ご無沙汰してました

最近何かと忙しくアップの時間がなかなかとれませんでした。

今年も一ヶ月切り皆さんも多忙な日々をお過ごしの事と思います、ちなみに今年の札幌は未だに街には雪もなく暖冬を予感させます。



 先日、介護支援専門員の現任研修を受けてきましたが今年が最後の研修となり今後は5年ごとに更新研修を受ける事になるようです、最後の研修には500人以上(専門研修)が集まり市内・市外近郊の半分程度のケアマネが来ていました、休憩時間には廊下で携帯電話を使って利用者や事業所と連絡を取っている姿をたくさん見ましたが、なんだか不思議な感じがしましたね。未だに禁煙できない一茶は喫煙室で時間をつぶしていました・・・・・ 3日目の研修はやっと実現した感の有る相談業務の実際でした、社会福祉士の資格者は1割もいないため皆さん新鮮な感覚で(大学の講義)聞いていたようです、暗黙知の重要性等スキルによっては聞いた事もないようなモノも有り、相談援助業務としての介護支援専門員を考える機会になりました(ケアマネ業務の一部ですが)。



 来年の改正介護保険にむけていろんな動きが出ているようです、介護支援専門員として今興味の話題は介護給付と予防給付のケアプランの関係です、担当数50件から35件に上限が設定されるのか、35件には予防給付も含めて考えるのか(現在予防給付は点数を抑えていくとのうわさ・・・)そうなると以前よりも赤字が増える計算に(点数がよっぽど高く設定しないと)独立型は完全につぶれる事になりますね、併設型も会いも変わらず問題を内在していくことに(国保連のソフトでは介護支援専門員の2重登録制によって個々の介護支援専門員の担当ケースをイロイロな条件設定のもとに引っ張ってくる事ができるようです、そうなると併設事業所のケアプランにしめる割合や、ケアプランの傾向、長時間の訪問介護、その他特徴的なプランを絞り込む事ができますので保険者はその情報から指導監査(検査)先を決めていくようです)。



 先日発表になったように予防給付のケアプランのアセスメントツールは試験運用(4000円もだして研修会に参加しました・・・・お金を返せ!・・・・)しましたが完全に廃案になったようです、今度はどんなツールをもってくるのか、不安です。介護支援専門員のなかには予防給付のケアプランは地域包括の委託業務だから委託先にならないように初めから参加しない要するに予防給付の事業所申請そのものをしないと言っている方もいます、予防給付は労働対価があまりにも低すぎるのが理由です。確かに地域包括のひも付きなんか誰もしたくありませんが、ひも付きでも何でも仕事を持ってこないと生きていけませんから・・・地域包括参りでも行きますか、、、、、なんって冗談とも本気ともつかない会話がよく聞こえてきます。



 同然ソフトの件も頭に痛いところです、予防給付ソフトと介護保険ソフトアップでさらなる費用がかかり来年も赤字決定です、どうやら国は介護保険の事業所をつぶしたいようです、すでに介護保険事業はビジネスモデルとして成立しない事業である事は周知の事実となっていますが特に居宅介護支援事業はお話しになりません・・・・よっぽど福祉に理解の有る社長様がいないとケアマネージャーは生きていけないのです(介護保険事業は企業のステータスです、ちょっと違いますがプロ野球球団を持つようなもの・・・・企業の社会貢献や利潤を還元していく姿勢が問われ、環境に配慮した企業活動も同じようなものですかね・・・)

(これからは併設事業所に仕事はふれないし、利益誘導なんか以前からいけない事でしたが今後は不可能です、意識して他事業所にお願いしていく事になるでしょう・・・・)利用者が労働者が結果的に困らなければいいですが。



 介護支援専門員を取り巻く環境は大きく変化していくでしょう、給付抑制(なんと言おうが大局はそうです)・保険料値上げ・2重登録制(賛否あり)・予防介護・など等考えただけでも気分はブルーです、職業倫理(介護支援専門員の倫理)は企業倫理や法制度によって変わるものであったはいけないように考えていますが・・・・・・・・確かに制度ありきでできた資格ですから倫理観すら法制度に縛られているように感じてしまいますが(介護支援専門員に限った事では有りませんが)・・・・・・・一茶