→ PS「ゼノギアス」プレイ日記1 ラハン村~海賊アジト急襲

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記2 マルー救出~王都奪回作戦

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記3 キスレブD区画~ギアドッグ侵入

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記4 粛清開始~孤児院へ

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記5 死霊が巣くう船~バベルタワー

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記6 天空のシェバト~碧の誓い

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記7 ゲート破壊ソラリスへ~ソイレントシステム

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記8 ソラリス脱出

 

 

 プレイステーションソフト「ゼノギアス」プレイ日記第4回目です。理想としてはイグニスエリアまでのストーリーを日記3までに入れたかったんですけど、余計な感想も色々書いてるのでこんな体たらくに…。今回も似たような感じでブログを書いていますが、お付き合い戴ければ幸いです。

 

 前回はキスレブの犯罪者収容区画に囚われることになってしまったフェイでしたが、なんとかバトリングで優勝し自由の身となりました。元バトリングキングであるリコがキスレブ総統のジークムントの暗殺を企て失敗し、囚われの身となります。リコの元部下たちにリコの救出を依頼され、フェイはキスレブのドッグからヴェルトールを奪回、リコを救出します。

 

 そこでキスレブ上空にアヴェからやってきた戦艦が現れます。ソラリスはキスレブが「ゲートキーパー」を入手したことに激怒し、キスレブ帝都の発電を担っている原子炉に戦艦を突入させることに決めたのです。ソラリスのキスレブに対する「粛清」が始まる中、フェイは原子炉へ向かう戦艦の進路を変えるためヴェルトールで飛び立ちます。

 

 

 

 

【粛清! 暗夜に舞う死の影は】

 

 キスレブの原子炉へと向かう戦艦「ヘヒト」の護衛という任務のためキスレブ上空にいたエリィのゲブラー特務部隊は、見覚えのあるギアを目にします。それはフェイが乗っているヴェルトールです。これまで何度か対戦してきて、フェイに負け続けているエリィの部下たちは、勇んでフェイに挑みます。

 

 

 ここは連戦となります。シールドナイトR、ソードナイトR、カップナイトRと戦って勝つと、次は2機現れます。ここでシューティアに乗ったリコがやってきてフェイに加勢してくれます。リコはゲブラーに焼かれているキスレブの街を見て何かに駆られたようです。リコにとっては憎しみの街なのに…

 

 ワンドナイツR2機との戦いです。ビームガンを使用してくるので、ビームコートがあると良いです。実は装備しているヒマがなくてフェイのギアには未搭載になっていますが、リコのギアにはついているようで、効きが甘くて助かりました。

 

 ワンドナイツRを倒し、後方の艦の軌道をずらそうとすると、フェイの前にエリィが現れました。フェイはリコを先に向かわせ、エリィと話すことにします。フェイはエリィがすでに軍を抜けているものと考えていました。

 …しかしエリィはゲブラーの士官であり、部下もいます。数少ない自分の居場所を簡単に捨てるわけにはいかなかったようです。今の任務はヘヒトの護衛であり、エリィたちにはヘヒトの行く手を阻む者がいれば排除しろとの命令が出ています。フェイを排除するために現れたということです。

 

 

 フェイはあの艦がどこに向かっていて、結果がどうなるのか分かっているのかとエリィに迫ります。エリィはそのことを先刻承知していました。でも、フェイのように信念を持った人達と一緒に戦い、自分の居たい場所を選択出来るほど自分の身は自由ではないと訴えます。

 

 エリィの苦しみと悩みを聞いたフェイは、バルトたちの艦が行方不明になってしまい、自分も居場所がないということを告白します。なんのために、誰のために戦っているのかというと、フェイは目の前で人が無残に死んでいく姿を見たくなかっただけです。それはエリィだって同じなのですが…。フェイとエリィでは立場が違い過ぎる…というのもあるかもしれません。

 

 フェイはエリィに無理に居場所をつくらなくてもいいじゃないかと言います。何故戦うのか、そんなことは自分でもわからないけれど、戦うことで自分を必要としている人達にとってプラスの結果になるならそれでいいと、例え明確にやることがなくても縁を結んだ人達と一緒に戦うことにしたのです。

 

 

 ヘヒトに向かって行こうとするフェイをエリィは止めます。今ヘヒトに乗っているのはゲブラーでもエリート中のエリートであるエレメンツと呼ばれるラムサスの近衛部隊の一人、ドミニアだから敵わないと…。それでもフェイはヘヒトを止めなければならないとエリィの制止を振り切ります。

 

 フェイとリコはドミニアと対峙します。「爆弾戦艦ヘヒト」を動かすドミニアとの戦闘です。基本的にヘヒトはエアッド(ビーム攻撃)だけを繰り返しますが、一定時間が経つと砲台が設置されます。そして時間が経つと超エアッド(エーテル攻撃)という威力の高い技を使用してきます。でも砲台は構わず、本体を必殺技で集中攻撃します。

 

 

 ドミニアをヘヒトから引きはがすと、あとはこれの軌道を変えるだけです。だけとは言いましたが、戦艦の進路を変えるのは容易ではありません。いくら性能が良くてもフェイとリコのギアだけでは…。

 

