルレンという人物が指揮をとっていました。試験体<ウェルス>を放ち、必要なラムズは回収、いらないものは処分するよう命令します。残ったタムズのサルベージ船団に大量のウェルスが放たれます。

 

 

 タムズの艦長は生き残った船団の者を救助しつつ、ウェルスに攻撃して近付けないようにしつつ逃げることに。そしてユグドラシルも助太刀するためにタムズへ向かいます。

 

 

 

【古の声がいざなう 海底遺跡へ】

 

 

 タムズへ着いたので、艦長の元へ行ってみます。なんとタムズの戦力だけでもなんとか乗り越えられたようです。しかし沈んでしまった船や犠牲があったことは確かです。酷い目にあいましたよね…。艦長の話だと、攻撃した上にウェルスを捨てていったタコつぼはもう何もない片隅の発掘現場に向かって行ってしまったようです。タムズが発掘を依頼された現場はもっと奥にある大きな現場だそうで、目的がハッキリしないとのこと。タコつぼを案内しているのはストーンのギアらしいです。

 

 ムカついた艦長は腹の虫がおさまらないとのことで、こっちに協力してくれるそうです。そんなわけで発掘現場の場所を教えてもらいました。

 

 

 教会の発掘現場に入ります。シンボルエンカウントするゲブラー兵と、ランダムエンカウントのモンスターがいるという感じのダンジョンです。ゲブラー兵については特に面倒な所はないですが、モンスターには面倒なタイプが結構います。ハンマヘッドは全ての属性を吸収し、しかもEPをとられてしまいます。フィアーもすべての攻撃は吸収してしまいますが、自分で弱点を喋ってくれるのでなんとか…。あとはキャリアーが回避率が高くて面倒な敵です。(※シェラも出現)

 

 

 遺跡の街が見渡せる場所に出ると、エリィが突然この場所を知っていると言い出します。しかしそれは無意識に出た言葉のようです。このゼボイムとはどういう地なのでしょうか…。

 

 奥に進んで行くと、現在は機能していないようですが、厳重なエアロック、スキャニング設備があり、物々しい隔離施設であることが分かります。こういう設備はウィルスとか漏れるとヤバイものを取り扱っているのだろうかと想像させますが…。まるで迷宮(ラビリンス)のような造りの建物は、何かを中に閉じ込めるためにも見えます。

 

 エマージェンシーレベル5が発令?されたためにロックがかかったというドアがあります。戻って端末のある部屋でレベルの再設定をしたら入れるようになります。ここからのフロアはシステムが生きているようです。少し奥へと行くと、再びエリィの様子がおかしくなります。…この施設に見覚えがあるようです。エリィが言う、ずっとひとりぼっちでここにいるという「あの子」とは…?

 

 

 エリィは端末のある部屋で奥の部屋のパスワードを解除します。それもほとんど無意識にやってしまったようです。エリィがパスワードを入力したことで、奥の部屋にあったリアクター内に人間の少女のような者が形成されました。シタン曰く、人造生命体ではないかとのことです。

 

 

 

【深海に眠る少女 魂の在処】

 

 

 シタンの話の後を引き継ぐように、ストーンが現れ少女について説明します。この少女は分子スケールの自律機械(ナノマシン)の群体だと言います。ヒトのクビキを外し神の御下に導いてくれる大事な存在<ファクター>の一つがこのナノマシンで作られた少女なのだと…。ストーンの任務とは、この少女を入手することだったみたいですね。カレルレンが欲しがっているということで。

 

 この少女を使えば少なくとも資格のある者だけは救われる…。自分達はこの群体が必要なだけで、こちらの利害とはぶつからないのではないかとストーンは言いますが、エリィが少女を渡すのを拒みます。それにそもそも、選ばれた者だけを救って他の者はいらなくなったら消去するという考え方は受け入れ難いですし…。

 

 

 分かり合えないとなるとストーンは強引に少女を連れて行きます。ここではエレメンツの二人、トロネとセラフィータ戦に突入します。見た目と違わず、この人達はなんかファンシーな…。どうやらパスワードが分からなくてリアクターを起動出来ずあたふたしてたらしいです。まぁこっちもエリィがいなければどうなってたかわかんないけど。このダンジョンはエリィがパーティにいる時といない時でちょっと違うみたいですね。

