【タイトル】ゼノサーガ

【プラットフォーム】PS (PS3 PSP PSVITA)

【対象年齢】CERO D: 17才以上対象

【ジャンル】RPG

【プレイ人数】1人

【発売日/配信日】1998年2年5日 /2008年6月25日

【開発/発売】SQUARE (スクウェア・エニックス)

【収録内容】

【その他】

 

PlayStation Storeゲームアーカイブス・・・「ゼノギアス」

 

 

 

 

【あらすじ・導入部】

 ラハン村の村長の家に居候している主人公、フェイ。フェイは3年前、ある男にラハン村へと運ばれてきたのだが、記憶をすっかり失っていた。3年間村で静かな時を過ごしてきたフェイだが、友人のティモシーとアルルの結婚式を控えた前日にその静寂は破られる。ラハン村でキスレブの人型兵器・ギアが戦闘をはじめ、村は炎に包まれる。フェイは村を救うため、乗り捨てられていたギア「ヴェルトール」に搭乗し、キスレブのギアに応戦する。しかし奮闘はするが次々現れるギアに対応しきれず、友人のティモシーが犠牲になる。フェイはそのショックから暴走し、敵だけではなく、村も村人も消し去ってしまった。

 村にはいられなくなったフェイは深い森へと入っていった。出口が分からず迷っていると、同じように森で迷う軍服の少女エリィと出会う。

 

 

  以下、2015年に少し書いた記事にプレイ日記を加筆していきたいと思います。

 

 

 

 ゼノブレイドをプレイするつもりなので、過去作を(実際話に繋がりはないと聞きますが…)順番にプレイしていくことにしました。話を追っていくだけのプレイ日記で、攻略方法などについてはふれません。でもネタバレはあります。

 

 最初に流れているアニメーションムービーなんですけど、これはかなり話しがすすんでいかないと全く分からないです。というか、ピンときたのはほぼラスボスに近くなってからという体たらく、というかアレ、ここってあそこじゃない?と気が付いたのはラスボスも終わって思い返してからだからね…。

 

 

 

 しまったまた関係ない話しをしてしまった…。とりあえずゲームスタートです。ストーリーはこの世界の説明から始まります。キスレブとアヴェという国が戦争をしている世界です。この両国は長い間戦争をしてきましたが、「遺跡」から発掘されたもの、ギア・アーサーと呼ばれる人型機動兵器などを利用するようになってから戦況は変わります。領土内の遺跡から見つかるこれらの質と量によってキスレブが圧倒的優位に立ちます。しかしアヴェにゲブラーという組織が軍事援助をするようになり状況は変わってきました。現在の戦況は五分までになっているといいます。すみません、説明がヘタクソで…。自分が後で読んで(読むかな)理解出来ればいいという感覚で書いております…。

 

 

【はじまりは 山奥の村ラハン】

 

 

 

 主人公フェイがいる村はアヴェ領の辺境のラハン村という所です。フェイは3年前15才の時に血塗れの姿で仮面の男に連れられてやってきたのです。フェイには全く記憶がなく、今は村長リーの家で厄介になっている状態です。村長リーの家のお手伝いさんに話しかけると、その時の過去の回想が見れます。フェイの趣味は絵を描く事みたいで作品を色々と描きためています。主に風景を描いているみたいです。

 

 明日はフェイの友人のティモシーとアルルの結婚式です。二人共記憶のないフェイにとても良くしてくれたということで、フェイも心から祝福します。アルルの弟ダンはこっそりとフェイに「フェイに兄貴になって欲しい」と言いますが…。アルルの家を訪ねてみると、アルルは花嫁衣裳を前にして、どこか憂いを感じさせる表情と発言をします。フェイに「もしもっと早くフェイと出会っていたら」と言います。しかしすぐに思い直したのか、先生に明日使うカメラやライトを借りてこなければという話しになりました。その用事をフェイが引き受けます。