 そこにエリィの機体がやってきます。3機ならなんとか原子炉直撃を回避出来ると言ってエリィも加わります。3機で踏ん張ってなんとか発電施設からそらすことは出来ました。しかしこのままでは住宅街に落ちてしまいます。ギリギリまで支えようとしましたが、フェイとリコのギアはオーバーヒートを起こします。二人はヘヒトから離れますが、エリィの機体はソラリス製であり、まだもつからと一人で支え続けます。少しでも被害を少なくするために…。

 

 そしてついに、エリィの機体は限界を超え、ヘヒトとともに落下していきます。しかしエリィは間一髪、黒い翼を持つギアに命を救われました。黒い翼のギアは何も言わず去っていきます。

 

 

 エリィの無事に涙するフェイ。謎のギアの存在は気になるけれど、エリィが無事でよかった…

 

 

 

【キスレブ脱出 秘密兵器を奪え!】

 

 キスレブは警戒状態になりました。追われる身となったフェイたちはキスレブ一般街の女医の家に隠れています。ここではハマーの情報だけが頼りです。ハマーを待っていると、ハマーは帝都の新造大型空中戦艦「ゴリアテ」の情報を持ってきました。これは単独でもアヴェ王都ブレイダブリクを壊滅状態に出来る戦力を有していると言います。それがあるのはキスレブ帝都の北方に位置する軍事施設の地下搬入ドッグだと言います。

 

 その軍事施設は、以前エリィが侵入した場所のようです。※ゲーム冒頭の出来事

 

 

 キスレブが報復でアヴェに出撃する前に、その戦艦「ゴリアテ」を奪って帝都を脱出することにしました。エリィが言うキスレブ帝都の北方の地、「切り立った山脈を超えた場所」に帝都軍事施設があります。

 

 そういえばリコですが…。ハマーが帝都脱出を持ちかけてみたけれど、協力は出来ないと断られたようです。まぁ、仕方ないですよね。

 

 警戒状態の帝都を出るため、正門突破を試みます。すると突然リコが現れて警備兵を倒してしまいます。気が変わったというリコと途中まで同行することになりました。

 

 外に出るとジョーがいました! 5000G盗られたんだったと怒りが再燃…。しかしさすがに悪いと思ったのかなんにも考えていないのか、ジョーは一般街の「ワイルドキャット」で新人ウェイトレスに話しかけるとメンバーの入れ替えが出来ることと、あの時の路地裏に行ってみるよう言われました。

 

 はたして路地裏で「Mディスク」を見つけました。これは音楽が聴けるディスクです。あの人一体何者なの?

 

 

 外に出て山に向かってぐるりと進むと、山の影でゴリアテ工場を見つけました。中にはあっさり入る事が出来ました。広い通路を進みます。敵はいないみたいです。

 奥の方で先回りしたというギアに乗ったハマーがいます。ロックを外して入れるようにしたのはハマーみたいです。※ハマーに話しかけると買い物とメンバーチェンジが出来ます。

 

 用意が出来たら更に奥へ進んで行きます。生身のままで歩いてたら、ヒナワ拾式が3体現れます。勿論生身だと瞬殺されてしまいます。急いでギア召喚でギアに乗り対応します。このフロアで待ち構えている敵はムシャ百式改3体、ヒナワ拾式2体です。フロアから通路に出ると普通のランダムエンカウントになります。たまにキスレブ整備兵もいます、まぁ工場だし…。

 

 

 そして次のフロアでも強制戦闘を数回こなし(今回はハタモト参式なども)、リフトでベルトコンベアに乗ります。ここからはベルトコンベアなどに乗りながら進んだりしますが、制御パネルで方向を変えたりしながらじゃないと目的地にはつけません。色々いじって長いベルコンに乗って出た場所には…。

 

 への6号というロボが登場します。ヘロヘロ状態なのに中ボス戦突入とあいなりました。

 

 

 への6号はシフトアップという技を使います。これは攻撃・防御・スピードがアップするものです。しかし4回目くらいでオーバーヒートし、さっきまで上がっていたステータスは全て下がり、更に動けなくなります。チャンス!ではあるんですが、への6号整備兵4人が現れます。今までエンカウントしてきた整備兵とは全く違います。結構強いです。への6号を回復したりこっちを攻撃してきます。整備兵に手こずっているうちにへの6号はクールダウンで動けるようになります。燃料もヤバイし、技でいっきにたたみかけ、ギリギリで勝利しました。

 

 への6号が出てきた方へ進むと…ゴリアテのコクピットのようなところに出ます。シタンにまかせることにして、ゴリアテを奪います。 やたら揺れるのはデカイ艦だからかなぁ…不安。取りあえず揺れもおさまって落ち着いたということでこれからどこへ向かうか話し合おうとした時、目の前に黒いギアが現れました。グラーフです。

 

 

 再びグラーフとの対面です。グラーフはゴリアテを取り返そうとしているらしい…というか、フェイをこの地に留まらせたいようです。生身のグラーフとギアで戦います。

 

 

 しかし生身と言えどバカみたいな攻撃力とスピードなのであっという間にHP削られます。しかしグラーフはフェイとリコだけを攻撃してきてエリィには攻撃をしません。なのでエリィだけで勝てます…()。

 

