今回のゲッターロボ號の動画について(その9 翔と2号機) | 無敵動画堂高田のブログ

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無敵動画堂 というサークルで、アマチュアアニメを製作している者が、アニメや特撮について語ります。

 先日、載っけることが出来たゴーバリアンのアニメ。

 これに続いての

ブログに載っける用アニメ第2弾として ゲッターロボ號

(過去の動画は、上記からリンクをたどって下さい)

 そしてついに第3弾……完成~!!

 何のことはない。第2弾の動画を、原作版風デザインに直してみた、というものでした。

 (動画へは、上記からリンクをたどって下さい)

 さて、実際の作業です。 

 創った本人がビックリするというか、ガッカリするレベルで前の動画と印象が変化しなかったのですが、

 効果の稲妻とかを除き、ほぼ全ての絵が描き直しだったのです。

 本当です。

 嘘ではないことを、前回の作画と、今回の作画を並べることで、証明していきます!

 

 翔ちゃん

 ↓今回の作画 

 

↓前回の作画

 

 號同様、マジで別人だろ? なんでこれが、設定上、同一人物なんだ?

 まぁ、TVアニメ版は、石川賢先生ではなく、永井豪先生のデザインをベースに設定をおこしているので、違うのも当然ですが……。石川賢先生は、永井豪版(TVアニメ版)に、もう少し似せよう、という意識はなかったのだろうか?

 ……って、実は、翔に関してだけは、石川賢先生、TVアニメ版(永井豪版)デザインに寄せようとして、髪型がほぼ同じになる時期が、一時期、あります。一時期だけですが。

 

 ↓ 少年キャプテンコミックス 2巻 134P

 

 

 閑話休題

 

 今回のアニメを作るにあたり、実は翔のデザインも悩みの種でした。

  というのも、翔の目のデザイン

当初は特徴的なグルグル目が標準態なのですが、

 

   ↓少年キャプテンコミックス 1巻 162P 

    特別な表情の表現ではなく、常態が、この目だった。

 

 

 途中から、割と普通の目の表現に、キャラクターデザインそのものが変化してしまうのです。

 

   ↓少年キャプテンコミックス 2巻 53P

    連載途中から、こんな感じの、普通の目になります。

 

 

 グルグル目の印象が個人的には強かったので、そちらのデザインでいく事としました。

  ただ、黒目に色を付けないでいた方が、より原作のイメージに近くて、良かったかもしれないですね。

  あと、ヘルメットの各部の模様、もっと細く、小さく、丸みがあるイメージで描くべきでしたねぇ……。(一応、額の「G」の文字は、以前の作画より、グンッと細く描いたつもりですが……まだまだ大きく描きすぎですねぇ) 

 どうしても、TVアニメ版のイメージを引きずってしまい、原作版とは違うラインで作画してしまったところがあります。

(普通に、原作を横において、それを模写しろよ、て? タハハ……なんでそれをしないんでしょうねぇ? 自分でも良く解りません。

 なぜか、一旦頭の中でイメージを固定して自分なりの設定画を描いて、その後は元の絵を見ずにそちらを基に作画する、という行動をとってしまうのです……)

 

 2号機

 ↓今回の作画

 

↓前回の作画

 ドリルの形状(先端だけじゃないよ! 全体の螺旋のディテールがまるで違うよ! 面倒くさかったよ!)

 ドリルの付け根の形状(小さくて、解らないかな? 筋彫りが入っているだけじゃなく、ギア状になっているんです)

 双胴部の上の方に出ているビーム砲(?)らしきもの

 コックピット周りの形状

 

 が違いますが、3機の中では、比較的TVアニメ版との違いが少なかったです。

 もっとも、2号機に関しては、変形方法がまるで異なる為、

作画はやっぱり全面描き直しだったんですけどね。