山のぐろぶ -45ページ目

折り返し

一日中「積雪」に追われる日々も今日で折り返し。
感覚や推測ではなくて事実やデータに語らせることにいかになれていないか思い知らされています。
いい機会なので、思考回路のフォーマットを改善していきたいと思います。

ちょっと疲れも見え始めてきていますので体調管理をしっかりしないといけません。

とても寒いフィールドワーク

栂池でフィールドワーク。風があってとても寒い。

全く新しいことではないけど全く新しいことのように吸収しないとついていけないのかもしれません。
頑張ってきます。

試行錯誤の日々

JAN(日本雪崩ネットワーク)講習会2日目。
思い込み・勘違い・うろ覚えが今日もクリアになっていきます。でもその道のりは疑問と解決の繰り返し。
明日からは本格的にフィールドワークです。

目からウロコ

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JAN(日本雪崩ネットワーク)主催のレベル1講習会1日目。雪崩の理論や積雪の構造はいままでやってきたけど目的がわかりにくかったものが、はっきりわかるようになりました。
ビーコンレスキューはデジタルを推奨しているのに、ビーコンの高度な機能を信頼するなという考え方が印象的でした。
気象については今まで独学的な部分が多かったけど、専門の方に直接話を聞き直接質問をぶつけることができました。

あまり具体的ではないけど、初日から得るものがある講習会です。

宿に帰ってもみんなで復習会。
先は長いけど、雪漬けの生活がスタートしました。

写真は現在の男部屋

おはようございます

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白馬です。
昨夜から湿った雪が降り続いています。

白馬の天気

長野生活が一週間近くになりました。
知らない土地ですがいちおうひととおりの毎日アサイチチェックはしています。
昨日は若狭湾に届いていたJPCZの雲が昨夜から能登半島の北を回り新潟県に達しています。
毎日雲予想を見て思ったことは、新潟県・富山県・岐阜県と接する長野県はよほど強い気圧配置か雲に高さがないと雪雲が入らないということです。
妙高と長野、糸魚川と白馬と大町と松本いずれも気象のスケールでは近距離ですが、ここ最近の弱い冬型では天候にはっきり差がでます。
これらがどこも雪になる時は逆に大きな雪雲に支配されるときなのでしょう。
明日から今月いっぱいしっかり講習会なので、ただ観測技術を学ぶだけでなくそんなローカルな天候のことなど肌で感じてきたいと思います。
勿論全国から集まる人との交流も楽しみです。
そう考えると気合いが入りますが、気負わず楽しんできたいと思います。

迷走 のち コルチナ

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今日は雨飾山P2の予定でいましたが、天候が悪いのと朝から体が重く、とりやめにしてレストにしました。
朝方東京に1日だけリフレッシュに行ったukbikeさんが奥さんと現れる。
ゆっくりご飯を食べてチェックアウト。さて次の宿に入れないので、どこか行こうとなりシャルマン火打パトロール室へ向かうが糸魚川はかなり強い雨。意気消沈してリターン。
午後券でコルチナです。
まず稗田山第2を滑り、3日前にかなりやられた向かいのジャイアントでリベンジならず、稗田山第1の大回りが気持ちよく決まったので、僕はそれで終了しました。

妙に高い山

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三田原山2300点より妙高山

大斜面に行ってみた。
天気がよければという条件付だったけど、予報に反して快晴。
白馬から妙高のアクセスは70キロ。
杉の原スキー場のトップからアクセス。最初の沢で先行者に追いつく。先行Pは正面の尾根に取り付いていたが、左の尾根に取り付いて先に尾根に上がり、外輪の南斜面をトラバース気味に2300点まで。
ふもとは感じなかったけど2000mを超えると風にたたかれているところがある。
妙高山を眺めて降りるならここだと思ったけど、北斜面は登ってきていないので様子も分からないし
初めてのエリアなので勝手が分からないし、ということで南斜面を池の峰まで1000m近い大滑降。
出だしはいかにも山の雪という、固かったり吹きだまっていたり団々だったりというバーン。
次第に風のあたらない柔らかいところを縦に落すと小ダケカンバもなくなり広いオープンバーン
オープンバーンの下は針葉樹のなかの日陰だらけのうねうね地形。ブラインドだらけでも邪魔な木がなく快適
細くなっていく尾根をすぎてブナ林に入るとはじめは大きな岩に大きなマッシュができていて遊園地のよう。
最後は巨木ぶなぶなのツリーランで池の峰コルへ。のんびり林道をラッセルしてスキー場にもどりました。
3時間半の快適トリップは、大斜面にバリエーションがあって素敵でした。
天気もよかったので出来過ぎですね。


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針葉樹ツリーで大休止の図

鬼無里

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戸隠から白馬へ戻る。
途中鬼無里を通れば近いけど、鬼無里は道が怖い。
ナビの言うがままにまんまと峰方へ抜けてしまった。

鬼無里という村は昔、平安のころに京から流された紅葉という高貴な女性が、山賊になり旅人や村人を襲っていた。鬼女と呼ばれた紅葉はやがて捕まり処刑され、鬼のいない里ということで鬼無里となったとか。
この山里、家に特長がある。マンガ日本昔ばなしの世界。

飯縄山

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ukbikeさんの案内で飯縄山へ。
戸隠スキー場の瑪瑙山からスタート。まずはひと滑り。スキーが走る楽しいパウダー。
飯縄山に登り返して戸隠中社に降りる尾根へ。
再びリフトで瑪瑙山に登り飯縄山へ向かって滑り少し移動してメローなオープンバーンから大きく外周を回ってゲレンデへ戻った。
素晴らしい山と人との出会いをさせてくれたukbikeさんに感謝!