天窓に 主はいまさじと 雲仰ぐ
雲見れば 荼毘の煙や 集ひけむ
春立てる 涙空かな 雲一つ
一句目は最近詠んだもの、他の二つは、以前に書き溜めていたもので
す。
来週の金曜日から中間考査で、少し暗い気分になっているからでしょう
か、こういう割と欝なものが目に付きます。個人的には、自分なりの味もでているかな、と思っているのですが。
天窓に 主はいまさじと 雲仰ぐ
雲見れば 荼毘の煙や 集ひけむ
春立てる 涙空かな 雲一つ
一句目は最近詠んだもの、他の二つは、以前に書き溜めていたもので
す。
来週の金曜日から中間考査で、少し暗い気分になっているからでしょう
か、こういう割と欝なものが目に付きます。個人的には、自分なりの味もでているかな、と思っているのですが。
高3になりました。
ブログの一番上に「十六歳」と書いてあるのは、年齢詐称ではなくて、変え方がわからないんです、恥ずかしながら。
で、かなり長い間、記事を書くのをお休みしてた訳ですが、これには二つ ほど理由がありまして。
まず、去年の三学期と春休みの間については、前に言った通り俳句があまり浮かばなくなったのと、載せる気にならなかった、というのが正直なところです。
もうひとつは、つまりこの四月からに関しては、全く載せる余裕が無くなったのが理由です。 うちは進学校なのですが、高3になると一気に雰囲気がガラリと変わって受験体制になり(当たり前ですが)、同時に授業の進度も格段に上がって、ついていくのが精一杯なものになり、ブログを見る時間がとれなくなってしまったのです。
ある程度授業に慣れてきたのと、ゴールデンウィークなのとを利用して、こうしてキーボードを叩いている次第でございます。
ま、「時間が無い」とか言っときながら、本屋に立ち寄って「宝の山やぁ」などとつぶやいてたんですけどね。
そんなこんなで、また俳句やら愚痴やらを載せていこうと思うので、このブログを見てくださってる酔狂な方々、どうぞよろしくお願いします。
やさしきは 中也の歌や 沼の底
流星は イーハトーヴを 過ぎぬらむ
どちらもずいぶん前の句です。「イーハトーヴ」は宮沢賢治の童話にある架空の村で、賢治の故郷をモデルにしていると言われます。
図書館で中也と賢治の詩集を立て続けに借りて、読み終わった後に詠んだものと思われます。
初恋や 空にちらばる わが心
初恋はとうの昔に破れたというのに、気を許すとこんな句ができてしまう。自分の心をもてあましている今日この頃です。
最近俳句を載せなかったのは、もうひとつに週間俳句への投句を考えていたからです。「週間俳句」とは、俳句の投稿を受け付けている、ブログ形式のウェブ雑誌で、そこに俳句を投稿すると、その句はこちらには載せられなくなってしまうのです。そのため、どの句をそちらに投稿するのかが決まるまで、こちらに投稿できませんでした。
週間俳句への投句は一旦すみましたので、また俳句をこちらに載せていこうと思います。
昨日、うちの高校で卒業式がありました。
もう先輩達の制服姿を見る事は無いのだなあという感慨と同時に、これでもう校内に「先輩」は居なくなってしまった、自分が一番上の学年になってしまったと、すこし寂しい思いにとらわれました。
また、卒業生の激励会を兼ねて、春に辞めていたバレーボール部に久しぶりに行って、気持ちのいい汗を流してきたのですが、今朝目覚めると・・・・体中筋肉痛で、起きあがるのさえもしんどかったです。続けてやっていない代償って怖いものですね。
なんていうか、久しぶりの更新がこんな雑談ですいませんでした。
2011年、明けましておめでとうございます。
思えばこの「蒼氷」をたちあげてから、すでに八ヶ月が過ぎたわけで、はやいものだなぁとひとり感傷に浸っている今日このごろです。
このブログはもともと、神経衰弱の苦しさを紛らわすために書き殴ったものを、家族以外の人にも読んで欲しいと思って立ち上げたものでした。
それ以来、コメントでの励ましの言葉や、連句などの交流をつうじて少しづつ回復し、今では再発予防に薬を飲んでいるだけで、それ以外は全く平常どおりに、学校に通うことが出来るようになりました。