 膝をついたグラーフに、シタンがトドメとばかりにゴリアテを斜めに操縦し、グラーフを振り落とします。しかしグラーフはすぐに立て直したらしく再びゴリアテに向かってきます。今度はハマーがグラーフを撃ち落とし、なんとか退けることが出来ました。しつこくて怖かった~

 

 

 グラーフは退けましたが…さてこの後どうするか。というか、フェイが突然なんだか胸騒ぎがすると言い出します。こんなことが前にもあったような気がすると…。そういわれてみたらなんか既視感…と思っていたら…。現れたんです、アレが…。

 

 

 フェイたちが乗ったゴリアテを捕捉する者がいました。それはいなくなったと思われたバルトでした。皆無事だったのは良かったんですが、ほんとにタイミングが悪すぎました。アヴェへの報復にキスレブが乗り出したと勘違いしたバルトによって、ゴリアテは…

 

 

 撃ち落とされてしまいました。クソ…またかよ、何しやがる…(苦笑)

 

 シタンが残って操縦しなんとか避難する時間を稼いでいる間に他のメンバーは脱出を試みます。そしてゴリアテは…なんとバルトが乗っているユグドラシルの方へと落ちて行きます。バルトさぁ…もう少し考えようよ…

 

 

 この騒ぎはラムサスの艦に捕捉されていました。ゲートキーパーを装備している艦(コリアテ)が健在ということでキスレブへの粛清が不完全だったとバレてしまいます。

 

 因みにこの世界では各地にソラリスの設置したゲート(障壁)があります。このゲートで空間を湾曲させれば一瞬で別の地域に飛ぶことが可能という便利なものです。ゲートキーパーがあればこのゲートを利用することが出来るわけです。しかしソラリス自体がゲートで隠されているため、ソラリスの人間はラムズ(地上人)がゲートキーパーを手にすることをよしとしない…らしい。キスレブへの粛清はこのゲートキーパーを秘密裡に入手したからというのが表向きの理由でした。

 

 ラムサスの元にグラーフが現れます。グラーフは転移した艦を追わないのかと、ラムサスが憎しみを抱いている男が転移した先はアクヴィエリアだと伝えると消えてしまいます。グラーフの言葉に、ラムサスはすぐに転移したキスレブ艦を追うよう指示を出します。

 

 ラムサスのこの行動を、あの謎の人物達は見ていました。ソラリス最高統治機関「ガゼル法院」の元老たちです。天帝カインを長にした13人の元老で構成されているという組織ですが、異様な姿で怖い…。

 

 

 

 元老たちはラムサスの勝手な行動に腹を立てている様子ですが、同時に何故そんな行動をとってしまうのかということを理解もしているようです。

 そしてアクヴィエリアには4000年前のゼボイムという遺跡があるとのことで、カレルレンという人物が向かっているということも会話から分かります。この人はラムズらしいですが、どんな人物なのでしょうか? ゼボイム遺跡にはナノテクノロジー創世の地があるとのことですが、それが目当てなのでしょうか。

 

 

 

 海に墜落したゴリアテの残骸の上でエリィは目が覚めました。フェイの姿が見当たらないのでエリィを操作して探します。ガタゴトという音を頼りにその音がする場所を調べると、中からフェイが出てきます。どうやらこの中で食べ物を探していたようです。エリィは他に誰も見当たらないことで、フェイに皆は無事なのかと訊きます。この状況に不安を感じているらしいエリィに、フェイは皆大丈夫だと言い切ります。

 

 

 

【脱出イグニス めざせ新天地】

 

 その頃シタンに起こされたリコとハマー。フェイの言う通り、皆ユグドラシルに収容されて無事のようです。シタンとリコはバルトに会うことになります。この時点ではリコはただバルトたちに助けてもらったと思っていましたが、バルトの話からにゴリアテを撃ち落としたのがバルト自身だと知り、ブチギレて殴りかかります。当然っちゃ当然ですわ。

 

 

 シグルドが救出できなかったとシタンに謝罪したフェイとエリィはやはり海の上をゴリアテの一部と漂っていました。二人が乗っている部分はヴェルトールとヴィエルジェが格納されている格納庫らしいのですが…。どうも取り出すのは無理なようです。これに乗れたら脱出出来るかもしれないんですけどね。一方でフェイは魚とりにいそしんでいました。食料を確保しなければならないとはいえ、派手な色の魚にたじろぐエリィ…。

 

 

 そんな二人の頭上、遥か上に円盤のようなものが飛んでいるのが見えました。これは以前フェイが砂漠で見かけた円盤のようです。あの時はもっと低い高度を飛んでいたようですが。エリィはあれが「シェバト」だと言います。普段は今の高度で飛行している国だと言います。

 

 あそこがフェイの父親が武官をしていた…フェイの両親がいた国ですか…。シェバトはソラリスの管理外の国で、ソラリスと同じように障壁が働いているため、普通では捉えることが出来ないそうです。しかもいつもアクヴィエリアを中心に移動しているとのことなので、イグニスにいたフェイが目にすることがなかったのは当たり前です。

 

 

 