 

 

 エレメンツ二人を相手にするのは大変かな…と思ったけど、こっちは3人なのだ、やったる!! …でもやっぱりエレメンツです、強いです。まず連殺をためつつ、その都度相手の攻撃に対処していくことに(回復やら)。二人ともエーテルの全体攻撃持ちですし、セラフィータの方がEP持っていっちゃったりするので面倒だから先に倒したい…。でも、どちらかが倒されるともう片方の攻撃力が上がってしまうとのことなので、その辺上手く調整しながら攻撃します。

 

 

 戦いに勝利すると、トロネとセラフィータはあっさりと去って行きます。あんまりストーン…カレルレンの命令には乗り気じゃない様子でしたし。あくまでラムサスの顔を立てるために来たという感じ。エレメンツのメンバーはラムサスにしか忠実じゃないんですな、多分。

 

 ストーンを追いかけて、出口へと向かいましょう。

 

 その頃、ユグドラシルの医務室で眠るフェイに異変が起こります。彼は今エリィたちがいるゼボイムの夢を見ていました。夢の中にはナノマシンの群体の少女、そしてフェイに似た白衣の男性、兵士に囲まれるエリィの姿。ゼボイムのあの施設を見ていないフェイが何故あの場所を知っているのか…。

 

 

 そしてフェイは医務室から姿を消してしまいました。

 

 

 一方、ゼボイム班はあの遺跡の街が見下ろせる橋の所でストーンに追いつくことが出来ました。…が、ここでナノマシンの群体の少女を手に入れたい、第三者が現れます。それは…あの赤いギアの男です。ナノマシンの群体はストーンたちには過ぎたおもちゃなのだから、返せと言います。それは自分のものだと主張します。

 

 

 

 赤い男に名前を問うと、名前なんかはどうでも良いものだと言いつつも、「イド」と名乗ります。イドとの戦闘に突入します。こっちは3人なんだぞいと思って油断してたらアカン相手です。つえーのなんの。見た事ある技をとんでもない攻撃力と素早さで繰り出してくるんだよ、回復するので精いっぱいです。防御力上げつつ、ギリギリの戦いを繰り広げ(1回負けてる)、なんとか勝利?します。勝利というか、なんとか攻撃を凌いだという感じですかね。なんやかんややっていると、何者かがギアでやってきて、イドを押さえつけました。その間にストーンは行ってしまいます。

 

 ギアに乗っていたのはワイズマンでした。自分がイドを押さえつけているから、その間にストーンを追うよう言われるので、ストーンを追いかけます。

 

 

 ワイズマンのこともよく知っているらしいイドは、早い到着に少し驚いているようですが…、新しいおもちゃが来たとヤル気満々になったようです。

 

 結局ストーンには追いつく事が出来ず、ストーンたちを回収したらしいタコつぼはとっとと行ってしまいます。何故ソラリスのカレルレンという人物がナノマシンの群体の少女を必要としているのか。ナノマシンとは細胞よりも小さな機械のことです。現在ソラリスではナノマシンを病気や怪我の治療に利用しています。ゼボイムの施設で見つけたあの少女を象った技術はこのナノマシン技術の最高峰のものです。その最高の技術で作られた少女には、人体改造についての情報が隠されているかもしれません。シタンはストーンが「クビキを外す」と言ってたことが気がかりのようです。本当に人類のために彼女を連れて行ったのかどうなのか…。

 

 この世界に存在する亜人(リコやハマーのような)は、昔人類の再興をうたったソラリスがDNAをいじった結果生まれました。同じことが、また起こるかもしれません。

 

 ユグドラシルに戻ると、フェイが医務室からいなくなったと聞かされます。艦内にいるらしいとのことなので、ユグドラシル内を探して歩きます。

 

 

 ギアドックのヴェルトールの前にいるフェイを見つけます。気が付いたら何故かギアのコクピットに乗っていたとかで、記憶がないようです。確かにギアは今まで激しい起動をしていたらしく…あたたまっているようです。フェイのことも気になりますが、ギア出動の警報?が艦内に響きます。ストーンが乗っているアルカンシェルがユグドラシルに向かってきているそうです。どうもこちらの様子を伺っていたようで。

 