 

 

 

【谷をこえ ひとり一人山道をゆけば】

 

 

 一度ワールドマップへ出て、先生…シタンの家へ向かう道へと入ります。ここで初めてのキャラ戦闘です。出現モンスターはつちのこやサイ等です。このゲームはキャラクター戦闘とギア戦闘があります。

 キャラ戦闘は行動ポイントを消費して敵に攻撃します(ポイントは□が1、△が2、○が3)。ボタンを押していると技を覚えていきます。他にはキャラクターごとに特殊能力というものがあります。フェイの場合は気功が使えます。

 

 

【つかの間の平穏 山頂の家にて】

 

 

 峠を越え、吊り橋を渡るとシタンの家へ着きました。シタンは村のお医者さんをやっています。家に入るとシタンの奥さんのユイと、娘のミドリがいます。ユイに言われた通り、家の裏にある建物に近付くと、爆発音…。どうやらシタンは何かの機械をいじっていたようです。面白いものを見つけたから見てみるといいというので、物置に入ると大きなオルゴールが鳴りだしました。シタン曰く、遺跡から発掘されたものだそうです。フェイはこの曲を聴いていると心が温かくなるといいます。遠い昔、自分の中にいるかもしれない誰かが同じ曲を聴いていたのでしょうか…。(オルゴールはフェイがその場を出ると砕けて壊れてしまいました…。)

 

 

【夜道で見た! 闇にふるもの】

 

 

 ユイの料理を食べているうちにすっかり暗くなってしまいました。夜道を暫く歩くと大きな轟音が空に響きます。それは巨人が空を飛んでいく音でした。シタンもそれに気付いてフェイの元へやってきます。あの巨人はキスレブのギア部隊ではないかというのです(ギアとは人型機動兵器のことです)。そして…爆音が響き、空が明るくなります。ラハン村の方にギア部隊は降り立ったようです。急いで山道を下りる二人が見たものは、炎に包まれるラハン村、銃撃戦を繰り広げるギアでした。

 

 ティモシーとアルルを見つけて避難するように言いますが、アルルはダンが見つからないと言います。ダンはフェイとシタンが探すからということで、二人には避難してもらいます。結婚式を明日に控えていたというのに…とんでもないことになってしまいました…。

 ギア同士の争いが激しくなる中、フェイはふと、自分の目の前にギアがあることに気が付きます。パイロットを失っているその動いていないギアにフェイはシタンが止めるのも聞かず乗り込みます。

 

 

 乗り込むとギア戦闘のヘルプが出ます。ギアでのアクションは□△○のボタンで攻撃します。ボタンによって威力と燃料消費量が違います。目の前のムシャ百式を倒しましたが、ギアは次々と現れ、キリがありません。

 

 フェイが戦っている間、シタンはダンを発見します。ダンは姉のアルルのウェディングドレスをとりに戻ってきたと言います。そこへ、ダンを心配して探していたティモシーが…。ティモシーに向かってギアは銃器を使いました。ティモシーは銃撃に倒れます。その瞬間、フェイの中から、別のフェイが…。ギアからは眩しい閃光が放たれ、それは敵ギアだけではなく、村にある建物や人々までもを消し去りました。逃げなかったアルルもその閃光に消されてしまいます。

 

 

 フェイが気が付くと、辺りには生き残った村人…子供たちが…。燃え盛る村から逃げ出せたのはわずかの村人だけのようです。シタンは何が起きたのか詳しいことは話そうとしません。生き残りの子供の中から「人殺し」という叫びを上げたのはダンでした。フェイがギアに乗ったせいで、村人は…姉は死んだんだとダンはフェイを責めます。助かった村の人達もフェイに不信を抱いているようです。シタンはギアのシステム暴走が引き起こしたもので、フェイのせいではないとかばいますが、ここを離れた方がいいとも言います。何があったか知りたがるキスレブ軍がまた現れるかもしれません。黒月の森を抜けてアヴェに出ることにしました。アヴェに入ればキスレブの人間は追えないと考えての事です。