 リコにボコられたバルトは、フェイとエリィの行方を気にしていました。さすがにミサイルでいきなり攻撃してしまったことは反省しているようです。

 シタンとリコに謝るため、バルトを操作してユグドラシルⅡの中を探索します。そういえば今まで砂の中を移動していたのが今度は海に出たわけで…クルーたちも海に関してはまだまだ慣れていないようです。あの大破壊から逃れた…というよりは新しいユグドラシルになった?ということみたいですが…。

 

 メイソンたちに場所を訊き、説教を聞きつつギア格納庫へ向かいます。ギアショップにはシタンがいます。シタンにまず謝ります。そして今乗っているユグドラシルの同型艦について尋ねます。つまり最初に乗っていた潜砂艦との同型艦なんですね、このユグドラシルは。

 

 バルトは昔父親から廃艦にしたときいていたと言います。しかしこの艦はまだ存在していて、しかも艦についている紋章はバルトの王家の紋章ではないと言います。物知りであるシタンだったら何か分かるかもしれないとその紋章を見せます。シタンの見立てではシェバトの紋章に似ているとのことです。

 シタンはもしかしてユグドラシルはバルトの父親が作ったものではないかもしれないと言います。当時の技術力ではとても解明できないポテンシャルがありそうなところを考えると、それを恐れて封印することにしたのかもしれません。

 

 

 シタンはリコにも謝るよういうので、自分のギアを見ているというリコの所へ行きます。リコに謝りますが、リコは殴ったことですっきりしたのかもう昔の話はいいと言います。それよりも元バトリングチャンプの血が騒ぐのか、艦に収容されていたバルトやシタンのギアに興味を持ちます。本当はこれでもう離脱するつもりだったようですが、引き続き一緒に行くと言ってくれました。

 

 

 

【漂流 星空の海にただよえば】

 

 フェイたちはまた流されてしまっていました。その状況と自分の状況を重ね合わせ、フェイは自分が流されているだけなんだろうなと自嘲します。誰かに必要とされれば、そうすれば自分の居場所が出来るけれど、それは自分のことしか考えていない発言だったと…。それにエリィを巻き込んでしまったことを謝ります。

 

 

 そんなフェイにエリィは戻れたのにしなかったのは自分で、自分でも何か出来るかもしれないと思ったと言います。そうすれば0ではない、1に届かなくても1に近付くことが出来ると…。

 

 もし助かったらどうするのかとフェイに訊かれたエリィは、軍には戻らないけれど国には帰ると言います。作戦行動中の行方不明として処理されているなら国に戻ること自体は問題なさそうですが…

 

 そういえばさっきフェイがとっていた魚はゲロマズだったようで食べれたものではなかったので、エリィが持っていた非常食を食べることになりました。しかしそれも栄養摂取が目的で全然おいしいものではなかったのです。それでも二人でそれを分けあって食べました。

 

 もし一人で生き残りたいなら独り占めするべきでしょう。でも生きるために無理してでも食べたフェイを見て、エリィは癒されます。フェイが言っていた、人の為に何かすることは自分の為でもあり、そのことで癒される…というのはエリィもそうなのです。 分けて良かった、助けて良かったという気持ちが自分の心も元気にする。独善的で自分勝手なことかもしれないけど、いつかもっと大切な、自分自身の大切な部分も誰かに分け与えることが出来るようになる。

 

 エリィはいつかもこんなことを言った気がすると言いました。

 

 

 話し込んでいる二人の目の前に、大きな船が見えました。二人が乗っているゴリアテの残骸はその船のアームで回収されます。

 

 

 

【大海原のタムズ、海の男の心意気】

 

 どこかでみたようなイルカさん(ハンスという名でこの船の副長)から艦長の指示で救出したと言われます。この船…かと思ったものは海上都市タムズです。艦長の指示のもと、なんとギアも物資搬入口からタムズのドッグに搬入して整備してくれるみたいです。ちょっと親切すぎないですか!? 艦内を見てまわったらブリッジに来るといいと言われました。お言葉に甘えて見学して回ります。今いるのは甲板広場です。買い物も出来ます。

 

 それと、タムズでは巨大カードで遊ぶゲームが出来ます。これは昔私が住んでいた地域ではトランプカードを使って遊ぶスピードと呼ばれるゲームだったんですよ。全国ではどう呼ばれていたかわからないですが。だからルールを覚えるのは全く問題ないんですが…。如何せん相手が強くて難しいです。※一応昔は勝てたんですが、今全然出来なくて草。

 

 

 

 艦内の移動はネジレベーターというもので行います。B2から4Fまでです。※各施設はドアでも移動出来たりする

 4Fのブリッジにはタムズの艦長がいます。話をしてみると、豪快な感じの良い人っぽいです。タムズは海に漂流するものを引き上げる(サルベージ)のが生業で、艦長曰く引き上げたものはすべて「お宝」だとか。海に漂流していたフェイやエリィも大事なお宝だからこそ、丁重に扱うのだという太っ腹な方です。これが海の男かぁ…。どうやら完全に善意…で助けてくれたみたいです。

 

 

 タムズ自慢のビアホールで艦長と食事をすることに。艦長の話では、これから大仕事があると言います。それは「教会」の計画している大サルベージ計画だとのことです。海底にとんでもないお宝がある…ということですよね。それが一体どんなものなのか、艦長も知らないようですが。

 

 