 病み上がりのフェイと付き添いのシタン以外でパーティーを組みます。ビリーは固定です。ストーンとの決着をつけなければ…。パーティーを決定するとなんか…

 

 

 

 ひとかわ剥けたストーンが向かってきていました。…なんでこんな状態なのか全然分かんないです…。カレルレンに何か施されたっぽいですが。そしてここにお久しぶりのあの方が登場です。力の求道者グラーフです。グラーフによって力を与えられたカレルレンとグラーフのハイブリッド(…)のストーン(アルカンシェル)との戦闘です。

 

 力を与えられたアルカンシェルは、最初のうちはダメージ無効ということで、どんな攻撃をしても全く効果ありません。なので暫くは燃料が少ない攻撃で時間経過を待ちます。必殺技のアタックレベルためてもイベント挟むとリセットになります。

 

 アルカンシェルは負の感情(憎悪)をエーテル変換して障壁にすることでダメージを無効化しているようです。障壁を破壊するには、こちらも強い感情…意志の力をエーテル変換してぶつける必要があります。

 

 ストーンの憎悪とは、ジェシー…ジェサイアに向けられたものでした。過去、ストーンが強く欲したゲブラー司令の座をあっさりと蹴飛ばし、そして自分と愛し合っていたラケルを奪われたと思い込んでいました。ジェサイアがラケルを横取りし、ソラリスから姿を消したと…。

 

 4年前にストーンはついにジェシーとラケルの居所を見つけ出します。そして二人の子供、ビリーとプリメーラの存在を知り、ストーンは汚れたラケルを「救う」と称し、カレルレンが作り出した死霊(ウェルス)に襲わせます。死霊とは、教会が選別しカレルレンが術を施した人間だったのです。つまりは実験体…?ということでしょうか。

 

 ビリーがこれまで浄化してきた死霊は、すべてただの人間だったという事実を伝えるとストーンは満足そうに笑います。外道の父親とその息子に相応しい外道な行いだと…。

 

 

 ここでジェシーが「バントライン」というパイロットが直接弾頭に乗るエーテルガンギアに乗って現れます。これを使えば、ストーンの憎悪、負の感情のパワーを破れるというのです。

 

 

 教会やストーンが語る神や信仰はシステムの一つにすぎない。ジェシーは"神は応えないもの"だとビリーに言います。自分の中に確かに存在するが、それは応えない。表現されえざるものこそがビリーの信仰であり、神です。

 

 ストーンはビリーがただの人を屠っていたにすぎないと言いましたが、死霊化させられた人間は、苦しみを和らげるために血肉を求めるようになって人を襲います。それだけ死霊化することは辛いことで、実験や他人の都合でそんな姿に変えられた者たちのただ一つの救いは「消滅」することだけです。消える瞬間に安らいだ表情をするという死霊たち。それはビリーに救われたからだとジェシーは言います。

 

 

 弾倉のような形に変化するジェシーのギアとビリーのギアの合体攻撃によってアルカンシェルの障壁が消滅しました。しかし、ここでとんでもない事実が発覚します。やっと通信が通じるようになったシタンが、ジェシーの乗っていたギアが、搭乗者を人間弾頭として撃ち出す兵器だったということを言い出します。は? ナニソレ、なんの意味があってそんな仕様なの? ※しかもこの兵器、若い頃のシタンが作ったものだったようです。は? はぁ???

 

 ジェシーを人間弾頭として撃ち出してしまったことにショックを受けるビリー。しかしこれでアルカンシェルにダメージが通るようになりました。改めて戦闘開始です。全ての怒りをコイツにぶつけるのだ。

 

 

 アルカンシェルは限界質量というHPを半分にする技を使ってきます。あとはスロウや刻印を使用してきます。限界質量とスロウだけならフレームHPは使わなくても良かったかもしれませんが、単体ではありますが、刻印が結構ダメージ多いので、HPは治しながらやった方が良いみたいですね。結構ズタボロにやられた上、倒れる時に最後っ屁的な攻撃を全体にかましてくるのでひやひやしました。一体だけギリギリで生き残って勝利です(一応)。最後までイヤな奴でしたね…ストーン…。

 