 フェイは皆の視線を避けるようにそこから去ります。

 

 

【旅立ち 樹海にのがれて】

 

 

 ワールドマップに出るので、そのまま黒月の森に入りました。暗い森です…。ここでは以前エンカウントしたモンスターと、甲殻虫というのが出てきます。普通の攻撃が効かないように感じるモンスターですけど、HPが多くないので普通に攻撃しても良さそうです。

 ここは初期のダンジョンとしては難しかった記憶があります。何故かというと単純に暗くて…。各所にいるつちのこの後を追ってみたりします。岩で塞がれている所につちのこがいるので、それを倒すと大岩が転がってきます。インディ・ジョーンズよろしく走って逃げたんだけど(あたるとダメージ受ける)、もしかして横に落ちればそれで良かったかもしれない…。

 

 

【出会い 緑の森の少女】

 

 

 岩がなくなって通れるようになったので先に進むとムービーです。謎の言語を話す少女が現れます。フェイに銃を向け何か叫んでいますが、すぐにフェイ(プレイヤー)にも分かる言語で話してくれるようになります。少女はフェイがキスレブ兵であるかどうかを疑っていたようですが、任務中接触したラムズ(地上人)は始末するような決まりだと物騒なことを言ってます。でも、あんなことがあった後ですから、フェイは自暴自棄になっていて、殺したいなら殺せと言います。押問答していると、少女は背後から現れたフォレストエルフに襲われ気を失います。フェイは思わず「エリィ」と少女を呼びますが…

 フォレストエルフとの戦闘に勝利すると、少女に手当てをします。少女は自分の名前を「エリィ(エレハイム)」だと言いました。フェイは、そうだったなと言います。まるでエリィを昔から知っているように…。取り敢えずごはんを食べて休むことにしました。

 

 フェイは夢を見ました。幼いフェイ(?)は、列になって歩く人々を必死に追いかけますが、置いていかれます。そこに少女が現れ、手を差し出します。「一人はさびしいもんね」と少女は言いました。

 

 目が覚めたので、森の中を歩き出口を探すことになりました。歩いていると、エリィは気になっていたことをフェイに訊きます。何故死んでもいいと、自殺志願者のようなことを言ったかと。フェイはエリィにラハン村で起こったことを話します。それはエリィ自身をも苦しめることになると知らず…。

 

 あのフェイが乗っていたギアを運んできて、ラハン村に不時着したのは、エリィ自身だったからです。あのギアさえ、奴等さえ来なければこんなことにはならなかった、自分は悪くないのにと言うフェイ。エリィはそんなフェイに、自分でやったことの責任を取ろうとしないのは卑怯だと言います。フェイは、また自己嫌悪に陥り、その場に蹲ってしまいました。

 エリィは静かにその場を離れます。しかし一人になったエリィの目の前に、恐竜…地竜ランカーが現れてエリィを襲います。

 

 

【緑の静寂をやぶるもの】

 

 

 エリィの悲鳴を聞きつけ、フェイは生身でランカーに挑みます。そこへジャイロに乗ったシタンが現れます。ジャイロはあのフェイが乗ったギアを運んでいます。ランカー相手ではギアで対抗するしかないようです。あんなことがあった後だし渋るフェイですが、エリィに再び襲い掛かるランカーを倒すため、ギアに乗り込みました。

 ランカーはかなり強くてやっと倒すことが出来ました。ギアでも苦労したのに、生身でかかっていくのは無謀…。エリィはなんとか無事のようです。シタンはフェイが乗っているギアを「ヴェルトール」と呼びました。ランカーは並のギアでは太刀打ちできないようなモンスターだったみたいで、このヴェルトールのおかげで間一髪で助かったようです。しかしフェイは自衛のためとはいえヴェルトールを利用することに対して嫌悪に似た懸念を抱いています。何もかも破壊してしまう程の力が、本当に必要なのかと…。