 その頃、エレメンツのメンバー、ドミニアとケルビナは水中でラムサスからの命により消えた空中戦艦(ゴリアテ)の捜索をしている所でした。その際にユグドラシルが見つかってしまいます。ドミニアは独断でユグドラシルを沈めるためにユグドラシルに向かいます。

 

 そして久しぶりのまともな食事をとっていたフェイとエリィ。わずかにタムズが揺れるのを感じます。おまけに遠くの方に水柱が上がる様子も見えます。異変が起きたようで、ブリッジに戻った艦長のもとに行ってみます。

 

 艦長はタムズの近くで何者かが戦闘を始めたと言います。潜水艦が襲われているようだと…。フェイが望遠鏡を覗いてみると、そこに見えたのはユグドラシルです。バルトたちが生きていたとフェイは急いでユグドラシルに加勢することに。ギアはタムズが引き上げてくれていたので助かりました。

 

 物資搬入口で装備を整え、ギアに乗り込んだら出発です。

 

 

 

【再会 昨日の友は今日の……】

 

 

 シタンとリコが敵魚雷の迎撃をしているらしい所に合流します。バルトはろくに水中装備のないままで海中で爆雷の準備が整うまで時間稼ぎのため交戦中だそうです。バルトを助けに行きます。

 

 エレメンツと交戦中のバルト。水中装備もなしによく行くよね…。お互い生きていたことは嬉しいことですが、今は喜んでいるヒマはありません。エリィがいることに気が付いたドミニアがエリィに掴みかかっていきます。エリィもドミニアがこんな所にいることに驚きを隠せないようですが、ドミニアは優れた者が愚かなラムズ(地上人)を導くべきだとし、ゲブラーに敵するラムズの船を自分達の判断で沈めるのも当然だと言います。エリィはアバル(牧羊者)とラムズに違いはないと主張します。しかしドミニアにとってはそんなことはどうでもよく、アバルもラムズも同等だけれど絶対的な能力の差はあり、智者が愚者を管理統制するのが節理だと考えていました。

 

 ドミニアにとっては、エレメンツとして「智者」の立場を得られるほどの能力を持っていたエリィが、あっさりとその立場を捨ててしまったことが理解出来ないことでした。エリィを助けに来たフェイを見て、結局は男を選んだのだとエリィを蔑みます。そしてエリィが、ラムズの血を引いているという噂があることを仄めかします。

 

 エリィは愚者の立場でも構わないと、ドミニアと戦闘突入です。

 

 

 水中でのハイシャオ戦となります。水中の動きに特化している機体なのでめちゃ素早い…。そして水属性の攻撃をしてきます。おまけに電撃攻撃も完備されており…こっちの方が頻繁に使用してくるし強力なのでかなり厄介に感じました。

 

 暫く戦っていると、爆雷の準備が整ったとシグルドが知らせてきます。爆雷のダメージはさすがにキツいようで、ケルビナが撤退することを決定するとドミニアは渋々従います。しかしタダでは帰らないとばかりにエリィを連れ去ってしまいました。

 

 エリィのことは気になりますが、とにかく被弾してしまったユグドラシルを修理しなければなりません。フェイはタムズに停泊することを提案します。再びタムズの艦長にお世話になります。

 

 

 やっとゆっくり無事を喜べるフェイとバルトです。バルトは真っ赤な化け物のようなギアにユグドラシルが大破させられて今度こそヤバかったと振り返ります。嘘のような話ですが、砂の海に沈むユグドラシルが落ちたのは砂の海の底、ぽっかり空いた巨大な空洞だったというのです。

 

 そこには、なんとユグドラシルそっくりの潜水艦があったのです。そしてその潜水艦に使えるパーツやブリッジを乗せ改装したのが今のユグドラシル2です。とんでもない偶然があったもんだね…。シタンの考えでは、ユグドラシルのプロトタイブが存在しており、それの同型艦の可能性があるとのことです。空洞には昔人が住んでいたらしき形跡もあり、兵器類もゴロゴロあったとのことで、バルトたちとしては改装もスムーズにいくし色々と都合は良かったようですが…。何故そんなものを残して人がいなくなったかは謎です。そしてその兵器類はシェバトのもののようで、これも謎です。

 

 今は艦長に御挨拶に行きましょう。またお世話になることですし…。艦長の所に向かうねじレベーター内でバルトはマルーの話を始めます。マルーをニサンに置いてこず、ユグドラシルに乗せているようです。ユグドラシルが危ないとマルーの身も危険にさらされることになります。戦いにマルーを巻き込みたくなかったとバルトは心情を吐露します。しかしニサンにいてもシャーカーンに狙われては同じことです。それなら側で身を護った方が良いのではないでしょうか…。

 

 

 タムズ艦長に会うと、バルトは立派にユグドラシルの代表として寄港させてもらったお礼を言います。そこにおいて行かれたことに立腹したマルーがやってきます。マルーは男同士で話があるからというバルトに激おこです。バルトはシグルドの真似っこをしていると…。確かに…お手本がいるのは良いことですが。このあとマルーの口からフェイにゴリアテを落とした張本人がバルトであることがバレます。う、うーーーん(笑)。

 

 気が合ったタムズ艦長とバルトは二人でビアホールに行ってしまいました。

 

 

 

【敵の手に落ちて 裏切りの代償】

 

 