 勝利はしましたが、失ったものは多いです。ビリーはジェシーを送るつつもりで銃を空に(多分)向けて撃ちました。…と、そこにジェシーが現れました。どうやらシタンが作ったものにジェシー自身が改良を加えていたようで…。しかし結構ヤバかったんじゃないかと思います。ギリギリで脱出したっぽい。

 

 

 無事に戻ってきたジェシーに向かって、口がきけなくなっていたプリムが「パパ」と呼びます。まだまだ覚束ない感じではありますが、まるでストーンの呪いが解け始めたようです。

 

 ユグドラシルのガンルームにて。ジェシーがソラリスを出た理由、そして飲んだくれているふりをして一人で何を調べていたのかを訊きます。

 それはまだジェシーがソラリスにいた頃に、カレルレン指揮の下で極秘裏に進められている計画があるのを知ったことが始まりでした。M<マラーク>計画と呼ばれるもののために、教会を通じて地上人が集められ実験体にされていました。それがこれまでの話にも出てきた死霊<ウェルス>です。計画の中心となっていた科学者が計画の真相を試作ギアに移し、自身の娘とともに脱出させたということを知ったジェシーは、妻のラケルと息子のビリーを連れて地上に身を隠します。そしてそのギアと少女を探し続けていました。

 

 最近になってそのギアと科学者の娘がシェバトにいるということを掴みますが、シェバトは閉ざされた国であり、行き方も連絡の取り方も分からない状態だとか。なんせソラリスでさえ手が出せない障壁に守られているとのことですから…。

 

 

 丁度体調が良くなったフェイと、教会で救出したシェバトと口にしていた人がガンルームにやってきました。救出した人物はシェバトの工作員であり、さっきの話で出てきた科学者の娘とは、「マリア」ではないかと言います。ギアと少女の話は耳にしたことがあるとのことです。やはりシェバトにいると考えて間違いはなさそうです。

 

 工作員自身はもうシェバトとの連絡手段を持っていませんでしたが、バベルタワーについての情報を得ました。本来シェバトはバベルタワーの頂上にあった都市だったようで、現在も残っていれば塔の頂上部に本国との通信施設が存在するらしいです。

 

 教会が塔を管理していた以上、通信施設が無事かは分かりませんが、気になることは沢山ありますし、行ってみることにします。なんせM計画・巨大ギアと少女の件だけではなく、シェバトはフェイの両親にも関係がある場所かもしれないのですから。

 

 復帰したフェイを加えてパーティー編成をしたら出発です。

 

 

 そしてナノマシンの群体を手に入れ、M計画を進めようとしているというカレルレンは、ガゼルの法院に報告?をしている所でした。M計画とはガゼルの法院とも関係しているようです。このメンバーたちは既に肉体を失っており、カレルレンがSOL-9000というコンソール(?)上にデータとして復活させた存在らしいのです。だからか、カレルレンとガゼルの法院の関係にはあまり上下関係は感じられません。お互いの利害が一致しているから今は協力関係にあるだけに見えます。

 

 

 

【バベルタワー 天にとどく道】

 

 

 ユグドラシルでバベルタワーに向かい、早速入ってみました。まずはダクトのようなものがあちこちに伸びているような場所から進みます。下に落ちたら戻されるという感じですので、慎重に移動します。ここでエンカウントするのはトラフィクジャムという警備ロボみたいなものだけです。ここで難しいのがロープにつかまってタイミングよくジャンプする所と、シーソーみたいに上下する所をタイミングよく乗る所ですかね…。カメラの移動には限界がありますので、自分がやりやすい角度で見ながら出来るとは限らないのです。(昔何度もやり直した苦い記憶がよみがえる…。)

 

 

 中継施設に到着します。このあたりではフュエルタンクというHPが少なくなると自爆を使ってくるロボが出てきます。攻撃する度にこちらのギアに燃料を追加してきますが、自爆は全員にダメージ与える面倒な技なので、なるべくいっきに倒したい。

 ギアを降りてコントロールルームでパネル操作をするんですが…。ここは部屋の中が垂直になってしまっているので、扱いにくいというか…。ソレっぽいパネルを見つけたらジャンプして調べたりしてみます。

 

 

 スイッチを入れると、海の中から列車のようなものが出てきました。ギアで乗れるみたいなので、乗ってみます。ここでは素早いのが売りのガンビットが出てきます…が、かなりHPが低いのですぐ倒せます。それとギアから降りて入るコントロールルームでまたそれっぽいスイッチを適当にいじると、車両が動き始めます。