 

 

 暗い森に夜がやってきました。ヴェルトールはパーツなどに不具合が起こっていて修理しなければならないようです。森で野宿することに。シタンはフェイが寝ているので、エリィに謎の言語で「あのギアはあなたのものか」と話しかけます。その言語はエリィが最初に出てきたとき話していた言語のようです。シタンはエリィの身元についても着ている服などから大体予想がついているようです。どこの国、組織に属しているかここでは明言しませんでしたが…。エリィが受けた教育は、地上人(ラムズ)を強く差別するもののようですが、エリィはフェイに対して明らかにそのような気持ちは抱いておらず、むしろ今回起きたラハン村の事件に心を痛めています。しかしシタンはフェイを巻き込まないように、エリィにはそっとここを去って欲しいと頼みます。エリィはフェイにひどい事を言ってしまったのを謝っておいて欲しいと言い残し、去っていきました。

 

 

【森をぬけて 王国アヴェ領土へ】

 

 

 フェイは実は起きていて二人の話しを途中から聞いていたようで、エリィがヴェルトールを運んできたことを知ったようです。しかしエリィを責めるつもりはないと言います。ヴェルトールのパーツを交換しなければならないし、森を出て砂漠の町ダジルに行くことになりました。

 ヴェルトールをそのままにして森を抜けようとすると、木々の間から空に見えたのは巨大戦艦でした。シタンはアヴェのものだと言います。正確にはアヴェに軍事的支援をしているゲブラー(神聖ソラリス帝室特設外務庁)のものです。エリィが所属しているのもここだといいます。

 500年前に建てられた神殿らしき建造物の下に遺跡が見つかったといいますが、これをキスレブに制圧されてしまったそうで、それを巡って今このように軍備を増強しているのかもしれません。あのような巨大戦艦があるということは、小競り合いでは済まず、大きな戦になる予感がします。

 

 

【とまどい 砂漠の街ダジル】

 

 

 ダジルに到着します。ここはアヴェの遺跡発掘の拠点の街です。各地から人が集まるので賑わっている印象です。街中にはアヴェの兵士もいるようですね…。目指すは「教会」がやっているギアの修理等を行う工房です。教会というのは、ギアに関しての全てを掌握しているといってもいいような組織みたいです。まだ今は謎です。

 その前に宿屋兼酒場があるというので休むために行ってみました。そこにはビッグ・ジョーとかいう男がいて酔っ払いを蹴散らしてました。独自の価値観の持ち主です。この時はまだ知らない…このビッグ・ジョーと長き付き合いになることは…(それほどのことでもない)。

 

 工房へ行きましたが、最新型の軍用ギアらしきヴェルトールのパーツなどはここでは手に入りませんでした。この工房は民用ギアの工房で、特殊パーツはイグニスの教会管区本部に発注する必要があると言います。

 つまりはここではヴェルトールのパーツは手に入らないということです。フェイはパーツが見つからなかったんだからあのギアを動かすのはもういいんじゃないかと言います。しかしシタンの考えではラハン村に近いあの森に放置するのは危険だからやはり動かしておきたいと…。あのギアを狙っているのはキスレブだけではないかもしれないと言います。

 …というかそれってつまり、ここでパーツ買うのも本当は危険なのでは…と不安になりますね。シタンはサンドバギーをレンタルして、砂漠での小競り合いで乗り捨ててあるギアからパーツをとってくると言って一人で行ってしまいました。酒場で飲んで待っててと言われてもねぇ…フェイはシタンを追いかけることにしました。

 