 ドミニアに連れ去られたエリィ。二人が揉めていると間にミァンが入ってきてエリィを逆賊と罵るドミニアを止めます。ハイシャオとヴィエルジェの交戦記録からドミニアから攻撃を仕掛けたのは明白であり、エリィが防戦するのは当然だとミァンは主張します。おまけにあの作戦ではケルビナの指揮下にいたドミニアがケルビナの指示を仰ぐべきであったとし、士官を逆賊として処分するのは完全にドミニアの私的な感情からの暴走であったことを静かに問い詰めます。少尉(エリィ)の身柄はミァンが預かることになりました。

 

 しかし当然ですが、ミァンも慈善の心からエリィを庇ったわけではありませんでした。ユグドラシル2は潜水艦なので水中での性能はハイシャオよりも高く、これから戦うためには少しでもユグドラシルの性能を削いでおきたかったのです。そのためにエリィを利用することにしたようです。

 

 

 一方で、フェイはシグルドにバルトを呼んできて欲しいと頼まれました。ビアホールに呼びに行くと、バルトはタムズの艦長とすっかり意気投合したらしく盛り上がっていました。そこで再び艦長は副長のハンスから呼び出されます。エリィのギアが戻ってきたと…。

 

 戻ってきたエリィは疲れもあるのか様子がいつもと違います。何故かユグドラシルの事を気にしている様子で、ユグドラシル内部で休ませてほしいと言います。バルトは不審に感じたようですが、皆に押し切られる形でエリィをユグドラシルで休ませることになりました。

 

 バルトが気になったのは、エリィ自身がどうのこうのじゃなく、エリィにも国に家族がいることです。エリィがこちら側にいるということは、家族の身が危険にさらされる可能性があるのです。家族を捨てられない者を巻き込むべきではないとバルトは考えてていたようです。

 

 フェイたちもユグドラシルに戻ることに。エリィはエンジンルームにいました。整備が終わって手薄になった所に入り込み…。操作してエンジンを暴走?させます。そこにフェイとバルトが現れ、エリィを呼ぶと、その声を聞きエリィは気を失ってしまいます。暴走しているエンジンをバルトたちはどうすることもできません。そこにシタンがやってきて止めてくれました。

 

 

 シタンはエリィの様子を見て不審に思って追いかけてきたそうです。どうやらエリィには強力な後催眠が施されていたいたようです。ある状況がスイッチになり、あらかじめ刷り込まれた行動を突然始めるというものです。ミァンの仕業です。これは行動を起こすまではほとんど普段と変わらず、しかも刷り込み中に無理に行動を止めると心が壊れることもあるそうで、非常に厄介なものらしいです。誰かが気付いても止められないようにした上、行動を止められたら対象の口から自分達のことが露見しないようにするというあくどい…賢いやり方ですねぇ…。エンジンの修理には時間がかかりそうです。

 

 

 エリィを医務室に運びます。目が覚めたエリィは何も覚えていないようです。そしてやはりこの機を利用するつもりの敵襲です。ユグドラシルのレーダーが大型ギアの急速接近をとらえます。まずはタムズを戦場にしないためにユグドラシルをタムズから離さなければ…。フェイたちが出撃しようとすると、エリィは自分の責任だからと自分も行きたいと言います。さっき裏切り行為をしたばかりであり、バルトはまだ完全に信用出来ないようですが、もし変な動きをした時はシタンが撃つということで、シタンの代わりにエリィがパーティに加わります。

 

 

 

【ねらわれた艦 ラムサス急襲!】

 

 

 まずは完全に頭に血がのぼっている感じのドミニアをユグドラシルの上で向かい撃ちます。ブレードガッシュ戦になります。ブレードガッシュは属性を付けた剣で斬りつけてくるというシンプルな攻撃を繰り返してくるだけなので、こちらも必殺技などでシンプルに対応します。

 

 

 本番は次です。水中からも近付く者がいました。フェイを宿敵として追いかけて来たラムサスです。ハイシャオ(ラムサス搭乗)戦に突入します。側にはミァンが搭乗するギアがいますが、ミァンギアはハイシャオの回復役です。

 

 

 機体の機能なのか、今回のハイシャオも基本的には電撃アームと水属性の全体攻撃を主に使用する感じになっています。それからラムサスの固有スキルっぽい水鏡(攻撃を見切って反撃してくる技)も使用してきます。後ろの尾びれ?っぽいのが広がっている間は攻撃してはいけません、攻撃をかわされた上水属性の全体攻撃の反撃をされます。ミァンのHP回復(700強回復する)が面倒ならバルトにワイルドスマイルをやらせればミァンはステ回復の方を優先します。兎に角必殺技をためて攻撃を繰り返し、倒します。

 

 そうそう、ここは医務室でエリィに話かけるといっきにイベントが進んでしまい、前の戦闘のダメージが残ったままで戦闘突入してしまうので、エリィに話しかける前にギアショップで治しておきます。私同じことを繰り返して瀕死状態で戦闘突入しがちですね…(笑)。

 

 ラムサスを倒すと、ラムサスはギリギリ残った力でフェイを集中攻撃します。まるでドミニアみたいなことを…。ボコボコに攻撃されるフェイ。ラムサスがトドメの攻撃をしようとすると、エリィはフェイを守るためにエアッドを放ちます。この攻撃でラムサスの機体も深刻なダメージを受けたため、ラムサスとミァンは退却していきます。

