PCの起動時に「ロックを解除(又は「サインインする」には Ctrl+Alt+Delキーを押してください。」)というメッセージ表示が出ることがある。
また、Windows updateの構成時に強制終了させてブルースクリーンが表示されるようになった場合に、回復ドライブでWindowsを起動し、スタートアップ修復を行うことができることがある。
これにより、ブルースクリーンを表示させないようにすることができても、それ以後「ロックを解除(サインインするにはCtrl+Alt+Delキーを押して得ください。」というメッセージ表示が出るようになることがある。
ローカルセキュリティポリシー設定を使用して、「Ctrl+Alt+Delキーを押してください。」の表示が出ることを、「有効」又は「無効」に設定することができる。
手順
1.タスクバーの左寄りにある「ここへ入力して検索」へ「secpol.msc」と入力。
2.Enterキーを押す(「ローカルセキュリティポリシー」が表示される)。
3.「セキュリティの設定」にある「>ローカルポリシー」の「>」のマークをクリック。
4.下に表示された「セキュリティ オプション」をクリック。
5.右側に表示された「対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない」をダブルクリック。
6.「ローカルセキュリティの設定」のタブで、「有効」又無効」をクリック。
※.デフォルトでは未定義なので、どちらも選択されていない。
7.「OK」又は「適用」のボタンをクリックして設定は完了。
※.「ローカルセキュリティポリシー」が開いている場合は、「V」のマークを「>」に戻すなどしてから閉じる。
ローカルグループポリシではデフォルトの未構成、有効と無効の3つの選択肢がある。
一度有効か無効のどちらかを選択すると、デフォルトの未定義に戻ることはない。
これをデフォルトに戻すには、レジストリエディターでレジストリの編集を行う必要がある。
手順
1.タスクバーの左寄りにある「ここに入力して検索」へ、「regedit」と入力。
2.「OK」のボタンをクリック。
3.ユーザーアカウント制御で、「はい」をクリック。
4.「レジストリエディター」が開くので、次の順に「>」のマークをクリック。
「>HKEY_LOCAL_MACHINE」⇒「>Software」⇒「>Microsoft」⇒「>Windows」⇒「>CurrentVersion」⇒「>Policies」
5.「>System」のフォルダー名をクリック。
6.右側のペインの「DisableCAD」をダブルクリック。
7.値が「0」の場合は「無効」、「1」の場合は「有効」となる。
8.デフォルトの未定義に戻す場合は、「DisableCAD」を右クリック。
9.コンテキルトメニューの「削除」をクリック。
10.「この値を完全に削除しますか?」で、「はい」をクリック。
11.「V」になっているマークを「>」に戻してから、「レジストリエディター」を閉じる。
12.「エクスプローラー」を開いて置く。
13.スタートボタンを右クリックして、「タスクマネージャー」をクリック。
14.「プロセス」のタブをクリックし、「エクスプローラー」を右クリック。
15.コンテキストメニューの「再起動」をクリック。