皆様のおかげだとおもっています。昨年は本当に有り難うございました。
今年もまた、僕とこのブログを、どうぞよろしくお願いします。
今月の十八日に、期末考査の勉強による寝不足のせいか異様にハイになって、四句も作ってしまいました。
夕暮れや 紫霞 山覆う
やれ遊べ 森を揺らせよ 天狗の子
紀氏哂う なんじら愚なり 夜空言う
国道や いくつ殺した とりけもの
二句目は(以前似たような句を連句に使った気もしますが)、「天狗倒し」という怪奇現象から連想しました。
夜、山のほうでバリバリバリッと木が折れるような音がするのに、次の日いってみると何もおこっていない。一種のポルターガイストのようなものです。
この句を詠んだ時は、激しい風で森がすごい揺れ方をしていて、そこで天狗倒しを思い出して、でも木は折れてないから子供かなぁと思って、こういう句になりました。
三句目は、説明がいらない人もいるかも知れませんが、「杞憂」が元ネタです。夜空があんまり黒くて、深くて、本当に落ちてきそうで怖かったんです。
四句目は・・・ご覧のとおり、文明批判の句です。この時が初めてでは無く、自分がアスファルトを踏みつける足音が、「ギャッ、ギャッ」という、動植物たちの悲鳴に聞こえることがあるのです。その時の感覚を、率直に句にしてみました。
「くるま」という、四句目に似た主題の詩があって、それもまた載せてみたいなと思っています。
再開一発目ですが、瑠奈からもらった詩の中に、ぼくが以前作ったものと同じく「夜」を主題にしたものがあったので、ここに一緒に載せることにしました。
居場所 ー瑠奈 作ー
私は夜が好きだった
夜だけは世界が私と同じになるから
夜だけ私は楽になれた
夜が私の居場所だった
時を経て夜にガス灯が点いた
夜も明るいままになった
夜になっても僕は楽になれなかった
僕の居場所は無くなった
ガス灯が電灯になってLEDになっても
僕は居場所を探し続けた
もちろん居場所は見つからなかった
僕は独り夜空だけを眺め続けた
朝を恨む ー七無し 作ー
ああ日が沈む 夜が来る
月のかがやく 夜が来る
星のまたたく 夜が来る
人みな眠る 夜が来る
疲れをいやす 夜が来る
ああ日が昇る 朝が来る
日差しの照りつく 朝が来る
雲の流れる 朝が来る
鳥の鳴き交う 朝が来る
苦しみ始まる 朝が来る
いっそ朝なぞ来ないなら
いっそ眠りの覚めぬなら
僕は星々の仲間になって
空の広さを称賛しながら
いつまでもまどろんでいられるのに
ああ容赦なく 朝は来る
そう嘆いている僕を見て
まいにち朝寝て夜起きる
見えない僕のともだちが不意に
おかわいそうにとつぶやいた
朝に夕に 吾はしわぶく 恋の火の
消え残りたる 煙がゆえに
慣れない恋の短歌ですが、如何ですか?
それともう一つ、お知らせがあります。
期末考査が近いので、更新はしばらくお休みします。
一週間半ほどで、再開しますので。
この詩は、僕の友達の、HN瑠奈さんが寄稿してくれたものです。
他にも何作かあるので、順次紹介していきたいと思います。
彼は苦しんでいた その苦しみを吐き出すことも出来ず
彼の苦しみは 人を傷付けるから
吐き出せないその苦しみは彼を内側から侵していった
彼の気が狂う程に
苦しみは彼を狂気に駆りたてる 他の人を傷付けたいと
彼はこれに抗い続けた 他の人をまもるため
彼は強固な仮面を被った 少しでも苦しみをもらさないため
だから誰も彼に気付かなかった
爆弾や災害から他人を守る人は英雄と呼ばれる
彼は他人を守っていても英雄と呼ばれることはない
誰も守られていることに気付かないから
彼自身が爆弾であり災害であったから
彼の狂気はいつしか自分へ向いた
誰か自分を壊してくれ 苦しみから救ってくれ
それが彼の願いになった
彼は一人で他人を守り続け
狂気も苦しみも全てを抱えて”今”を生きる
”過去”も”未来”も 彼にとっては意味を成さない
彼はただ”今”を戦い続けるだけだから。