 

 戦いで負傷したフェイはタムズの医務室に運びこまれましたが、目を覚ましません。タムズの医者は、「教会」本部の医局でみてもらえれば目を覚ますかもしれないと言います。問題は教会本部では一般人が入れるのは聖堂までしか許されていないということです。修道者となるか、若しくは教会関係者の紹介がなければ入れないのです。

 

 しかし運が良いことに、今タムズには何かの調査のために教会本部からエトーン(罪をあがなう者)が来ているそうです。エトーンとはアクヴィに出没する死霊を浄化することを聖職とする教会の人間のことです。もしこの人に話を通してもらえればフェイを教会で診てもらえるかもしれません。

 

 シタンが維持装置とともにフェイをユグドラシルに運ぶ間、エリィとバルトはエトーンを探す事になります。

 

 

 タムズの甲板に行くと、マルーがいました。マルーもエトーン探しを手伝ってくれていたようです。エトーンらしき人物がさっきまでここにいたという情報を得ていると、ごろつきに少女が絡まれている場面に遭遇します。少女を売り飛ばすつもりらしき男たちを止めようとするエリィたちですが、そこに銃声が響きます。ごろつきに向かって銃をぶっ放したのは人相の怖い男です。ごろつきたちはこの男を「ジェサイア」と呼び慌てて去って行ってしまいました。

 

 ごろつきが逃げてしまうと、ジェサイアと呼ばれた男は今度はエリィに向かって銃を構えて「ソラリスの犬」と呼びます。どうやらこの男はソラリスに対して敵対的な感情を持っているようで、緊張の瞬間です。しかしそこにシタンが現れて男を止めます。男を「ジェサイア先輩」と呼び、ジェサイアはシタンを「ヒュウガ」と呼びます。古い知り合いだったようです。

 

 

 そしてごろつきに絡まれていた少女の名前は「プリメーラ」。ジェサイアの娘でした。誤解が解けたことでジェサイアは娘を助けたエリィたちに謝罪します。それとジェサイアではなく、ジェシーと呼んでほしいというので、これから先はジェシーと表記することにしましょう。

 

 プリメーラは事情があって話すことが出来ないというのですが、表情でエリィたちに感謝していることが伝わってきます。もう一人16才の息子がいるらしいこと、すでに奥方は他界していることが判明します。そこに丁度、探していたエトーンを見つけたと、タムズの住人がやってきました。

 

 

 そのエトーンとはなんと…。ジェシーの息子・ビリーでした。親子という親しみはあまりなく、ビリーはジェシーに対して少し厳しい態度のような気がします。教会本部から不穏分子として手配されているということをジェシーに伝えます。息子が教会に所属しているエトーンだというのに、父親であるジェシーが不穏分子と言われているというのはどういうことなのでしょうか。ビリーの言い方からすると、ジェシーはあまり素行の良い人物とは言い難いようですが…。ジェシーはそれらは全て悪質なデマだと一蹴します。そしてビリーが教会に入ってからというものピリピリし通しだということを指摘します。

 

 ジェシーはエリィたちがプリメーラの危機を救ったのだから、協力してやれといいます。妹のプリメーラの恩人なら…ということで、ビリーは教会本部の医務局にかけあってくれることになりました。

 

 ビリーは神父とはいえ、主な仕事は「エトーン」としての職務だそうです。これはニサンとは違うシステム?のようです。神父をやりながエトーンをするというのはニサンではないそうです。やはり宗教によって違うのですね。この世界でも。

 

 さて、とりあえずビリーは先に教会に行って話を通しておくというので、こちらの準備が出来たら教会に向けて出発することにします。

 

 

 

【少年司祭 我らがために祈り給え】

 

 

 教会本部はタムズから北にあるとのことなので、復旧したユグドラシルで向かいます。ここからはマルーに話しかけることでパーティメンバーの入れ替えが可能になります。マルーは居住区にいます。

 

 海の上を移動中でもエンカウント致します。ギア戦闘になります。ギアを治してないと瀕死状態のまま戦闘突入になります。どうせザコ敵でしょとなめプしていたら酷い目に合うかもしれないです。デスサイズとか、この時点では結構ヤバイです。

 

 教会の建物がある陸地を見つけたので、ユグドニシルで下りられる砂浜を探します。砂浜以外は移動できないので、ギアで下りて教会へ。陸地ではエトーンなどとエンカウントします。何故…。

 

 

 教会本部にやってきました。本来であればエトーンの修練堂も一般人は入ることが不可能とのことですが、ビリーの口ききで入れるようになっています。

 ところで、この世界の教会は、人々を救済することを目的として作られています。人々の魂を救済し、失われた技術をよみがえらせることを目的としているから、ギアなどの技術にも優れていたわけですね。

 

 教会ではビリーが待っていました。フェイの治療については、修練堂の医療施設でなら良いとの許可が下りたとのことです。ビリーの後について医務室へと向かいます。途中でベルレーヌという人物に会います。ビリーの父、ジェシーについての嫌みを言われます。ジェシーは教会の発掘現場を襲って、ビリーやベルレーヌの「兄弟」たち…教会の者や作業員を負傷させたと言います。教会に所属するビリーの立場を顧みず好きなように行動するジェシーに、ビリーは呆れています。ジェシーの目的が分かりませんね…。

