先日、載っけることが出来たゴーバリアンのアニメ。
これに続いての
(過去の動画は、上記からリンクをたどって下さい)
そしてついに第3弾……完成~!!
何のことはない。第2弾の動画を、原作版風デザインに直してみた、というものでした。
(動画へは、上記からリンクをたどって下さい)
さて、今回このネタで行こうと決めた後、実際の製作に入る前に、難題がいくつかありました。
・ゲッター號なのか、ゲッター1なのか?
・ローター(ブーメランソーサー)パーツの処理はどうする?
・背中の処理はどうする?
・背中の処理はどうする?
最大の難問、背中の処理、です。
(続き)
↓少年キャプテンコミックス 5巻 25P
上記カットで分かる通り、後期版、1号機の機首や、2号機の本体そのものが消滅!!
2本のロケットが背中に付いているようなデザインになってしまうのです。
・背面は、前期版でいく
・後期版デザインを尊重。1号機機首、2号機機体中央本体を、分離するカットを入れる
(2号機のロケット部のみ背中に合体し、他のパーツは合体しない余剰パーツとする)
このどちらかの選択、という事になろうか……?
でも、どちらの案も、私個人として、なにか釈然としない。
何か、何か私自身を納得させることが出来る良い方法は無いのだろうか……?
(まぁ、単に私自身の個人の想いの問題です)
その方法を求め、再度原作版を読み込む。
すると、何と下記のようなカットが。
↓少年キャプテンコミックス 4巻 78P
これ、第4巻における、後期版初登場シーンの一連です。
眉間にビームランプみたいな物があったりと、後の後期版とも微妙にデザインが異なる初登場シーンなのですが(このシーンに限らず、原作版は、コマによってどんどんデザインは変化します)左側のコマに注目。
ちゃんと両サイドのロケットの間に、
ドリルが描かれている
じゃないですか~~~!!
つまり、石川賢先生、
最初は後期版も背中のデザインはいじらず、
前期版と同じでいくつもりだったのですね。
その証拠を見つけたわけです。
もちろん、結果的には、その後、背中のデザインは変更されていくわけですが、
とにかく、背中は前期版と同じのままの後期版、を、
発見したわけです。
私の心情的には、これでOK。
背中は、基本的に前期版のデザイン。
ただし、前から見た際、後期版のデザインと極力同じに見えるように、キャタピラは収納。
1号機の機首も、消滅はさせないが、(本当は、最後の決めのカットでは、消滅させていますが)極力目立たないようにして、前から見ると、普通に後期版デザインで作画したように見えるようにする。
今回のアニメは、そういう方針で作ることにしました。
さあ、いよいよ実際の作画作業開始です!
作業を始める前に、マジでこんだけの問題で、悩みまくっていたのです。
端から見るとどうでもいい些末な事で悩んでいるアホにしか見えないでしょうが、私本人は、大真面目に悩みました(笑)