 砂漠を暫く進んで行くと、2機のギアを見かけます。追いかけてみることにしました。暫く進むと空に大きな円盤が浮いていて、ギアが行った方向にその円盤も向かっているように見えます。更にそれを追うかのようなギアを見かけ、必死で追いかけます。急がないと日が暮れると困っていると、バイクの集団が走って行きます。フェイはバイクを一台お借りして(奪いとって)バイクで砂漠を進むことにしました。

 暫く進むとギアが現れ、襲われます。バイクどろぼうだからかな…等と焦っていると、シタンがヴェルトールに乗って登場します。シタンではこのギアの性能は引き出せないというので、またもや渋々フェイはヴェルトールに乗って、襲ってきたトルーパーと戦います。

 

 トルーパーを倒すと、黒衣の男が現れました。傍らにあるギアはあのラハン村が燃えた時にも見たギアです。黒衣の男は、力の求道者グラーフだと名乗り、ラハン村でフェイがギアに乗るように仕向けたのは自分だと言います。それは母なる神を殺すという目的の為に、フェイを能う者にするためなんだと…。しかもグラーフは、フェイの父親を知っているようです。

 

 

 そこへ巨大なミミズみたいな形の…「ミミー」が現れます。グラーフは言いたい事だけ言って去ってしまいました。ミミーとの戦闘です。攻撃をするとミミーは燃料ちゅーちゅーという燃料吸収攻撃をしてきます。ミミーに対して普通の攻撃は0だったりするのでちょっとあせります。技を使えば少しはHPを削れますが、気功を使うという手もアリです。

 ミミーを倒すとまたヴェルトールは動かなくなってしまいました。応急的な処置しかしてなかったという事なので、仕方ないですね…。折角ミミーを倒したというのに、フェイたちは現れたギアに囲まれます。アヴェ軍のようです。やはりアヴェもこのギア…ヴェルトールを探していたのでしょう…。

 

 シタンとフェイは拘束はされなかったけれど、アヴェ軍にヴェルトールとともに捕まってしまいました。輸送艦の中でフェイはやはりグラーフの言っていたことが気になって仕方ないようで…。何故グラーフはフェイをギアに乗せ、近しい者の死によって力を引き出す必要があったのか…。

 

 

【襲撃! 熱砂のシャチ】

 

 

 様子がオカシイので窓から覗いてみると、ダジルでも話しが出ていた潜砂艦…砂漠の海賊が現れ、攻撃されてしまいました。輸送艦の角度はナナメになってしまいました。これは沈む前兆だとシタンは言います。砂も吹き出してきました。急いで部屋を出て、外へと脱出します。アヴェ二等兵や一等兵を倒しつつ外へ出ると、シタンはクレーンでヴェルトールを動かすといいます。クレーンの先へ急いで行ってヴェルトールに乗り、シタンを掌に乗せてやっと脱出です。

 

 しかし脱出出来てホっとしたのも束の間、真っ赤なギアが目の前に立ちふさがります。これは先程の潜砂艦の乗組員のようです…。赤いギアの隻眼の青年はアヴェ軍人じゃないと言うフェイの言葉には耳を貸さず襲ってきました。

 赤いギア「ブリガンディア」戦です。ワイルドスマイルで回避・命中率を下げつつチェーンウェーブ等で攻撃してきます。戦闘を続けていると、足元が不安定になり出して、ついには…大規模な流砂に飲み込まれてしまいます。

 

 

 

 その頃、沈められた輸送艦に乗っていた者達は、襲ってきた潜砂艦に救助されたようで、シタンも無事だったようです。シタンはこの潜砂艦に乗っている男と旧知のような素振りをし、その男「シグルド」もシタンのことを「ヒュウガ」と呼びます。

 

 

【脱出 大鍾乳洞! 地底の隠者】

 

 