 

 

 車両は老朽化がすすんでいるバベルタワーの内壁を登っていきます。やがて外壁に出ますが、そこで何者かからの砲撃を受けて停まってしまいました。線路が破壊されたため、これ以上この列車で上に登ることは出来なくなりました。外に出てみると、ゲブラー艦が目の前にいました。これが砲撃してきたようです。しかもラムサスとミァンのギアが現れます。どうやらこれ以上上に登るのを阻止しに来たようです。何故彼らはここにフェイたちがいると知ることが出来たんでしょうか…。

 

 

 ワイバーン(ラムサス)戦です。ミァンギアは今回も回復専門な上、こちらから攻撃するこは出来ません。ワイバーンはメガンテックフレアというエーテル攻撃と通常の攻撃をしてきます。※水鏡は今回の戦いでは使用してこなかったけれど、多分これも長引けば使ってきたかもしれません。

 

 

 こちらが勝利するとミァンはラムサスを連れてゲブラー艦へ戻ろうとします。すると、ゲブラー艦が上空から攻撃を受けます。上空に巨大構造体が転移してきたとのことで、シェバトがゲブラー艦に向けて攻撃をしたようです。ゲブラー艦は急いでその場から撤退していきます。

 

 フェイたちとしては何がなんだか分からない状態ですが、線路はもう使えないし、ギアで上に向かってみます。ギアを降りて入る制御室で色々とスイッチをいじって先のドアロックを解除します。※あとはバベルタワーの外壁にある鏡?の角度も変えることが出来ますが、これは結構あとから必要になることで今は無視して進みます。

 

 

 わりと広い所に出ると、自動修理ロボがいます。HPと燃料の回復のみ(有料)出来るロボですが、結構ここもウロウロするハメになるので助かります。ここも足場から落ちると下から登り直し、解いた仕掛け(トラフィクジャムと戦闘して上下移動の足場を作る)も、マップが変わるとリセットになりますので、レベル上げしたいって人意外は慎重に行った方が良いです。宝箱も見えにくい所にあるものが多い、かなり意地悪ダンジョンです(笑泣)。

 

 エーテル攻撃をメインに使ってくるカンジュラー、素早いけれどHPがあまりないガンビット、これまではHPの少ないトラフィクジャムだけとエンカウントしていましたが、HPの高いトラフィクジャムも出現します。

 

 やっとこさ上の方まで辿り着くと、登れるパイプを見つけるので、そこからバベルタワーの最上部に出ます。

 

 

 最上部に来ましたが、天井がなく、周囲の壁を見ると何かがパージされた跡が見られます。噂通りバベルタワーの上にかつてシェバトがあったというのは本当のようです。しかし、シェバトとの通信施設らしきものは見当たりません。

 

 戸惑うフェイ達の頭上に何かが現れます。巨大なギアに乗った少女です。少女はフェイたちに向かってシェバトの領域を侵す者は排除すると言います。巨大ギア「ゼプツェン」との戦闘です。

 

 

 通常攻撃の他、単体にミサイルポッドというエーテル攻撃をしてきます。それとフレームHP回復も割と使いますが、あまり回復量は多くないです。必殺技でシンプルに対処するだけでもよい敵です。

 

 戦いが終わると、シェバトが接近してきて声が聞こえてきました。少女…マリアにフェイ達を案内するように言う声の主はゼファーと呼ばれる人らしいです。

 

 マリアが戦いを挑んできたのは、力試しのようなものだったみたいです。道理であっさり勝てたと思った。手加減してたんですね(怖)。マリアに促され、女王が待っているという空中都市シェバトへ…。

 

 

 

 フェイたちがシェバトに入ったことを歯がゆく見ていたガゼルの法院は、シェバトのゲートをどうするかを話しあっていました。いくらソラリスでも、ゲートがあればシェバトには手出し出来ないからです。

 

 しかし、「アハツェン」の重力子砲で空間の歪みを補正することが出来る、そのための再教育と人体への影響を調整した71式降下兵の部隊の編制も済んでいるとガゼルの法院は言います。

 

 

 何かが起こる、嫌な予感しかしない感じです…。次回へ続く。

 

 

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記6 へ続く