 

 

 ここはビリーについて行くだけなので一本道で医務室に行けます。医務室で教会の医者からフェイの容体につい説明されます。危ないところでしたが、なんとかなりそうとのことです。良かった…。暫くは検査や治療が続くとのことで、エリィがフェイについていることに。残りのメンバーで教会内の行けるところを探索してみます。

 

 ここではウロウロしているとバベルタワーなどの話がきけます。それと、エトーンが倒しているとい「死霊」についても色々と情報を聞きます。罪を犯した人間が神の罰によって異形の存在となったものを「死霊」と呼んでいます。死霊は天空の呪われし国、忌むべきシェバトに封じられたと言います。バベルタワーはシェバトに繋がっており、その出口は教会の人間が厳重に監視している。死霊の監視をしているにも関わらず、死霊はこの地に現れる。だから排除のためにエトーンがいる…そういうことのようです。

 

 

 暫くウロウロしていると途中でエリィが合流するので、再び医務室へ。フェイの体の治療はほぼ終わったとのことで、あとはユグドラシルで様子を見ることになります。未だフェイは目が覚めていませんが、体が完全に回復すれば、意識も戻るだろうとお医者さんが言うので、艦に連れて帰ることにします。

 

 ビリーにもお礼が言いたいと医師にいうと、ビリーなら孤児院に帰ったというので、その孤児院という場所に行ってみます。

 

 

 

【安らぎ 海流のなかの孤児たちと】

 

 

 ビリーの孤児院は教会本部から南東へ向かった所にあるというので行きます。孤児院には当然ですが、子供たちがいて楽しそうに遊んでいました。ここでミニゲーム的なことをしたりして色々手に入れられるアイテムがあります。メンバーを替えることで手に入れられるアイテムもあります。

 

 孤児院の中に入るとビリーがいました。フェイを助けてくれた礼を述べて孤児院について尋ねます。ここはビリーがやっている孤児院ということですよね。ビリーとプリメーラには小さい頃には両親がおらず、自分達と似た境遇の子供たちを救うために孤児院を開いたと言います。って父親だというジェシーは…?

 

 

 話の途中で、シグルドがユグドラシルのレーダーが巨大な艦影を捉えたということを報告しにやってきました。ゲブラーかどうかまでは分からないようですが影は南下しているとのことです。

 そこに今度はジェシーがやってきます。ヒュウガ(シタン)を知っているということは…シグルドのこともよく知っているようです。しかしシグルドは最初誰か分からなかったようです。それだけ昔のジェシーと容貌が変わってしまっているようで…。

 

 そして、実はビリーもシグルドのことをよく知っていて、シグルド兄ちゃんなどと呼んでいます。シグルドを挟んで、バルトとビリーがピリピリと…(苦笑)。シグルドの取り合いみたいで面白いです。

 

 シグルドがソラリスユーゲントでエレメンツ候補生だった頃、管理責任者だったのがジェシーでした。その際にシグルドはジェシーの家に間借りしていたというのです。それで幼い頃のビリーを知っているということですね。ビリーの亡くなった母ラケルのこともよく知っているみたいです。

 

 ジェシーに連れられてシグルドとシタンはお酒を飲みにユグドラシルのガンルームに行ってしまいました。その間施設内を探索します。ある部屋に入ると、本棚の裏の隠し扉からビリーが出てきます。これから誰ががここにやってくるそうで、出迎えるとか。

 

 

 やってきたのは孤児院の子供たちから「ストーンのおじさん」と慕われている人物…ストーン司教です。ストーン司教がやってきたのは、以前から行方不明になっていた教会の物資輸送船がここから北東で見つかったことを知らせるためのようです。そして死霊に襲われた形跡がある船の調査をビリーに依頼します。しかし孤児院から北東の海流は流れが速く危険な海域だとか。

 

 デカイ船が必要だというので、バルトたちはフェイを助けてもらったお返しにビリーの仕事を手伝いたいと申し出ます。さっきシグルドが言っていた巨大な艦影が、この物資輸送船の可能性もあるので確認したいですし、ビリーとともに教会の物資輸送船に行くことになりました。

 

 

 準備ができ次第出発…ということで、ユグドラシルに戻ります。シグルドがいないと艦が出せないというので、ガンルームに行くとすっかりデキ上がっているジェシーがいました。シタンとシグルドと思い出話に花が咲いているようです。シグルドが出ていったことでビリーはかなり大泣きしていたと言います。ソラリスから去った時もラムサスは荒れていたと言います。人たらしだよね…シグルドって…。シタンは一見穏やかだけど何を考えているかわからない所があるけど、シグルドは真面目で良い人というのがにじみ出てますし。シタンの悪口ってわけではなく…w

 

 そしてシグルドは酒に弱いとのことで…ぶっ倒れてしまったのでした。これで出発は次の日になりました。

 

 

 今回はここまで、次はビリーを加えて死霊の巣くってしまった教会の物資輸送船を探索します。ここまで読んで下さった方、お疲れさまでした!

 

 

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記5 へ続く