 大鍾乳洞へと落ちてしまったフェイと赤いギアの男…この辺をシマにしているという海賊だという男・バルトは、二人で協力してここを抜けることにしました。ウロウロしていると、テラス岩のある場所に出て、人が住んでるらしき家を見つけます。そこにはバルタザールという老人が住んでいました。老人はもの探しのためにここにいると言っています。ここの鍾乳洞にも遺跡はあるので、発掘などをしているようですが…。バルタザールの話しでは、1万年以前の地層からは人骨は発見されていないとのことで、これは教会の唱える進化の系譜とは外れているというのです。バルタザールは教会の教えよりも神話を信じるとのことですが…。探しものと何か関係があるんですかね。

 神話というのは、昔神と人は共に住んでいたが、人が禁断の果実を口にしたことで神は人を楽園から追放する。追放された人は禁断の果実から得た知恵で兵器をつくり、神に戦いを挑む。神は人に勝利するが、自身もまた深い傷を負い、大海深くに眠ることにしたというものです。神の果実で得た兵器…ギアのようなもののことでしょうか…?

 

 フェイとバルトが落ちてきたことで、降砂センサーが作動して防砂壁が閉じてしまったとのことですから、降砂センサーを切って防砂壁を開けられるようにします。鍾乳洞を探しまわって2ヶ所の降砂センサーを切ります。この辺にいる敵で面倒なのはHPの多いメイフライです。防御力を下げられるのも厄介です。

 

 降砂センサーを切ったので防砂壁を開けることが出来ました。やれやれ…。

 バルトは神に対抗する巨人「ギア・バーラー」は本当に存在するのではないかとバルタザールに訊きますが、それはないだろうとバルタザールは言います。

 バルタザールがギアのメンテナンスをしてくれるというので、その間フェイとバルトは待っていますが、ギアを見ていたバルタザールが驚きの声を上げます。どうやらフェイのヴェルトールを見て驚いたようです。さっきまでと全く態度が変わってしまったバルタザールにさっさとこの鍾乳洞から出るよう言われます。ヴェルトールのことを「神を滅ぼす者の 憑代」と呟いたバルタザールは何を知っているのでしょうか…。

 

 

 防砂壁を越えていくと、鍾乳洞の出口で「カラミティ」という謎のギアが現れます。このカラミティは攻撃力が高いのでなるべく通常攻撃だけでも避けられるように、バルトのワイルドスマイルで命中・回避率を下げておきます。あとは技を使って只管攻撃します。バルタザールのところでちゃんとギア用のパーツ買っておいた方が無難です…。

 一旦は倒したと思われたカラミティが再び起き上ってきた時、フェイは今まで出した事もないような大技でカラミティを倒します。しかし技を出した本人すら、何故そんな力が出せるのかよくわかっていないようです。

 

 カラミティを倒し、ようやく外へ出ました。はるか遠くにアヴェの首都ブレイダブリクが見えます。バルトの潜砂艦「ユグドラシル」に乗せてもらうことになりました。

 

 

【海賊アジト 戦う理由、死ぬ理由】

 

 

 

 ユグドラシルでシタンと再会します。それと執事メイソンと、ユグドラシルの副長シグルドとご挨拶です。これからこのユグドラシルは補給・整備のためにアジトへ向かうそうなので、じっくり中を探索・拝見させて戴きました。

 ギア格納庫には自分達のギアと、ギアショップがありました。ヴェルトールとブリガンディアを眺めたり、知らなかったんですけど、名前を変更出来るようです。ガンルームではメイソンが内職…アイテムを売ってます。

 

 アジトへ到着すると、ギアをいじりたいというバルトは別行動です。居住区でメイソンのお茶を戴く事にしたフェイとシタン。メイソンから聞いた話しによると、バルトはバルトロメイ・ファティマという名前で、アヴェの宰相シャーカーンに滅ぼされたファティマ王朝の後継者だと言います。バルトは12年前に病死したと報じられていたのですが、実はずっとシャーカーンに幽閉されていたというのが真実だとか。その後、シグルドやメイソン等がバルトを救出し、今は海賊として活動しているとのことですが、やはり復権の準備も進めているようです。遺跡を発掘してアヴェ・キスレブのように軍事力をつけるよりも、既に両国間で発掘・整備されたものを横からかすめとるのもその方が効率が良いと考えての事…。なるほど。しかし折角戦力が整いつつありシャーカーンの率いる近衛部隊とも戦える状態になったというのに、行動を起こせない理由があると言います。それはニサン法皇府の教母マルグレーテ…バルトの従弟にあたるマルーがシャーカーンに捕らえられてしまったからだそうです。

