今月の十八日に、期末考査の勉強による寝不足のせいか異様にハイになって、四句も作ってしまいました。
夕暮れや 紫霞 山覆う
やれ遊べ 森を揺らせよ 天狗の子
紀氏哂う なんじら愚なり 夜空言う
国道や いくつ殺した とりけもの
二句目は(以前似たような句を連句に使った気もしますが)、「天狗倒し」という怪奇現象から連想しました。
夜、山のほうでバリバリバリッと木が折れるような音がするのに、次の日いってみると何もおこっていない。一種のポルターガイストのようなものです。
この句を詠んだ時は、激しい風で森がすごい揺れ方をしていて、そこで天狗倒しを思い出して、でも木は折れてないから子供かなぁと思って、こういう句になりました。
三句目は、説明がいらない人もいるかも知れませんが、「杞憂」が元ネタです。夜空があんまり黒くて、深くて、本当に落ちてきそうで怖かったんです。
四句目は・・・ご覧のとおり、文明批判の句です。この時が初めてでは無く、自分がアスファルトを踏みつける足音が、「ギャッ、ギャッ」という、動植物たちの悲鳴に聞こえることがあるのです。その時の感覚を、率直に句にしてみました。
「くるま」という、四句目に似た主題の詩があって、それもまた載せてみたいなと思っています。