 

 シャーカーンはアヴェとニサンを治める者がそれぞれ持っている鍵「ファティマの碧玉」を狙っているのです。この鍵は、アヴェ王国の危急を救うという「至宝」の在処を示すものだそうですが…。

 

 

 至宝とはなんなのかと話していると、バルトが現れ500年程前のアヴェ建国の絵巻物というのをスクリーンで見せてくれました。ここに描かれているものが至宝ではないかとバルトは言います。ファティマ一世は巨人の力を借りてアヴェを建国し、建国後は後世の人間の為に巨人を眠らせたと伝わっているとのこと…やはり至宝とはギアのことなのでしょうか。鍵となるファティマの碧玉についてもバルトとマルーだけの秘密なので、この時点では私達が知ることは出来ません。

 

 改めてバルトはフェイとシタンにマルー救出に力を貸して欲しいと頼まれます。しかしもう力を使いたくないと常々言っていたフェイは、ここで戦いへの拒絶の感情を露わにし、その場を立ち去ります。

 その後バルトはフェイに無神経なことを言ったと謝罪します。シタンからラハン村の話しを聞いたというバルトは、全てを失った村の子供たちのために戦の元を断つために戦う必要もあるのではないかと言います。バルトも好きで戦いに身をおいているのではなく、それが王になる者の責任だから戦っているのです…。

 その後フェイの元にシグルドがやってきて、バルトの友人になって欲しいと頼まれます。自分達では、友人になるのは無理だからと…。シグルドやバルトの話しを聞いたことで、フェイの気持ちは少しだけ変わり始めていました。協力するかどうか考えたいとシグルドに伝え、居住区で休むことにしました。

 

 

 その夜、アジトに警報が鳴り響きました。ユグドラシルのドッグに、ゲブラー特殊部隊ギア5体と、未確認の大型ギア1体が入り込んだ模様です。すぐにパイロットはギアドッグに向かうよう支持が出ますが、シタンに皆戦っている所だと言われても、フェイはギアに乗る気がおきません。グラーフが仕組んだというように、誰も彼もが戦いを欲し自分をギアに乗せようとしていると感じているからかもしれません。

 

 バルトとバルトの部下たちは、ソードナイトを倒します。シタンは整備中のギアに飛び乗りシールドナイトと戦います。シタンの話しではゲブラーの隊員たちは戦意を高揚させる「ドライブ」というものを使用していると言います。ドーピングみたいなものかな…?

 バルトとシタンでワンドナイツ2体と戦います。この敵はビーム攻撃をしてきます。2回程技をぶちこめばOKでした。その間残っているゲブラーの青年が逃げ遅れた子供たちを襲います。そこへヴェルトールに乗ったフェイがかけつけます。フェイは何故戦うのか、戦うことで何か得られるのかと侵入者に問います。フェイVSカップナイトになります。これも2回ほど技を出して勝てました。

 残るは大型ギア「シュピラーレ」です。フェイ・バルト・シタンの3人で戦うからと油断してましたが、こちらの防御力を低下させながら攻撃してくるし、結構HP高いしちょっとヒヤヒヤしました。

 

 敵を全て排し落ち着きを取り戻したアジトですが、この場所は敵に見つかってしまったのでここは必要最低限の人員を残すだけにして、去ることになります。

 

 フェイはバルトたちに手を貸す事に決めました。

 

 

→ PS「ゼノギアス」プレイ日記2 へ続く